第31回 概要

2017年2月2日

日時

2017年2月2日 午後2時00分~

出席者

藏本一也 委員長、鈴木秀美 委員、難波功士 委員、
福井澄郎 社長、宮前周司 専務取締役、事務局

委員会では冒頭、社長から「今年は「あるある大事典」問題発生から10年で、どうやって若い世代に引き継いでいくか、難題が多いが、頑張っていきたい」など当社のおかれた状況や放送業界における課題などについて報告を受けました。

「あるある大事典II」問題発生から10年に関して

2007年1月発生の「あるある大事典II」の捏造問題発生から10年が経つことを機に、関西テレビから放送倫理に関する取り組みなどの報告を受けました。報告によると、10年前の出来事を改めて考える仕組みや、問題以降に入社した若手社員も含めた放送倫理に関する全社的なシンポジウムを開催するとのことです。
これについて委員からは「社内での取り組みにとどまらず、広く視聴者の皆様に発信していくべきではないか」という意見を出しました。

視聴者からの意見等について

2016年10月から12月放送分の視聴者からの主な意見とその対応について確認しました。その結果、人権侵害に該当する事案はないと判断しました。

  • 別々のバラエティ番組のクイズで、京都弁の「おこしやす」と「おいでやす」について、それぞれ違った解釈を回答としていたことについて、両方を見た視聴者の方から「同じ放送局が作っている番組で正反対の答えを出している事はどういうことでしょうか」という苦情が寄せられたとの報告を受けました。
    委員からは「言葉は使っているうちに使い方が変わったり、諸説があるので、クイズの題材とするのは難しいのでは」と意見しました。

社員から委員への直接通知について

この期間における社員等からの直接通知案件は、ありませんでした。

次回、第32回委員会は、4月24日(月)に開催する予定です。

以上