第1回 概要

2009年8月6日

(旧)関西テレビ活性化委員会では、6月末に委員の任期が満了することに伴い、今後の委員会の方向性などを協議し、名称を含む改組などを全委員の賛成で下記の通り決定しました。
そして7月30日(木)午後、新委員全員の出席によって、第1回の委員会が開かれ、今回の改組に伴う委員会規程の改定案が承認されました。また、委員の互選により、蔵本一也委員が新たに委員長に就任しました。
続いて委員会では、本年4月から6月までの、視聴者からの意見やその対応などを確認しました。その結果、重大な人権侵害にあたるものはないと判断しました。
なお、次回の定例委員会開催は、10月中旬を予定しています。

委員会の態勢について

  • 名称
    オンブズ・カンテレ委員会

    委員会では、従来からの役割として「オンブズマン機能を重視する」ことを強調する具体的な意味付けが必要と考えられていたほか、語呂の良さなどから、この機に「オンブズ・カンテレ」へと変更することになりました。

  • メンバー構成
    委員会活動の積極性の観点から、「よりコンパクトで、若く、機動力を高める」ことを目指して、委員数を3名としました。
    視聴者への人権侵害を審議する機能、そして内部的自由を保障する機能など、これまでの委員会の流れを踏まえたうえで、旧委員のうちから、企業・消費者専門として蔵本委員、法律学者として鈴木委員、メディア・社会学者として難波委員の3委員が、メンバーとして、引続き活動することになりました。
  • 開催間隔
    旧委員会同様、定例は3ヵ月に1度の開催ですが、事案発生時等は随時開催とします。

委員会の活動内容について

旧委員会の4つの活動内容のうち、以下の項目を引続き行ないます。

  • オンブズマン機能
    視聴者情報部集約の意見、批判、苦情などを、吟味・検討し、調査を指示したり、当社に改善策を求めます。放送による人権侵害などの抗議、苦情に関しても、独立した立場で調査・検証し、当社に救済措置などの改善策を求めます。
    これまでの委員会で扱っていた視聴者対応連絡会内容に加え、放送倫理会議で扱われた内容を中心に専門家の立場から意見を述べます。
    また、取り扱う対象は、関西テレビの放送番組・事業イベントのほか、BPOなどで扱われた重要事案についても、放送の将来を見据えた委員会独自の視点で話し合います。
  • 内部的自由(制作者としての良心の確立)の保障について
    当社の番組制作に携わる者が、放送番組基準に沿わない、良心に反する業務を命じられた場合など、事実関係を調査し、当社に対し注意喚起・改善などを求めます。
  • 特選賞について
    独自の表彰制度を持つ意味は重要と考え、前向きに良質な番組や事業イベント等の制作を推奨する委員会として、これまでのように、他とは違った視点で表彰します。

※従来、委員会が見解を発表していました「コンプライアンス・CSRレポート」については、委員会とは直接関係なく、関西テレビが今後も半期毎に視聴者の皆様や社会に対し発表していくことになっています。

以上