オンブズ・カンテレ委員会 特選賞の決定について

2018年4月27日

4月27日(金)に第36回オンブズ・カンテレ委員会が開催され、「オンブズ・カンテレ委員会特選賞」2部門の賞が次の通り決定いたしました。

※ 番組・DVD部門

特選賞

報道センター「報道ランナーにおける森友問題音声データスクープ」
2017年8月からシリーズで放送

委員の講評(抜粋)

  • 大阪は森友問題がおきた地元であり、関西テレビが音声データをスクープし放送したことは、今も続いている事件の解明のための各方面の取り組みにとって大きな意義があった。全国レベルの政治ニュースであるが、その中で、関西テレビが音声データをスクープしたことは、関西の視聴者からみて関西テレビの存在を高めることになった。
    粘り強い取材で問題点を浮き彫りにしたことは大いに評価できる。
    放送と通信の融合という流れの中で、民間放送局の存在意義がますます問い直されている昨今、こうした地道な調査報道によって関西テレビの存在感を高めることは非常に重要。
※ イベント・映画・ その他活動部門

特選賞

東京コンテンツ事業部・コンテンツ事業部「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 MIPTV2017 におけるアジア・ワールド・プレミア・スクリーニング上映」2017年4月3日~4日 開催

委員の講評(抜粋)

  • 上質なコンテンツを作るだけではなく、せっかくのコンテンツを、どのように世に広め、そこから収益を得ていくか。今、放送局が取り組むべき喫緊の課題に、真正面から取り組んでいる。関係部局の協力体制もよい。
    「CRISIS公安機動捜査隊特捜班」は素晴らしいテレビドラマだと思うが、それがカンヌの映像コンテンツ見本市で「アジア・ワールド・プレミア・スクリーニング」作品に選ばれて上映され、そのために関西テレビのいくつかの部署が横断的に団結したことが表彰に値する。
表彰について

委員会終了後、各部門の特選賞作品・活動の担当者に、委員から賞状、副賞目録が授与されました。

以上