第34回 概要

2017年10月27日

日時

2017年10月27日 午後2時30分~

出席者

藏本一也 委員長、鈴木秀美 委員、難波功士 委員、
福井澄郎 社長、宮川慶一 専務取締役、事務局

委員会では冒頭、社長から上期の業績について、「ネットタイムのセールスが思った以上に厳しかったことや、スポット収入の落ち込みにより、上期は5,000万円強の営業損失を計上することになりました。これを受けて下期の予算を修正しまして、通期で15億円程度の営業利益を確保する計画です」と、当社を取り巻く状況について報告がありました。

そのほか議事の概要は次の通りです。

「危機管理マニュアル」の改訂について

「危機管理マニュアル」を3年ぶりに改訂したことが担当部署から報告されました。
ネット環境が変化していることから新たなリスク要因を追加したり、対外的に発表する場合に必要に応じて事前に社内にも報告することや、リスク発生時の記録・保管方法など、主な改訂ポイントについて説明が行われました。
委員からは、「リスク発生時に、事務局をどこが務めるのか、危機レベルを判断するリーダーを誰が務めるのか、連絡指揮系統などを明確にしておいた方がいい」といった意見を出しました。

事例集「愛する大切な番組を守るために」の改訂について

番組制作上、気を付けた方がいいと思われる過去の事例を中心に構成した事例集「愛する大切な番組を守るために」の第2版を作成していることが報告されました。第2版では、2014年に作成した初版以降に発生した事例を新たに追加し、今後、制作現場の担当者などに配布し、番組作りに役立ててもらいたいと考えている、という説明を受けました。

視聴者からの意見等について

2017年7月から9月放送分の視聴者からの主な意見とその対応について確認しました。

  • あるバラエティー番組で「催眠術師が出演者に催眠術をかけるところを録画で見ていたところ、自分も実際にかかってしまいました。手が頭上で固まってしまいほどけなくて大変でした」という意見が視聴者から寄せられました。
    この件について、委員からは「変に興味を誘って催眠術にかかりやすい人が録画などで見て、どんどんかかってしまったら大変なことになる。催眠術を番組で扱う際は、細心の注意を払った方がいい」といった意見を出しました。

社員から委員への直接通知について

この期間における社員等からの直接通知案件は、ありませんでした。

次回、第35回委員会は、来年1月29日(月)に開催する予定です。

以上