第12回 概要
2012年4月13日
日時 |
2012年4月13日 15時00分〜 |
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出席者 |
蔵本一也 委員長、鈴木秀美 委員、難波功士 委員、 |
委員会では冒頭、福井社長より委員に対し2011年度の業績や、2012年度に向けての予測や4月改編後の視聴動向など当社の最近の概況が説明されました。議事の概要は次の通りです。
視聴者からの意見等について
2012年1月から3月放送分の視聴者からの主な意見とその対応について確認しました。
その結果、特に人権侵害に該当する事案はないと判断しました。
1月に放送されたバラエティ番組で、出演者に離婚の財産分割について説明してもらったところ、視聴者から「自動的に分割されることはない」などとする意見が寄せられ訂正したことについて、委員より「離婚したときの財産分与は、家庭の法律みたいな本を見れば、書いてあるような話で、リサーチが甘いなと思いました」といった意見が出されました。
2月の深夜バラエティ番組で、女性のタレントに高所作業であるビルの窓拭きに挑戦させた企画について、委員より「倫理的に問題がある。危険な作業ということもあるし、こういう仕事をさせるというのはやっぱりよくない」といった指摘がありました。
放送倫理会議について
反社会的勢力に対する対応に関して、当社でも基本方針と指針を発表しており、4月改編の新番組から契約書に盛り込んでいく作業を進めている旨説明がありました。
また、2月放送の医療をテーマにしたバラエティ番組について、慎重に取り扱わなければならないことから、企画段階から倫理会議でも議論を重ね、企画段階で懸念した問題について、現場等で議論を重ねて番組を仕上げていった旨報告されました。
社員から委員への直接通知について
この期間における社員等からの「内部的自由の保障」に係る直接通知案件は、ありませんでした。
特選賞について
2月下旬に社員による第一次審査、3月に委員による第二次審査を行い、委員による採点を集計し、確認のうえ特選賞を決定しました。放送番組・DVDの部門ではドラマ「レッスンズ」が選ばれ、イベントや映画、その他活動部門では、映画「阪急電車」が満点で選ばれました。なお、表彰は委員会終了後本社内の会議室にて役員・社員が参加した公開形式で執り行いました。
詳細につきましては、「特選賞決定について」をご覧ください。
次回第13回委員会日程について
2012年7月20日(金)開催予定
以上