第29回 概要

2016年8月8日

日時

2016年8月8日 午後2時00分~

出席者

藏本一也 委員長、鈴木秀美 委員、難波功士 委員、
福井澄郎 社長、宮前周司 専務、伊東亮 取締役報道局長、東京支社放送倫理担当、
報道技術部長、事務局

委員会では福井社長から、5月、6月に行われた人事異動に伴う新たな体制について、報告を受けました。

議事の概要は次の通りです。

熊本中継車給油割込み問題を受けた再発防止策について

4月に発生した「熊本での中継車給油割込み問題」を受けて、報道局と制作技術局によって作成された再発防止策について、担当部署から報告がありました。
再発防止策は、「被災者のために、被災者の気持ちに立って取材する」とした基本姿勢をベースに、現場で取材・中継するスタッフが、それを実践し、より良い報道を可能にするためのバックアップ体制の構築やFNNとともに災害報道の在り方を考えていくとしています。
これについて、委員からは「突発の災害取材、中継時におけるリーダーを明確にしたことや、ロジスティックス(後方支援)体制を整備したことは良い」といった意見を出しました。

視聴者からの意見等について

2016年4月から6月放送分の視聴者からの主な意見とその対応について確認しました。その結果、人権侵害に該当する事案はないと判断しました。
一方で、この期間のニュース番組において、ミスによる映像の間違いなどがあったことの報告がありました。
委員からは「記者としての基本的な事項。様々な企業において現場の力が落ちていると言われている現在において、現場の人たちが自己研鑽をしていかなければならない」と意見しました。

社員から委員への直接通知について

この期間における社員等からの直接通知案件は、ありませんでした。

次回、第30回委員会は、11月4日(金)に開催する予定です。

以上