第43回 概要

2020年1月27日

日時

2020年1月27日(月) 午後2時~

出席者

鈴木秀美 委員、難波功士 委員、羽牟正一 社長、谷口泰規 常務取締役、大場英幸 取締役事務局

欠席者

蔵本一也 委員長(後日、意見聴取)

委員会では冒頭、社長から「昨年放送の胸いっぱいサミットについて、1月24日にBPO放送倫理検証委員会から『放送倫理に違反するものだったと判断する』という、意見の通知をいただきました。当社はBPOの意見を真摯に受け止めて、視聴者の信頼回復に向けて、現在取り組んでいるところでございます。7月の審議入り以降、委員の皆様には、委員会での議論だけではなくて、オンブズ・カンテレ委員会としての見解をいただいたり、そして社員との意見交換会をしていただくなど、多大なるご協力をいただきありがとうございます」と挨拶がありました。

議事の概要は以下のとおりです。

BPO放送倫理検証委員会で「胸いっぱいサミット!」について「放送倫理違反があった」とする意見の公表を受けたことについて

BPO意見書の公表を受けて、オンブズ・カンテレ委員会として様々な意見を出しました。別紙「収録番組での韓国をめぐる発言に関するBPO意見について オンブズ・カンテレ委員会の見解」をご覧ください。

視聴者意見と対応について

昨年10月から12月に放送した番組についての視聴者からの主な意見とその対応について確認しました。
情報番組の中で、タレントが一般の女性に、配偶者について質問をした際に、女性がシングルマザーであり、子供は既婚者との間に生まれた子であることを聞きだしていました。このことをクイズの問題にして取り上げていたことに関して、デリカシーがなく人権を考えていないと感じたというご意見を視聴者から頂きましたという報告がありました。
この件について委員からは、「話のやり取りの中でそうした事実が出てきてしまうならまだしも、それをクイズにして、子どもの写真まで出すのは問題だと思う」といった意見や、「芸能人の不倫に対しては厳しい論調で報道するのに、今回のような取り上げ方は、ダブルスタンダードな感じを受けた」という意見を出しました。

オンブズ・カンテレ委員会特選賞の実施予定について

例年実施している「オンブズ・カンテレ委員会特選賞」の募集を1月から実施し、全社員による第1次投票を通過した番組と活動を、各委員が個別に審査したうえで、4月に表彰式を行う予定と説明を受けました。

社員から委員への直接通知について

この期間における社員等からの直接通知案件は、ありませんでした。

以上