関西テレビ放送株式会社

オンブズ・カンテレ委員会

第41回 概要

2019年8月5日


日時
2019年8月5日(月) 午後2時~
出席者
藏本一也 委員長、鈴木秀美 委員、難波功士 委員、羽牟正一 社長、谷口泰規 常務取締役、
大場英幸 取締役、事務局

委員会では冒頭、社長から「視聴率は、ゴールデン、プライム帯と土日は苦戦しておりますが、一方で自社制作番組も頑張ったり、ベルトの番組も視聴率が上がってきたりということで、強いタイムテーブルをつくる土台が少しずつでき上がってきたのではないかなと思っております。これからの課題でありますゴールデン、プライム、それから土日の視聴率を強化して、さらに強いタイムテーブルをつくっていきたいというふうに思っております。」と報告がありました。

議事の概要は以下のとおりです。

・最近の発生事案について

4月6日と5月18日放送「胸いっぱいサミット!」でコメンテーターが「手首を切るブスみたいなもの」と発言したことに関して、BPO放送倫理検証委員会が審議の対象とすることを決めました。

事務局からは、放送に至るまでの経緯や放送後の対応について説明を受けました。

この件について委員からは以下のような意見を出しました。

(以下、委員の主なコメント)

・「視聴者の受け取り方が時代とともに変遷している。いま社会が言葉に関して非常に敏感になっていることをもっと認識すべき。時代がテレビ局に要求している水準は何かという事をしっかりと関西テレビ内で共有される必要がある」

・「手首を切るとか、ブスという表現は、劇場でなら容認されても、公共の電波を使って流されることには違和感がある」

・「どこまでがセーフで、どこからがアウトか線引きをするのは非常に難しい。ただ、近くにいる同じような境遇の人が、その発言によって傷つかないか、悲しむ人がどれだけいるかを客観的に考えることが、ひとつの基準になるかもしれない」

・「こちらに差別をする意図がなかったとしても、受け取る側がどう取るかを考えることが大事」

・「こういう国籍の人はこうだ、こういう民族の人はこうだ、といった決めつけた言い方は本来、するべきではない」

・「ブスという言葉は仮に面と向かって言ったら、侮辱になりうる言葉。それを個人に向けて言ってないとしても、その国の気質についてそういう言葉を使うことは注意をしなければいけない」

・「考査のチェックが入った4月6日の放送の段階で、国に対する擬人化だからいいというのではなく、きっちりと議論をすべきではなかったか」

・「例えば東京の人が大阪人の気質について、手首を切るブスみたいなものだと言ったら、大阪の人は不快に思うだろう。」

・「5月18日の回は、コメンテーターの発言の後、別の出演者が強く同意をして、他の出演者は何も言っていないのが気になった。誰かが違う観点から、それは言い過ぎではないかといった意見が出ればよかった」

・視聴者からの意見等について

ことし5月から7月に放送した番組についての視聴者からの主な意見とその対応について確認しました。

ニュースの中継で、アナウンサーが京都鴨川の風物詩「ゆか」のことを、「かわどこ」と間違って言っていた。しっかりと勉強をすべきですという指摘を視聴者から頂きましたと報告を受けました。この中継は実際には、アナウンサーではなく記者によるリポートでした。

この件について、委員からは、「『とこ』」と『ゆか』という呼び方の違いは、特に京都の人にとっては重要な問題だと思います」、「こうした呼び方に関してはとにかく日ごろから気をつけるしかない」という意見を出しました。

ニュース番組で、直接農家と契約して、仕入れた新鮮な野菜を車で配達してくれるサービスを取り上げた際、配達に使用していた車のナンバープレートを見た視聴者から、「普通ナンバーの車が映っていたがきちんと配達許可を取っているのか?」という指摘を頂いたと報告を受けました。

プロ野球中継 オリックス対阪神戦を放送した際に、オリックスのホームゲームでオリックスが勝ったにもかかわらず、オリックス選手のヒーローインタビューを放送せずに、阪神の好プレー集を放送するのは阪神びいきが過ぎるのではないかという指摘を頂いたと報告を受けました。番組の担当は、対戦相手が阪神という事でそのファンの多さを見込んで、阪神の好プレー集を流したということでした。

この件について委員からは「意見が185件もあったということは、オリックスファンのヒーローインタビューを聞きたかったという気持ちがそれだけ強かったのではないか」、「オリックスファンの人にとってみたら、楽しみにしていたヒーローインタビューが流れなかったのは非常に残念だったはず」という意見を出しました。

・社員から委員への直接通知について
この期間における社員等からの直接通知案件は、ありませんでした。

以 上

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