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第二新卒は転職が難しい?第二新卒で転職を成功させる秘訣を解説

アップロード日2024/03/01

この記事を書いた人「キャリアアドバイザーDAI」

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ネット上には、第二新卒での転職に苦労したという経験談が数多くみられます。

そのため、第二新卒になることが不安で、転職をすることに対して前向きになれないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、なぜ第二新卒での転職が難しいとされているのか解説し、第二新卒で転職を成功させるための方法についてまとめました。

第二新卒の定義について

第二新卒に明確な定義はありません。

一般的には、新卒で入社した会社を3年以内に退職する人のことを指すようです。年齢にすると22歳〜25歳の若手人材です。

第二新卒と混同しやすいものに「既卒」がありますが、「既卒」は学校卒業後に就職した経験がない方を指しています。

正社員としての経験の有無が、第二新卒と既卒の主な違いです。

第二新卒は転職が難しいとされる2つの理由

第二新卒での転職が難しいとされる理由は、主に下記の2つがあげられます。

第二新卒は転職が難しいとされる理由①会社を短期間で退職した事実がマイナス評価になる

第二新卒は、新卒入社した会社を短期間で退職するという見え方になってしまうため、「採用してもすぐに退職するかもしれない」と考える企業があるのも当然です。

企業は、採用業務にあたって多額の費用をかけているため、採用後すぐに退職されるのは、企業にとっては大きな損失です。

短期間の退職はマイナス評価?

短期間の退職はマイナス評価

そのため、会社を短期間で退職するという見え方になる第二新卒の場合、マイナス評価になる可能性があります。

参考第二新卒の転職は難しい?業界別転職の難易度と転職成功するためのコツ

第二新卒は転職が難しいとされる理由②中途採用はスキルや実績のあるライバルが多い

第二新卒は転職が難しいとされる原因として、正社員としての経験の浅さもあげられます。

中途採用を実施している企業の目的は、主に即戦力人材の補充ですが、第二新卒は、正社員としての経験が浅く、スキルが身についていません。

スキル不足だと第二新卒での転職が難しい

スキル不足だと第二新卒での転職が難しい

中途として転職活動しているライバルにはスキルや実績が十分にある人材もいるため、第二新卒の正社員としての経験の浅さが転職に不利になる恐れがあります。

参考第二新卒の転職は難しい?実は積極採用されやすい理由とおすすめの時期

転職に後悔する第二新卒に見られる3つの特徴

第二新卒で転職をしても、必ずしも環境が好転するわけではありません。

ネット上にある転職の経験談を見てみると、転職したことを後悔している第二新卒も少なからずいるようです。

転職を後悔しているという第二新卒の特徴としては、下記の3つがあげられます。

●キャリアビジョンがないまま転職先を決めた

「転職後にどういう仕事がしたいのか」や「ビジネスパーソンとしてどうなりたいのか」など、キャリアビジョンがないまま転職先を決めると、仕事に対してやりがいや満足感を得ることが難しく、転職に後悔してしまう恐れがあります。

そうしたリスクを減らすには、キャリアビジョンを明確にし、目的に合った企業に絞って転職先を探すようにしましょう。

●企業情報を収集せずに転職した

仕事内容はもちろん、職場環境や取り組み、有給消化率などを総合的に判断し応募する求人企業を選ぶことが後悔しない転職のためには重要です。

企業情報の収集は、ブラック企業への転職を回避することにも役立ちます。

ココに注意

ココに注意

企業情報を収集せずに転職活動をした場合、自分の理想に合った企業に転職することは難しくなってしまうかもしれません。

参考第二新卒の転職は難しい?難しいとされる理由や成功させるポイントを解説

●転職先が決まる前に退職してしまった

会社を退職してから転職活動を始めるのは、おすすめしません。

退職をしてから、転職先が決まるまでの期間は無収入になります。

第二新卒は給料が少なく、無収入でも数ヵ月間生活できるだけのまとまった貯金がないという方は多いと思います。

そのため、経済的困窮から転職先を妥協してしまうことも考えられます。

なるべく現職を続けながら転職活動を進めることをおすすめします。

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企業が第二新卒に求めるもの

転職が難しいとされる第二新卒ですが、若手人材の不足から一定の需要があります。

転職を成功させるためには、企業が第二新卒に何を求めているのかを把握し、選考でアピールしていくことが大切です。

企業が第二新卒に求めているものは、下記の3つです。

参考第二新卒の転職は難しいか?失敗の原因と成功のコツを解説!

●ポテンシャルや将来性

第二新卒は、20代前半でありながら就業経験があります。

ビジネスマナーが身に付いていて、短期間の教育で戦力となる可能性を秘めている第二新卒は、若手人材を採用したい企業にとっては貴重な人材です。

第二新卒を歓迎している企業の中には、ポテンシャルや将来性を重視して評価するポジティブ採用を実施しているところもあります。

ココがポイント

ココがポイント

若さがあり、ポテンシャルや将来性が期待できる第二新卒は、企業にとって魅力的です。

参考第二新卒の転職活動は難しい?成功例と失敗例

●企業に馴染める柔軟性の高さ

同じ会社で長年勤めている方や自分の仕事の仕方が完成されている方は、柔軟性が低く、新しい会社に馴染むのに時間が掛かる傾向があります。

一方、正社員としての経験が浅い第二新卒は、新しい会社の仕事の進め方を素直に吸収でき、馴染みやすいとされています。

第二新卒特有の柔軟性の高さを評価する企業は多いようです。

●ビジネスマナー

正社員としての経験がある第二新卒は、一定のビジネスマナーを身に付けています。

これは同じ年齢層の新卒や既卒にはない、第二新卒のアドバンテージです。

教育には時間とコストが掛かります。

すぐに業務の指導に進められる第二新卒に対して高い評価をする企業は多いです。

ココに注意

ココに注意

しかし、ビジネスマナーが身に付いていない場合は、第二新卒での転職が難しくなるかもしれません。

参考第二新卒の転職を成功させるには? 失敗事例から学ぶ転職成功術

第二新卒が転職を成功させるコツ

第二新卒が転職を成功させるためのコツは、4つあります。

●転職活動のスケジュールを決める

転職活動期間の目安は、3ヵ月〜6ヵ月程度とされています。

    転職活動スタートから新しい会社に入社するまでの期間は、在職中・離職中といった状況や、転職希望者の求職スタイル、退職交渉や業務の引継ぎ状況などによって幅が出てきます。一般的には3~6カ月かかっている人が多いようです。
    出典元 : リクルートエージェント

転職活動を始めてから企業から内定を得るまでのスケジュールを大まかに決めることで、効率よく転職活動を進められます。

まずは、いつ頃から転職活動を始めるのかを決めることが大切です。

たくさんの選択肢の中から転職先を探したい方は求人が多い時期に転職活動を始め、ライバルが少ない時期を狙うならボーナスシーズン前に転職活動を始めるとよいでしょう。

中途採用の求人数が増える時期について

中途採用の求人数が増える時期について

なお、マイナビエージェントによると、中途採用の求人数は、4月(上半期)の入社を想定した2月〜3月、10月(下半期)の入社を想定した8月〜9月に増える傾向があるとのことです。

    一般的に、中途採用の求人数は2、3月と8、9月頃に増加する傾向となっています。
    出典元 : マイナビエージェント

●自己分析をする

自己分析にはいくつかの効果が期待できます。

自己分析の効果

・自分の強みと弱みを把握できる
・転職の目的が明確になる
・希望条件を明確にできる
・ポータブルスキルが見つかる

求人は無数にあります。

その中から応募する求人を選ぶために、自己分析は不可欠です。

また、選考対策にも自己分析は役立ちます。

自己分析を1人で行うのは難しいですが、転職エージェントに相談したり、診断サービスを利用したりすることをおすすめします。

●希望条件を明確にする

希望条件を明確にすることで、転職先に求める条件がわかります。

希望条件が複数ある場合は、それぞれに優先順位を付けるのがおすすめです。

ココがポイント

ココがポイント

すべての希望条件を満たす求人を見つけることは、なかなかハードルが高いですが、希望条件に優先順位を付けておくことで、譲れる条件と妥協できる条件を客観的に認識でき、すべての希望条件を満たしていない求人であっても、ポジティブな気持ちで求人に応募しやすくなります。

●ネガティブな内容はポジティブ変換する

ポジティブ変換は、転職活動における重要なテクニックの1つです。

ネガティブな内容をポジティブに言い換えることで、選考で採用担当者に悪い印象を持たれるリスクを回避できます。

【ポジティブ変換例】

転職理由 ポジティブ変換
「年収が低い」 成果が評価に直結する企業で働きたい
「ノルマが厳しい」 時間を掛けて顧客と信頼関係を築ける仕事がしたい
「人間関係が悪い」 チームで意思疎通を取りながら目標に向かって仕事を進めたい

会社を退職する理由は、ネガティブなものが大半です。

しかし、どんな職場においても多少の不満が募ることはあるでしょう。

ネガティブな内容をそのまま伝えると、企業側は採用に消極的になる可能性が高いです。

ココがポイント

ココがポイント

ポジティブ変換することで、「御社に転職できれば自分の理想の働き方ができる」という気持ちを採用担当者にアピールできます。

参考第二新卒で転職はやめた方がいい?難易度は?サービスの選び方も紹介

転職エージェントを利用する

転職エージェントのほとんどは、無料で転職活動をサポートしてくれます。

自己分析から求人紹介、選考対策など、転職活動を手厚くサポートしてくれるため、転職が難しいとされる第二新卒でも、効率的に転職活動を進められます。

転職エージェントの主なサポート内容

・キャリアカウンセリング(面談)
・求人の紹介と応募
・応募書類の添削
・面接対策 / 模擬面接
・面接日程の調整
・転職先入社日の調整
・企業との条件交渉

転職エージェントは、面談内容に沿ってマッチしている求人を紹介してくれます。

そのため、ミスマッチの企業に転職するリスクを減らすことが可能です。

また、応募する求人企業に合わせて選考対策が行われるのも特徴です。

転職が難しいとされる第二新卒も、安心して転職活動を進められます。

これは、企業の内情を把握している転職エージェントならではの強みです。

参考第二新卒の就活は厳しい? 考えられる理由と転職成功のためのポイント

第二新卒におすすめの転職エージェント

第二新卒は転職が難しいとされています。

しかし、転職エージェントを利用すれば、転職の成功率アップが期待できます。

ここでは第二新卒の転職サポートに特化している転職エージェントを3社に紹介します。

第二新卒におすすめの転職エージェント

  • ハタラクティブ
  • 就職Shop
  • マイナビジョブ20’s

第二新卒の転職サポートに特化している転職エージェントは、第二新卒の転職実績があり、「第二新卒歓迎」や「未経験歓迎」の求人を数多く保有しているのが特徴です。

第二新卒が有利に転職活動を進められます。

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第二新卒におすすめの転職エージェント13選!|第二新卒が転職に有利ってホント?

この記事では、第二新卒が転職活動に利用するのにおすすめの転職エージェント13社を厳選して紹介しています。特徴を踏まえ、転職の目的に合った転職エージェントを利用してみてください。

ハタラクティブ|最短2週間で大企業から内定がもらえる

出典元 : ハタラクティブ

運営会社 レバレジーズ株式会社
拠点 東京・大阪・愛知・神奈川・福岡
求人エリア 全国
公開求人数 3,029件
非公開求人数 非公開
サービスの特徴 ・最短2週間で内定を獲得できる
・社員数1,000名以上の大企業の求人がメイン
・保有求人の8割以上が未経験歓迎

第二新卒に特化している転職エージェントが保有している求人は、ベンチャー企業やスタートアップ企業のものが多い傾向があります。

一方、ハタラクティブは、社員数1,000名以上の大企業の求人をメインに保有しています。

ハタラクティブは保有求人の8割以上が未経験歓迎です。

キャリアを活かした転職に加え、未経験職種へのキャリアチェンジにも対応しています。

ハタラクティブの面接対策は、応募企業1社ずつ行われるのが特徴です。

転職サポートの質の高さは、大企業からの内定率86.5%という実績(※)に表れています。

※出典:ハタラクティブご利用者の就職実績

転職が難しいとされる第二新卒も、大企業への転職を目指せます。

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ハタラクティブの口コミ・評判から分かったサービスの特徴を詳しく解説

ハタラクティブは、主に20代の第二新卒と既卒(フリーター・ニート)を対象に就職活動をサポートする転職エージェントです。この記事では、ハタラクティブの利用を検討している方に向けて、利用者の口コミ・評判をもとに、サービスの特徴について解説しています。

就職Shop|書類選考なしの求人を紹介してくれる

出典元 : 就職Shop

運営会社 株式会社リクルート
拠点 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫
求人エリア 全国
公開求人数 非公開登録企業数11,000社以上
非公開求人数 非公開
サービスの特徴 ・すべての求人が書類選考なし
・取材済みの求人企業のみを紹介
・未経験歓迎の求人に特化

就職Shopは、業界大手の株式会社リクルートが運営している就活エージェントです。

手厚いサポートと求人の質の高さが利用者から評価されています。

就職Shopで紹介される求人企業は、すべて就職Shopのスタッフが取材済みです。

明らかに問題のある企業は紹介されません。

職場環境や教育制度といった情報も教えてくれるため、安心して求人に応募できます。

また、就職Shopの求人は、書類選考がありません。

短期間での内定獲得が期待できます。

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就職Shopの評判を徹底調査!口コミから分かったメリット・デメリットと就職の流れを解説

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マイナビジョブ20’s|20代・第二新卒・既卒向け転職エージェント

出典:マイナビジョブ20’s
運営会社 株式会社マイナビワークス 
拠点 北海道・東京・神奈川・京都・大阪・兵庫・福岡
求人エリア 全国
公開求人数 約4,500
非公開求人数 非公開
サービスの特徴 ・20代専門の転職サイト
・保有求人の50%以上が未経験者向け
・キャリアチェンジにおすすめ

マイナビジョブ20’sは、20代専門の転職エージェントであり、初めての就職からキャリアチェンジまで対応しています。

「やりたい仕事が見つかっていない」という方にも、キャリアアドバイザーが適性診断をもとに業種・職種を提案してくれるほか、「常用目的紹介」という期間が定められた雇用形態で実際に企業で働いてみてから、期間の定めのない雇用契約に切り替える方法もあります。

マイナビエージェントと同様、サポート期間に期限はないので、じっくりとマイペースに転職先を探せます。

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マイナビジョブ20’sの評判は?サービスの特徴とメリット・デメリットを徹底解説

マイナビジョブ20’sでは、20代に向けて転職エージェントサービスを提供しています。この記事では、マイナビジョブ20’s利用者からの口コミ・評判を紹介するとともに、サービスの特徴や利用の流れについて詳しく解説しています。
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マイナビエージェントに断られた原因は?断られたときの対処法を解説

求職者からの評価も高いマイナビエージェントですが、一方でサポートを「断られた」というクチコミも多いようです。この記事では、マイナビエージェントにサポートを断られた場合に考えられる原因と、断られた方におすすめの転職サイト/転職エージェントを紹介しています。
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マイナビエージェントの評判は?利用者の口コミからわかったサービスの特徴を解説

マイナビエージェントは、手厚いサポートで転職活動を進めたい20代〜30代の求職者におすすめの転職エージェントです。この記事では、マイナビエージェント利用者の口コミ・評判から、サービスの特徴やメリット・デメリットについて解説しています。

転職エージェントを利用した転職の流れ

第二新卒が転職エージェントを利用した場合の一般的な転職の流れは、下記の通りです。

転職エージェントを利用した転職の流れ

  • (1)転職エージェントに登録する
  • (2)担当のキャリアアドバイザーと面談をする
  • (3)求人を紹介される
  • (4)応募書類を作成する
  • (5)面接対策を受ける
  • (6)条件交渉をして内定承諾書にサインをする

一般的に転職エージェントは、すべてのサービスを無料で利用できます。

転職が難しいとされる第二新卒でも、効率よく転職活動を進められます。

特に転職活動がはじめての方は、転職エージェントの利用がおすすめです。

ここでは、具体的に転職エージェントを利用した転職活動の流れを解説します。

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転職エージェントは、複数に登録するのが基本になりつつあります。この記事では複数の転職エージェントに登録するべき理由と合わせて、転職エージェントを併用するメリット・デメリットを詳しく解説しています。

(1)転職エージェントに登録する

各転職エージェントの公式サイトから、会員登録をします。

氏名や連絡先といったシンプルな情報で登録できる転職エージェントもありますが、なかには職務経歴や直近の年収などの情報入力が必要な転職エージェントもあります。

予めこれまでのキャリアをまとめておくとよいでしょう。

(2)担当のキャリアアドバイザーと面談をする

会員登録をすると、面談の案内が届きます。

スケジュールを確認し、面談日時の予約を取ります。

キャリアアドバイザーとの面談は、転職市場における市場価値の分析をし、転職・就職サポートのスケジュールを立てるのが主な目的です。

ネガティブな内容も包み隠さずにキャリアアドバイザーに伝えるとよいでしょう。

参考甘くない第二新卒の実態 プロに聞いた転職活動のコツ

(3)求人を紹介される

面談内容をもとに選んだ求人を、キャリアアドバイザーが紹介してくれます。

紹介された求人の中に興味のあるものがない場合は、応募しなくても大丈夫です。

ココがポイント

ココがポイント

応募を断る理由をキャリアアドバイザーに伝えると、より希望に合った求人を探して紹介してくれる可能性が上がります。

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第二新卒は、未経験業界への転職もしやすいとされています。そこでこの記事では、第二新卒が転職を成功させるためのポイントとともに、未経験転職におすすめの業界について詳しく解説しています。

(4)応募書類を作成して求人に応募する

応募する求人を決めたら、履歴書や職務経歴書といった応募書類を作成します。

作成した書類は、キャリアアドバイザーの添削を受けてから求人に応募するのが基本です。

キャリアアドバイザーは、応募企業の内情を把握しています。

ココがポイント

ココがポイント

何をアピールするのが効果的かを応募企業ごとに考慮して応募書類を添削してくれるため、書類選考に有利です。

参考第二新卒の就活は厳しい?勝ち筋は「企業目線を意識する」こと

(5)面接対策を受ける

書類選考に通過後、面接対策を行います。

模擬面接では、面接のテクニックやビジネスマナーを教えてもらえます。

転職活動がはじめての第二新卒も、安心して企業との面接に臨めます。

(6)条件交渉をして内定承諾書にサインをする

企業から内定を獲得したら、労働条件を確認します。

求人票に記載の内容や希望条件と、企業から提示された労働条件を見比べます。

ココに注意

ココに注意

内定承諾書にサインをすると条件交渉ができません。

労働条件に問題があったり、交渉の余地があったりする場合は、キャリアアドバイザーに企業との条件交渉を依頼します。

労働条件が決まり、内定承諾書にサインをしたら転職活動の完了です。

仕事をしながら転職活動をしていた場合は、退職の手続きをします。

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よくある質問

本記事の最後に、第二新卒の転職に関するよくある質問に回答します。

Q:第二新卒は転職が難しいと言われるのはなぜ?

第二新卒は、新卒入社した会社を短期間で退職したという事実があります。

ココに注意

ココに注意

キャリアにネガティブな要素があることに加え、中途採用では十分なキャリアを持つ人材がライバルとなることが、第二新卒は転職が難しいとされる理由です。

参考「第二新卒で転職はやめとけ」といわれる5つの理由 失敗しないためのコツも解説

Q:第二新卒でも大企業に転職できる?

ハタラクティブやUZUZをはじめ、転職エージェントの中には第二新卒向けに大企業の求人を紹介しているところがあります。

第二新卒でも大企業への転職・就職を狙えます。

若手人材を確保したいのは、大企業と中小企業も同じです。

未経験や第二新卒を歓迎している大企業の求人は、簡単に見つけられます。

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Q:第二新卒はやめとけ?と言われているのはなぜですか?

「第二新卒はやめとけ」という意見が出るのは、転職時に不利になる可能性があるためです。

第二新卒は新卒全体の約41%

第二新卒は新卒全体の約41%

厚生労働省では、令和3年10月に新規学卒就職者の離職状況を公表しました。就職後3年以内離職率は、全体で約41.3%で、新卒の10人に約4人が第二新卒として転職していると考えられます。(出典:厚生労働省|新規学卒就職者の離職状況を公表します

新卒のうち約4人に1人が第二新卒となるため、第二新卒自体は珍しい存在ではありませんが、転職の成功に向けて対策を講じていない第二新卒が存在するため、ネガティブな印象を抱く採用担当者は一定数います。

参考「第二新卒はやめとけ」は古い!転職を成功するためのコツを徹底解説!

Q:転職エージェントはどこに登録すればいい?

転職エージェントの基本的なサポートは同じです。

しかし、サポートのターゲットやサービスの強みは異なります。

第二新卒に特化していたり、IT業界の求人に強みを持っていたりします。

キャリアや就きたい仕事に合わせて、転職エージェントを選ぶことが大切です。

興味のある転職エージェントの公開求人や口コミを閲覧するとよいでしょう。

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【20代~50代まで】転職エージェント11社を徹底比較!年齢別におすすめをご紹介します!

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まとめ

第二新卒は転職が難しいとされています。

しかし、20代前半でありながら正社員としての経験があることは、新卒や既卒の20代にはない、第二新卒だけの強みです。

転職が難しいとされていますがが、第二新卒向けの求人はたくさんあります。

また、第二新卒は転職エージェントを利用するのがおすすめです。

第二新卒の就職・転職サポートに特化している転職エージェントもあるため、手厚いサポートで有利に転職活動を進められます。

※本記事の情報は、すべて2023年7月17日現在のものです。

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