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第二新卒が未経験で転職するならおすすめの業界はどれ?転職活動の進め方も徹底解説

アップロード日2024/03/01

この記事を書いた人「キャリアアドバイザーDAI」

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第二新卒は、未経験業界への転職もしやすいとされています。

社会人経験が短い第二新卒は、未経験の仕事であっても吸収できる若さがあることに加え、ポテンシャル採用を実施している企業が多いためです。

本記事では、第二新卒が転職を成功させるためのポイントとともに、未経験転職におすすめの業界を紹介します。

第二新卒が未経験の業界に転職しやすいとされる理由

第二新卒は、新卒入社した企業を短期で退職した経歴があることを意味します。

一見すると、第二新卒は転職活動に不利ですが、経験業界と未経験業界、どちらにも転職がしやすいとされています。

ここでは、第二新卒が転職に有利だとされている理由を3つにまとめました。

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企業が第二新卒を即戦力の若手人材として注目している

第二新卒は、学校卒業後に就職してから3年未満の方を指し、社会人経験のある第二新卒は、入社した企業で実施された新人研修を経験しており、基本的なビジネスマナーが身に付いています。

若手人材を採用したい企業から見たとき、新人研修にかける時間とコストを省き、即戦力として現場に投入できる第二新卒は、非常に魅力的な人材で、新卒よりも第二新卒の採用に力を入れている企業もあります。

ココがポイント

ココがポイント

ビジネスパーソンとしての意識を持ち、すぐに戦力になれることを企業にアピールすることが、第二新卒が転職を成功させるポイントです。

第二新卒に対してはポテンシャル採用を実施している企業が多い

第二新卒は社会人として経験が少ないこともあり、現状の実務スキルよりも、人柄や将来性、志望動機といった面を評価するポテンシャル採用を実施している企業は多く、そのため、第二新卒は未経験業界であっても転職がしやすいとされています。

ポテンシャル採用を行っているのは、大手企業も同様です。

第二新卒として期待されるポテンシャルを示せるように選考対策をすれば、経験の有無を問わず、希望に近い企業に転職できる可能性が高まります。

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若手人材を採用したい企業のニーズと合っている

少子高齢化社会と働き方の多様化を背景に、企業の若手人材不足が慢性化しています。

新卒採用を実施しても、採用予定人数を確保できないケースも多いため、若手人材が不足している企業は、第二新卒の採用に力を入れるようになります。

厚生労働省が公表している「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)を公表します」によると、大学卒業後、就職してから3年目までの離職率は32.3%です。

1年目から3年目まで、毎年約10%が第二新卒となっています。

就業年数 大学卒の離職率
・1年目 10.6%
・2年目 11.3%
・3年目 10.4%
出典元:厚生労働省

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先に紹介した即戦力の若手人材を求めている企業だけでなく、新卒採用がうまくいかなかった企業も第二新卒を積極的に採用している場合があります。

業界未経験者を採用して自社で育てたいと考える企業も珍しくありません。

第二新卒はキャリアの選択肢が多いため、転職を考えるときは、未経験業界も視野に入れて動くことをおすすめします。

未経験転職に悩む第二新卒におすすめしたい3つの業界と職種

第二新卒が未経験の業界に転職をするなら、需要がありながらも人手不足に悩んでいる業界や職種に目を向けてみるのがおすすめです。

未経験歓迎の求人が見つかりやすく、新たなキャリアを積むのに適しています。

参考未経験者中途採用と第二新卒どっちが有利?

「IT業界 / ITエンジニア」

第二新卒が未経験業界への転職をするのであれば、IT業界を検討してみるとよいでしょう。

職種はITエンジニア職がおすすめです。

IT技術は、ビジネスにも生活にも欠かせないものになりましたが、急速な需要の拡大により、IT業界全体で人手不足が慢性化しています。

特にITエンジニアは、需要に対してエンジニア数が大幅に不足している状況で、未経験歓迎の中途採用も頻繁に行われています。

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IT技術は、今後も需要が増し続けることが明らかであるため、ITエンジニアとして一人立ちできれば、各業界のIT部門に転職がしやすく、キャリアプランの1つにフリーランスという選択肢も生まれます。

「小売業界 / 接客・販売」

小売業界は、消費者に販売する仕事で、接客や販売といったシンプルな業務からスタートすることもあり、未経験者歓迎の求人も多く、第二新卒の転職にも適しています。

複数の店舗を持つ企業であれば、店長やエリアマネージャー、本部運営などへのキャリアパスも用意されているのが一般的です。

客層や扱う商品などによって年収や労働条件に違いがあります。

コンビニエンスストアやスーパーマーケット、専門店などを比較し、慎重に応募する企業を選ぶとよいでしょう。

「各業界 / 営業職」

営業職は未経験歓迎の求人が見つかりやすく、給料体系を「基本給+インセンティブ」としている企業が多いのも特徴で、未経験者であっても、大幅に年収をアップできる可能性があります。

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営業職には、企業を顧客とするBtoB(Business to Business)と個人を顧客とするBtoC(Business to Consumer)があり、どちらもコミュニケーション能力が必要です。

コミュニケーション能力に自信がある方、仕事の成果を収入に反映されることにやりがいを感じる方にとって、営業職は適している仕事だと言えます。

参考第二新卒は未経験の業界・職種への転職に有利!転職成功のポイントを紹介

第二新卒が転職先を選ぶ上で失敗しないためにすべきこと

現実的な希望条件を定める

第二新卒を対象にした未経験歓迎の求人は無数にありますが、闇雲に求人に応募してしまうのは、ミスマッチの企業に入社して、転職を繰り返してしまう恐れがあるため、おすすめしません。

マッチング率の高い企業を見つけるためには、希望条件を定めることが大切です。

希望条件は、応募する求人や複数の企業から内定を得たときに選定するのに役立ちます。

ココがポイント

ココがポイント

複数の希望条件があるときは、優先順位を付けるのが基本で、優先順位を付けることで、転職で叶えたい希望と妥協できる希望に分けられ、転職活動が長期化してしまうリスクを軽減できます。

企業情報を調べてから応募する

希望条件に合致した企業を見つけても、必ずしもマッチング率が高い企業とは言えません。

企業の情報を調べ、マッチング率を判断する力が必要です。

情報収集には、企業の口コミサイトで社員からの口コミに目を通したり、企業の公式サイトにアクセスしてインタビューやレポートを読んだりするのがおすすめで、労働環境や社風を確認できるでしょう。

希望条件や転職の目的を叶えられる企業かどうかを、入念に確かめるのはとても大切です。

必要に応じて転職エージェントを利用することも検討してみることをおすすめします。

専門スタッフはマッチング率の高い企業をピックアップし、内定を獲得するまで、無料で手厚くサポートしてくれます。

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第二新卒が未経験業界への転職を成功させるポイント

ビジネスマナーを身に付ける

第二新卒は、新人研修を経験していることが武器の1つです。

企業は研修にかかるコストや時間を削減でき、すぐに戦力になってくれることを期待して第二新卒を採用しています。

ココに注意

ココに注意

とくに未経験業界への転職を希望している第二新卒の場合、ビジネスマナーが疎かになっていると、企業へのアピールポイントが若さ以外になくなり、ライバルとの差別化を図れません。

ビジネスマナーに自信がない方は、ビジネスマナーを身に付けるよう努めることが大切です。

選考対策を入念に行う

中途採用を実施している企業は、求める人物像が明確です。

そのため、企業情報を収集する過程で、応募した求人企業がどのような人物を求めているのかを考えながら選考対策を行う必要があります。

応募書類を使い回すなどはせず、1社ずつ個別に選考対策をするのが望ましいです。

ココがポイント

ココがポイント

なお、応募書類や面接対策に自信がない方は、ハローワークや転職エージェントといった転職支援サービスを利用することをおすすめします。

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長く働けることをアピールする

第二新卒は、短期間で退職をした経歴を持っています。

第二新卒の採用に力を入れる企業であっても、「すぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を少なからず抱いているのは明らかです。

企業は社員1人を採用するのに多額の費用をかけており、すぐに退職されてしまうと大きな損失となることから、第二新卒の採用は慎重にならざるを得ません。

ココがポイント

ココがポイント

内定を得るには、長く務める意思があることをアピールすることが重要であるため、志望動機や思い描くキャリアビジョンを明確にし、熱意を企業にアピールすることで好印象を持ってもらいやすくなります。

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この記事では、第二新卒が転職活動に利用するのにおすすめの転職エージェント13社を厳選して紹介しています。特徴を踏まえ、転職の目的に合った転職エージェントを利用してみてください。

よくある質問

本記事の最後に、第二新卒の転職についてよくある質問に回答していきます。

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第二新卒の女性が転職を成功させるために知っておきたい重要な3つのポイント

第二新卒の女性が転職する際に、今後のライフイベントの変化を考慮することが大切です。そこでこの記事では、企業が第二新卒の女性に抱く不安な事由とともに、転職を成功させる3つのポイントを詳しく解説しています。

Q:そもそも第二新卒の定義は?

第二新卒に明確な定義はありません。

転職市場においては、大学卒業後と同時に就職してから3年以内に退職・転職をする方を第二新卒としており、一般認識としても定着しています。

年齢にすると22歳〜25歳前後です。

Q:第二新卒のアピールポイントは?

第二新卒のアピールポイントは、「若さ(将来性)」「柔軟性」「ポテンシャル」などが代表的なものとしてあげられます。

さらに詳しく

さらに詳しく

ビジネスマナーを理解している第二新卒は、企業にとって即戦力となる貴重な若手人材で、年齢の若さから業務を通じて成長できる伸びしろもあり、近い将来の中心メンバーとして活躍してくれることにも期待しています。

また、柔軟性の高さも第二新卒の大きな武器であり、第二新卒は社会人経験が短い分、前職の社風や仕事のやり方に染まっておらず、新しい会社になじみやすいと考えられています。

Q:第二新卒の未経験転職におすすめの業界は?

IT業界など需要に対して人材が不足している業界は、未経験歓迎の求人を見つけやすいです。

スキルや知識を身に付けて実績を積むことでキャリアアップも実現しやすく、キャリアチェンジ後、短期間での年収アップにも期待できます。

転職したい業界が見つかったら、必要な知識を勉強すると転職に有利です。

業界に関する知識があることが選考において武器になります。

Q:第二新卒の転職は難しい?

第二新卒に限らず、中途採用では、キャリアのあるビジネスパーソンがライバルとなるため、転職成功は簡単なことではありません。

企業が第二新卒を採用するメリットや期待していることを理解した上で、選考でアピールできるよう入念に選考対策を行い、ライバルとの差別化を図ることが内定獲得のポイントです。

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第二新卒は転職が難しいとされています。そこでこの記事では、なぜ第二新卒での転職が難しいとされているのか解説し、第二新卒で転職を成功させるための方法について解説しています。

まとめ

第二新卒が未経験業界への転職を成功させるポイントを解説しました。

若手人材の不足が続いていることを理由に、第二新卒の採用に力を入れる企業が増えていることと比例し、第二新卒を対象にした未経験歓迎求人が増加傾向にあります。

しかし、希望条件や転職の目的を明確にした上でマッチング率の高い企業を見つけなければ、内定獲得が難しくなるだけでなく、ミスマッチの企業に入社してしまうリスクもあるため、慎重に転職活動の準備をすることが大切です。

※本記事の情報は、すべて2024年2月現在の情報です。

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