そこで本記事では、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いを、比較を交えながら解説していきます。
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- リクルートダイレクトスカウトとビズリーチはどちらがおすすめ?比較を交えて違いを解説
ハイクラス転職をサポートするスカウト型転職サイトとして人気なのが、「リクルートダイレクトスカウト」と「ビズリーチ」の2つです。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチは、ヘッドハンターからのスカウトを起点に転職活動を進めていく点やハイクラス求人に特化している点が共通していることから、登録する際に迷ってしまう方は少なくありません。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチ比較概要
目的 | おすすめの転職サイト |
・転職時期を決めていない ・転職の可能性を広げたい |
リクルートダイレクトスカウト |
・短期間でのハイクラス転職を目指している ・ハイクラス転職が第1目標 |
ビズリーチ |
・たくさんの求人に触れたい ・転職活動を効率化したい ・あらゆる可能性を模索したい |
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの併用がおすすめ |
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを比較
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチは、提供しているサービス内容に共通点がいくつかあるものの、サービスの特徴を細かく比較すると、各サービスの違いが分かります。
以下は、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いを簡易的にまとめた比較表です。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違い
リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | |
公開求人数 | 249,599件 | 109,719件 |
求人の特徴 |
・ハイクス求人に特化 ・年収200万円~700万円の求人 |
ハイクラス求人専門 |
スカウトの種類 |
・通常スカウト ・面接確約スカウト |
・通常スカウト ・プラチナスカウト(面接確約) |
スカウト送信者 |
・企業の採用担当者 ・ヘッドハンター |
・企業の採用担当者 ・ヘッドハンター |
ヘッドハンターの数 | 約5,000名※2023年3月現在 | 6,800人以上 |
利用料金 | 無料 |
【スタンダードステージ】無料 【プレミアムステージ】 ・Web決済 : 5,478円 / 30日 ・App Store決済:5,500円 / 30日 |
入会審査 | なし | あり |
リクルートダイレクトスカウトは、2023年12月にリニューアルしました。
50万件近くあった求人は、現在約半数となっているものの、今後順次追加されることがアナウンスされています。
当サービスはリニューアル直後で、企業の登録が活発に進行中です。求人情報は順次追加されますので、今しばらくお待ちください。
出典元:リクルートダイレクトスカウト
また、スカウトメールの種類も2つになり、ビズリーチとの共通項が増えました。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いとしてあげられるのは、「求人数」、「求人の特徴」、「利用料金」、「入会審査の有無」の4点です。
ビズリーチは有料プラン「プレミアムステージ」を提供している
ビズリーチは、無料プラン「スタンダードステージ」と有料プラン「プレミアムステージ」の2つを提供しており、プランによって利用できるサービスが大きく異なります。
ビズリーチのプラン比較
スタンダードステージ | プレミアムステージ | |
利用料金(30日・税込) | 無料 |
・Web決済 : 5,478円 ・App Store決済 : 5,500円 |
通常スカウトの閲覧 | ✕ | 〇 |
プラチナスカウトの閲覧 | 〇 | 〇 |
スカウトへの返信 |
△ ※プラチナスカウトのみ |
〇 |
求人検索 |
検索・閲覧のみ ※企業名は非表示 |
〇 |
公開求人の応募 |
△ ※特集・公募求人のみ ※非公開求人、企業が掲載している求人への応募は不可 |
〇 |
ヘッドハンターへの相談 |
✕ ※ヘッドハンター情報の閲覧は可能 |
〇 |
ビズリーチをメインに利用する方はプレミアムステージ、他社の転職サイトと併用するのであればスタンダードステージを選ぶのがおすすめで、スタンダードステージでも、面接確約のプラチナスカウトを受け取れます。
リクルートダイレクトスカウトは、完全無料で利用可能です。
参考ビズリーチとリクルートダイレクトスカウトを比較!スカウトが多くもらえるのはどっち?
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの入会審査
リクルートダイレクトスカウトは、会員登録をすればサービスを利用できます。
ココに注意
一方、ビズリーチは入会審査を実施しており、入会審査に通過できなけなければ、サービスを利用することはできません。
企業が求めるレベルと求職者のミスマッチを避けるための仕組みだと考えられます。
ビズリーチの入会審査に通過できない時は、リクルートダイレクトスカウトを利用するという決め方もおすすめです。
参考リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いは?どちらを使うべきか、徹底比較!
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの公開求人数と求人の特徴
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの公開求人数と求人の特徴
リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | |
公開求人数 | 249,599件 | 109,719件 |
求人の特徴 |
・ハイクス求人に特化 ・年収200万円~700万円の求人 |
ハイクラス求人専門 |
リクルートダイレクトスカウトは専門的にハイクラス求人を扱っているわけではありません。
そのため、保有求人の年収レンジは、200万円〜5,000万円まで幅広く、あらゆる業種・職種を扱っていることもあり、転職の選択肢を増やしたい方に適しています。
ビズリーチはハイクラス求人を専門とする転職サイトであり、保有求人の3分の1以上が年収1,000万円を超えるハイクラス求人となっています。
ハイクラス転職成功を第1目標に転職活動をする方は、ビズリーチがおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの選び方
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチは、ハイクラス転職サイトではあるものの、提供しているサービスの傾向には若干の違いがあります。
登録する転職サイトを迷っている方は、次のポイントを参考に決めてみるとよいでしょう。
ポイント
- マイペースに転職活動を進めたい:リクルートダイレクトスカウト
- 転職の可能性を広げたい:リクルートダイレクトスカウト
- 短期間でのハイクラス転職を目標にしている:ビズリーチ
リクルートダイレクトスカウトをおすすめする人とビズリーチをおすすめする人、それぞれの理由を詳しく解説します。
参考リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの3つの違いと共通点|年収UP転職成功へ
マイペースに転職活動を進めたい:リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、無料で利用できる転職サイトであるため、自分の考えやスケジュールに合わせて転職活動を進められます。
転職活動の目安は、平均で3ヵ月程ですが、ハイクラス転職の場合は、各ハイクラス求人の採用予定人数が少なく、市場価値の高いライバルが多いこともあり、長期化する可能性が高まります。
ココがポイント
完全無料で利用できるリクルートダイレクトスカウトなら、仮に転職活動が長期化したとしても、安心して利用可能です。
「すぐに転職する予定はない」という方や「どのようなスカウトがもらえるのか興味がある」という方もリクルートダイレクトスカウトをおすすめします。
転職の可能性を広げたい:リクルートダイレクトスカウト
ビズリーチがハイクラス求人専門の転職サイトなのに対して、リクルートダイレクトスカウトは年収200万円〜5,000万円の求人を幅広く扱っています。
さまざまな業種・職種に対応していることから、転職の可能性を広げるのに最適です。
「年収アップだけでなく、自分のスキルを活かせる未経験の業界にも興味がある」など、あらゆる求職者の要望に応えられるのが、リクルートダイレクトスカウトの強みとなっています。
参考リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを比較するだけ時間の無駄!効率の良い転職活動をしたいなら
短期間でのハイクラス転職を目標にしている:ビズリーチ
ハイクラス転職を目指すにあたって、ビズリーチほど適した転職サイトはありません。
ビズリーチは、保有求人のほとんどが年収800万円以上のハイクラス求人です。
スカウトの内容もハイクラスな内容となっており、面接確約のプラチナスカウトで短期間でのハイクラス転職も実現できます。
ビズリーチによると、転職成功者の約70%がプラチナスカウト経由とのことです。
ビズリーチでの転職成功者の約70%がプラチナスカウト経由ということをご存じですか。
出典元 : ビズリーチ
一般的な転職サイトとは違い、ビズリーチを利用している企業の採用担当者やヘッドハンターは、不特定多数の求職者にスカウトを送信しているわけではないことが分かります。
ビズリーチは、プレミアムステージに登録することで、すべてのサービスを利用可能です。
プレミアムステージは30日間隔で料金がかかるものの、ビズリーチを有効活用できるだけでなく、短期集中で転職活動を進めるモチベーションに繋がるなどのメリットがあります。
併用することでリクルートダイレクトスカウトとビズリーチのいいとこ取りができる
本記事では、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの併用をおすすめします。
併用をおすすめする理由は、次の3点です。
併用をおすすめする理由
- 転職サイトごとに保有している求人が違う
- 利用するサービスを使い分けられる
- 併用することに大きなデメリットがない
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを併用することで、どのようなメリットがあるのかを解説していきます。
転職サイトごとに保有している求人が違う
どの転職サイトを利用して採用活動をするのかは、企業ごとに違います。
複数の転職サイトを利用する企業もあれば、1社に絞って利用している企業もあることから、転職サイト併用は転職活動の基本です。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの両方に登録することで、より多くの求人に触れることができ、見比べながら求人を取捨選択できます。
提供されるサービスを比較するのにも、転職サイトの併用は効果的です。
利用するサービスを使い分けられる
目的に応じてサービスを使い分けられるのも、転職サイトを併用するメリットです。
たとえば、リクルートダイレクトスカウトでさまざまな求人に触れることを目的に、ビズリーチでは面接確約のプラチナスカウトのみを目的に利用するといった形なら、転職の可能性を広げながら、短期間でのハイクラス転職も狙えます。
併用することに大きなデメリットがない
転職サイトの併用に、大きなデメリットはありませんが、デメリットとしてあげられるのは、次の2点です。
デメリット
- メールの受信数が増える
- 情報過多になる恐れがある
メールの受信設定を最適化したり、コンタクトを取っているヘッドハンターの情報やスカウト内容を整理したりすることで、転職サイトを併用する際に生じるデメリットを解消できます。
ココがポイント
転職サイトに会員登録した後に必要となるプロフィールや職務経歴などの入力も、コピペができるため、面倒な作業はありません。
転職エージェントは複数に登録するべき?複数登録する理由と併用の注意点を徹底解説!
まとめ
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いを解説しました。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチは、サービス内容に共通している部分が多いものの、保有求人やサービス対象とする求職者には若干の違いがあります。
そこでおすすめしたいのが、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの併用です。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを併用することで、たくさんの求人に触れる機会を作れるとともに、サービスを使い分けたり、比較したりできます。
もし使い始めてみて相性が悪ければ、退会すればよいでしょう。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチのどちらに登録するか迷っている方は、まずは両方に登録してみることをおすすめします。
※本記事の内容は、2024年3月現在の情報です。
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人材ベンチャー企業に入社し、転職エージェントとして多くの人の転職を支援。その後、複数の転職エージェント事業の立ち上げに参画。現在は、転職サービスの運営をしながら、知見を活かしてキャリアアドバイザーとして転職希望者のキャリア相談に応じる。