そこで本記事では、マイナビエージェントの利用を検討している方、面談が不安な方に向けて、面談で失敗しないためのポイントを詳しく解説していきます。
- TOP
- おすすめ転職エージェント
- マイナビエージェントの面談の流れは?面談で失敗しないためのポイントを解説
マイナビエージェントでサポートを受けるには、初回面談への参加が必須です。
面談が初めての方は、「面談では何を聞かれるんだろう?」、「どのような服装でいけばいいの?」など、分からないことがたくさんあると思います。
適当に面談を受けると、サポートの優先順位が下がる恐れがあるため注意が必要です。

マイナビエージェントでの面談前にしておく準備

面談の事前準備
- 履歴書と職務経歴書を作成する
- 面談で着ていく服装を決める
- 面談に行くときの持ち物を確認する
- 面談場所と到着時間の目安を立てる
企業が実施する面接とマイナビエージェントの面談とでは目的が大きく違います。
マイナビエージェントで行われる面談は、転職の軸を明確にして、スムーズに転職活動を進めるための準備作業です。
ココに注意
ただ、面談を有意義なものにし、満足のいく転職サポートを提供してもらうためには、必要な情報を収集し、事前準備をしっかりと行う必要があります。
参考転職エージェントとの面談は対面のみ?事前準備や話すポイントも解説|マイナビエージェント公式
履歴書と職務経歴書を作成する
面談に向けて履歴書と職務経歴書を作成しておく必要がありますが、要点が記載されていれば簡易的なもので大丈夫です。
ただし、履歴書と職務経歴書は、市場価値を分析する情報として使用されるため、実績やスキルに関しては、漏れなく記入することが大切です。

キャリアアドバイザーに提出する前にも確認しておくとよいでしょう。
マイページの機能を活用するのがおすすめ
マイナビエージェントのマイページには、登録内容から履歴書と職務経歴書を自動作成してくれる機能が搭載されています
履歴書と職務経歴書の作成とあわせて、面談前にマイナビエージェントが送付しているアンケートにも事前に回答もしておきます。
面談で着ていく服装を決める
面談で着ていく服装は基本的には自由であり、マイナビエージェントからも、面談時の服装を指定していません。
出典元:マイナビエージェント
面談では、担当のキャリアアドバイザーに好印象を持ってもらうことが大切であるため、オフィスカジュアルを基準に、「清潔感のある服装」を意識するとよいでしょう。

スーツで面談に行くのもおすすめです。
面談に行くときの持ち物を確認
面談に持っていくもの
・A4用紙を折らずに入れられるカバン
・クリアファイル
・筆記用具
・メモ帳
・履歴書
・職務経歴書
・ポートフォリオ(※職種によって)
面談に行くときは、履歴書と職務経歴書、職種によってはポートフォリオを持参します。
また、面談では転職活動のスケジュールを立てたり、アドバイスをくれたりもするため、メモ帳と筆記用具を持っておくと安心です。
面談当日には、求人を紹介してもらえることが多々あります。
ココがポイント
一般的な求人票のサイズはA4であり、求人票を折らずに入れられるカバンで面談に行くことをおすすめします。
面談場所と到着時間の目安を立てる
面談当日は、予約した時間の5分〜10分前を目安に面談場所に到着するように、余裕を持って家を出るとよいでしょう。
面談場所一覧マイナビエージェント|拠点案内

遅刻はもちろん、予約時間よりも早く着きすぎるのも迷惑がかかります。
マイナビエージェントでの面談の流れ

面談の流れ
- (1)自己紹介をする
- (2)職務経歴を伝える
- (3)転職理由を伝える
- (4)転職先への希望条件を明確にする
- (5)求人の紹介と書類添削
ここでは、マイナビエージェントでの面談の流れを紹介します。
事前に流れを把握しておくと、安心して面談に臨めます。
(1)自己紹介をする
マイナビエージェントでは、キャリアアドバイザーが面談を行います。
さらに詳しく
面談担当者が、そのまま転職活動を終えるまでのサポート担当者となるのが一般的で、面談開始時には、しっかりと自己紹介の時間が設けられます。
転職活動やキャリアアドバイザーに対して質問をすることも可能であるため、事前に質問内容をいくつか考えておくとよいでしょう。
(2)職務経歴を伝える
キャリアアドバイザーは、市場価値に合った求人の中から希望条件に近いものをピックアップして紹介してくれます。
履歴書や職務経歴書が面談に必要なのは、求職者(あなた)の市場価値を分析するためです。
職務経歴書に記載されている内容をもとに、キャリアアドバイザーからは実績やスキルなどについて、より踏み込んだ質問をされます。

質問に対して明確に答えられるよう、事前に職務経歴を振り返っておくとよいでしょう。
参考転職エージェントとのキャリア面談の内容と回答のポイント|マイナビエージェント公式
(3)転職理由を伝える
「年収が低い」や「残業を減らしたい」など、転職をしようと思い立った理由を、キャリアアドバイザーに素直に伝えます。
自身の思い描くキャリアプランについても共有しておくのがおすすめです。
具体的なキャリアプランをキャリアアドバイザーに伝えておけば、目的を叶えられそうな企業の求人を紹介してくれるようになります。
(4)転職先への希望条件を明確にする
転職先に対する希望条件は、転職活動の軸となりますが、面談前に考えがまとまっていなくても問題ありません。
キャリアアドバイザーが対話をしながら希望条件を明確化してくれます。

転職先への希望条件が決まっている方は、希望条件に優先順位を付けておくと良いでしょう。
さらに詳しく
希望条件に優先順位を付けることで、「優先したい条件」と「妥協できる条件」に分けることができ、求人紹介数の向上に繋がります。
(5)求人の紹介と書類添削
面談の最後に求人が紹介されることも多く、マッチング率の高い求人を紹介してくれるため、応募したいと思える求人企業が、その場で見つかる可能性があります。
ただし、長く働ける企業を見つけるためには、自分で企業の情報収集を行うことも重要です。
ココがポイント
面談当日にキャリアアドバイザーから求人を紹介されたときは、その場で応募は決めず、求人票を持ち帰ることをおすすめします。
参考マイナビエージェントの面談内容と準備すべきこと|体験者の声から面談の流れやポイントを解説!
マイナビエージェントの面談前に覚えておきたい注意点

注意点
- 転職意欲をアピールする
- 話す内容はなるべくポジティブなものにする
- 名刺は渡さない
- 遅刻は絶対に避ける
- 面談のお礼をメールで送る
面談を担当するキャリアアドバイザーは、転職活動が終了するまでお世話になる人物であり、良い印象を持ってもらうことで損をすることはありません。
転職活動がより有意義なものとなります。

ここでは、面談前に押さえておきたいポイントをまとめました。

マイナビエージェントから連絡が来ない理由と対処法を解説!登録してから何日で連絡が来る?

転職意欲をアピールする
マイナビエージェントは、利用者の多い人気の転職エージェントです。
キャリアアドバイザーは1人で複数人の求職者を担当しているため、キャリアアドバイザーから「転職意欲が低い」と判断された場合、サポートの優先順位が下がってしまう可能性が高いです。
転職時期を明確に決めるなど、転職意欲をアピールする必要があります。
話す内容はなるべくポジティブなものにする
ネガティブな内容をポジティブに変換するのは、転職活動の基本的なテクニックです。
<ポジティブ変換例>
内容 | 変換例 |
---|---|
・残業が多くてつらい | 定時で仕事を終え、時間を資格取得のための時間に使いたい |
・年収が低い | 仕事に対する姿勢や結果に対して、正当に評価してくれる企業で働きたい |
転職理由の多くは、ネガティブな内容を含んでいます。
ココに注意
しかし、ネガティブな内容をそのまま伝えると「不満を持ちやすい人物」という印象を与えてしまうため、注意が必要です。
参考マイナビエージェントの電話面談は使えない?電話面談での確実な転職成功法
名刺は渡さない
マイナビエージェントの面談は、あなたにとってビジネスではありません。

キャリアアドバイザーから名刺を渡されたら、受け取るだけで、あなたから名刺を渡す必要はありません。
遅刻は絶対に避ける
面談での遅刻はNGです。
電車の遅延など、予期せぬトラブルで面談に遅刻してしまう場合は、必ず前もってマイナビエージェントに連絡を入れます。
ココに注意
連絡もせずに面談に遅刻すると、キャリアアドバイザーから「モラルがない人」や「遅刻癖がある人なのかも」と思われてしまい、転職活動にも悪影響を及ぼす恐れがあります。
面談のお礼をメールで送る
面談後は、面談をしてくれたキャリアアドバイザーにメールを送るとよいでしょう。
お礼とともに、「良い企業に転職できるように頑張ります」など、転職意欲をアピールするのもおすすめです。
よくある質問

本記事の最後に、マイナビエージェントについてよくある質問に回答していきます。
【Q】電話やオンラインでの面談はできますか?
マイナビエージェントでは、電話面談とオンライン面談を選択でき、拠点に足を運ぶのが難しい方や、リラックスして面談をしたい方に最適です。
ココに注意
ただし、対面での面談と比べて、情報を伝えにくかったり、キャリアアドバイザーの人柄が掴めにくいといったデメリットがあります。
可能であれば、初回面談に関しては対面で行うのがおすすめです。

マイナビIT AGENTの評判は悪い?口コミで分かったメリット・デメリットを解説

まとめ

マイナビエージェントの面談について解説しました。
マイナビエージェントは、利用者の多い転職エージェントであり、採用業務に利用している企業も多くあり、質の良い求人が豊富に揃っています。
しかし、キャリアアドバイザーから「転職意欲が低い」と思われてしまうと、満足の行くサポートが受けられなくなったり、優良求人を紹介してもらえなくなったりする恐れがあるため、注意が必要です。
面談の流れや目的を把握し、事前準備をしっかりと行ってから面談に臨むとよいでしょう。
※本記事の内容は、すべて2023年10月現在の情報です。

マイナビエージェントの評判は?利用者の口コミからわかったサービスの特徴を解説


人材ベンチャー企業に入社し、転職エージェントとして多くの人の転職を支援。その後、複数の転職エージェント事業の立ち上げに参画。現在は、転職サービスの運営をしながら、知見を活かしてキャリアアドバイザーとして転職希望者のキャリア相談に応じる。