そこで本記事では、マイナビエージェントにサポートを断られた場合に考えられる原因と、断られた方におすすめの転職サイト/転職エージェントを紹介します。
- TOP
- おすすめ転職エージェント
- マイナビエージェントに断られた原因は?断られたときの対処法を解説
マイナビエージェントは、全国の求人を幅広く扱う転職エージェントです。
知名度の高さと実績から多くの企業が人材紹介を依頼しており、大手企業からベンチャー企業まで質の高い求人が揃っています。
求職者からの評価も高いマイナビエージェントですが、一方でサポートを「断られた」というクチコミも多いようです。

マイナビエージェントに断られた6つの主な原因

マイナビエージェントは公式ホームページ内のコラムで、転職エージェントに断られた場合に考えられる原因として、次の6つを挙げています。
サポートを断られた主な原因
- ①キャリアが不足している
- ②転職回数が多い / 勤続期間が短い
- ③希望にマッチする求人を保有していない
- ④転職意欲が低い
- ⑤年齢が高い
- ⑥長期間のブランクがある

上記①〜⑥をマイナビエージェントのサービスに当てはめて解説します。
参考マイナビエージェントに断られた?5つの理由と対処法まとめ
サポートを断られた原因①キャリアが不足している
転職市場では、即戦力となる人材が求められる傾向があります。
マイナビエージェントが紹介する企業も同様です。
ココに注意
年齢に応じたキャリアが不足していると求人の紹介を断られる可能性があります。
サポートを断られた原因②転職回数が多い/勤続期間が短い
転職回数が多すぎる場合や、勤続期間が短すぎる場合は、企業から早期退職のリスクがあると判断されてしまう可能性があります。
それが原因で、マイナビエージェントにサポートを断られたり、紹介される求人の数が少なくなるケースもあるようです。
サポートを断られた原因③希望にマッチする求人を保有していない
マイナビエージェントは、全国の求人を保有しています。
しかし、公開求人約45,000件のうち、約31,000件は関東エリアのものです。(2023年6月時点)
求人数が少ないエリアでは約1,000件程のところもあります。
求人数が少ないエリアで業種や職種、年収といった条件を加えると、該当する求人が限られるのは明らかです。
地方エリアでの転職を希望する場合は、登録前に保有求人数をチェックしてみることをおすすめします。

転職エージェントには、それぞれ特色や強みがあります。
ココがポイント
求職者と転職エージェントの相性が悪いと求人の紹介を断られる原因となったり、サポートの優先順位が下がってしまうので、登録前の下調べが重要になります。
参考マイナビエージェントに断られた…求人紹介できない8つの理由と対策
サポートを断られた原因④転職意欲が低い
転職エージェントは、求職者を転職させることで企業から報酬を得るビジネスモデルです。
そのため、転職意欲が低い求職者はサポートの優先順位が下がる可能性があります。
サポートが手厚いと評判のマイナビエージェントでも同様です。
公式ホームページ内のコラムにはこのように言及されています。
-
転職意欲が低い場合、スムーズに転職活動が進まないという理由だけでなく、内定後に辞退されるリスクまでを転職エージェントは考慮しています。そのため、サポートを後回しにされたり、断られたりする恐れがあるでしょう。
出典元:マイナビエージェント|転職エージェントに断られる6つのケース!断られないための対策方法は?
転職意欲が低いと思われないためには、担当のキャリアアドバイザーと定期的に連絡を取り、積極的にサポートを受け、転職意欲をアピールするようにしましょう。
サポートを断られた原因⑤年齢が高い
マイナビエージェント公式ホームページのトップページに「20代の転職の方へ」「30代の転職の方へ」という特集がリンクされていますが、40代以降に向けた特集がないことから、転職サポートのメインターゲットは20代・30代であると考えられます。

マイナビエージェントにサポートを断られた原因として「年齢」が考えられる場合は、40代以降の転職サポートに強いミドルやシニア向け転職エージェントに登録することをおすすめします。

【20代~50代まで】転職エージェント11社を徹底比較!年齢別におすすめをご紹介します!

サポートを断られた原因⑥長期間のブランクがある
長期間のブランクもマイナビエージェントからサポートを断られた原因になりえます。
その場合はブランクがある理由を明確に伝え、長期間勤務を希望して転職活動していることをアピールするようにしましょう。

マイナビエージェントの評判は?利用者の口コミからわかったサービスの特徴を解説

マイナビエージェントからサポートを断られたときの対処法

マイナビエージェントからサポートを断られたときの対処法は、以下の3つです。
マイナビエージェントからサポートを断られたときの対処法
- 再登録する
- 転職サイトに登録する
- ほかの転職エージェントを利用する
断られたときの対処法をそれぞれ見ていきます。
参考マイナビエージェントに断られた?「連絡こない」場合の理由や対処法を解説!
マイナビエージェントに再登録する
マイナビエージェントに断られたからといって、今後ずっと利用できなくなるわけではありません。
再登録へのチャンレジは何回でもできます。
しかし、断られた理由を改善しなければ、同じ結果になる可能性が高いでしょう。
ココがポイント
なぜマイナビエージェントからサポートを断られたのかを客観的に分析して改善し、マイナビエージェントに転職成功の可能性が十分あると感じてもらうことが重要です。
転職サイトに登録する
転職エージェントを利用しなくても転職活動を進めることは可能です。
転職サイトに登録することで、転職活動を進めていくために必要な求人情報を確認できます。また、転職サイト経由で求人に応募することも可能です。

どうしても転職サポートの必要性を感じる場合は、ハローワークなどの活用をおすすめします。
ほかの転職エージェントを利用する
マイナビエージェントに断られた場合、気持ちを切り替えてほかの転職エージェントに登録するのも有効な対処法です。
マイナビエージェントが20代・30代をメインターゲットとして転職サポートを提供しているように、ほかの転職エージェントにも特色があります。
例えば、特定の業界や条件に特化している「特化型」やあらゆる求職者に対応できる「総合型」、フリーターやニートの就職をサポートする「就活エージェント」などです。

転職の理由や目的に合った転職エージェントを見つけて登録すれば、サポートを断られる可能性を軽減できるでしょう。
参考マイナビエージェントに断られた!なぜ?4つの原因と3つの対処法を解説
マイナビエージェントを断られた人におすすめの転職エージェント/転職サイト

ここからは、マイナビエージェントにサポートを断られた人におすすめの転職エージェント/転職サイトを4社紹介します。
おすすめの転職エージェント/転職サイト
- リクルートエージェント
- 就職Shop
- ハタラクティブ
- リクナビネクスト
それぞれの基本情報とサービスの特徴を見ていきます。
リクルートエージェント

運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
サービス | 転職エージェント |
拠点 | 東京・北海道・宮城・栃木・埼玉・千葉・神奈川・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡 |
求人エリア | 全国・海外 |
公開求人数 | 約390,000件 |
非公開求人数 | 約289,000件 |
サービスの特徴 |
・業界トップクラスの求人数 ・転職支援実績No.1(厚生労働省「人材サービス総合サイト」より) ・職務経歴書エディターを利用できる |
(2023年6月7日現在)
リクルートエージェントの強みは「求人数」です。
公開求人と非公開求人を合わせて、約68万件の求人数を保有しています。
他社の転職エージェントを圧倒する求人数を活かし、幅広い業種や職種・エリア・年齢に対応可能です。
在籍するキャリアアドバイザーは、業界ごとに担当がわかれているため、希望業界に合わせた適切なサポートが受けられると好評を得ています。
詳しくはこちら
また、スマートフォンやタブレットなどで職務経歴書を作成できるWEBツール「職務経歴書エディター」が一般公開されています。
リクルートエージェント利用者なら途中保存が可能なので、転職活動に役立ちます。
幅広い層の求職者に転職サポートを提供するリクルートエージェントですが、正社員としての就業経験がある求職者の利用を推奨しています。
-
正社員としての就業経験がない方もご利用いただけます。
しかし、弊社でお預かりしている求人は、即戦力を求めるものが多いため、実務経験を重視する傾向にあります。そのため、企業での正社員としての実務経験をお持ちでない場合、ご紹介の可能性は低くなりますので、あらかじめご了承ください。
出典元:リクルートエージェント
就業経験がない方は、就職Shopやハタラクティブといった就活エージェントに登録するのがおすすめです。

リクルートエージェントに登録だけするメリットとは?活用方法を徹底解説


リクルートエージェントの口コミ・評判を調査!転職者が感じたメリット・デメリットとは

就職Shop

運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
サービス | 就活エージェント |
拠点 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫 |
求人エリア | 非公開 |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
サービスの特徴 |
・紹介する求人はすべて就職Shopが取材済み ・書類選考なしだから面接だけに集中できる ・優良中小企業の求人が見つかる |
(2023年6月7日現在)
就職Shopは就活エージェントです。
求職者の希望をもとに、就職Shopが実際に取材した中小企業中心の求人企業を紹介するスタイルです。
登録者の9割は20代が占めることから、未経験の若手人材の採用・育成に積極的な企業の求人紹介が受けられます。
詳しくはこちら
最大の特徴は、書類選考がないことです。
紹介を受けた求人企業に応募するとすぐに面接に進めるため、短期間で就職したいという方に最適です。

面接対策や企業選びは、就職Shopのコーディネーターがサポートしてくれるので安心です。

就職Shopの評判を徹底調査!口コミから分かったメリット・デメリットと就職の流れを解説

ハタラクティブ

運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
---|---|
サービス | 転職エージェント |
拠点 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知・福岡 |
求人エリア | 全国 |
公開求人数 | 約2,900件 |
非公開求人数 | 非公開 |
サービスの特徴 |
・大手企業への紹介実績が豊富 ・紹介求人の8割が未経験OK |
(2023年6月7日現在)
学歴やキャリアに不安がある方におすすめしたいのがハタラクティブです。
3人に2人が未経験で採用されていることからわかるように、20代の未経験者採用に積極的な企業が多いため、向上心や熱意をアピールすることで内定獲得に近づくことができます。
-
ハタラクティブの求人では「20代の若手を採用して育てていきたい」と経歴よりも人柄を重視する企業が多いです。
出典元:ハタラクティブ
ハタラクティブの紹介求人は、8割が未経験OKのものです。
フリーター・既卒・第二新卒の就職サポートにも対応しているため、未経験業界へのキャリアチェンジを検討している人にもハタラクティブをおすすめします。

ハタラクティブの口コミ・評判から分かったサービスの特徴を詳しく解説

リクナビNEXT

運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
サービス | 転職サイト |
公開求人数 | 約100,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
サービスの特徴 |
・グッドポイント診断を受けられる ・転職サイトとして業界トップクラスの求人数 ・「こだわり条件」で求めている求人を簡単に検索できる |
(2023年6月7日現在)
リクナビNEXTは、株式会社リクルートが運営している転職サイトです。
10万件以上の公開求人を掲載しており、あらゆる業界をカバーしています。
転職サイトは求人が見つけにくいというイメージを持つ人が少なくないようです。
しかし、リクナビNEXTは59項目の「こだわり条件」を設定して求人を検索できるので、希望条件に合う求人をピンポイントで探すことができます。
独自のサービスとして注目したいのが「グッドポイント診断」です。

自己分析に役立つWEB診断サービスで、約30分の診断により転職活動に役立つ5つの強み(グッドポイント)を明らかにしてくれます。
診断結果のサンプルはこちら
診断結果は、求人に応募する際に応募書類と一緒に提出できます。
少し古い数字にはなりますが、リクナビNEXT利用者の約80%が診断結果を提出しているようです。
-
応募時に診断結果を添付している人は80%以上も!(2015年8月リクルート調べ)
出典元:リクナビNEXT
リクナビNEXTの公式ホームページには、「応募書類だけでは読み取れない人物像がイメージできる」と評価する企業側の声も掲載されています。

リクナビネクストの登録が会社にばれる?利用する際の注意点を解説

転職エージェントは複数の同時利用がおすすめ

転職エージェントは基本サービスこそ共通していますが、保有求人や独自サービスといった部分が大きく異なります。
転職の可能性を広げるためにも、転職エージェントは複数の併用をおすすめします。
転職エージェントを併用するメリット
- 転職の可能性が広がる
- 目的に合わせてサービスを使いわけられる
- サービスや紹介求人の質を比較できる
複数の転職エージェントを併用するメリットについて詳しく解説します。
転職の可能性が広がる
転職エージェントは転職サイトとは違って、応募する求人は担当のキャリアアドバイザー(以下、担当者)が紹介したものの中から選ぶのが基本です。
求職者にどのような企業の求人をマッチングさせるのかは、担当者によって異なります。
そのため、同じ求職者に対してキャリアアップを狙った求人を紹介する担当者もいれば、現状維持の求人を紹介する担当者もいることになります。
複数の転職エージェントに登録すると、各転職エージェントの担当者から幅広い求人を紹介してもらうことができ、転職の可能性を広げることができるのです。

ハイクラス転職を目指す30代が知っておくべき会社が求めるレベルと転職活動のポイント

目的に合わせてサービスを使いわけられる
転職エージェントに複数登録することで、各転職エージェントが提供している独自サービスを利用しながら、効率的に転職活動を進めることができます。
例えば、職務経歴書をリクルートエージェントの職務経歴書エディターで作成して他の転職エージェントに提出したり、マイナビエージェントで有名企業の求人を紹介してもらいつつ、ハタラクティブでキャリアチェンジの可能性を模索できるのです。
初回面談が必要になりますが、目的に応じてサービスを使いわけできるため、結果的に転職活動を有利に進めやすくなります。

20代でもハイクラス転職は実現できる?おすすめの転職エージェントと活用方法を徹底解説!

サービスや紹介求人の質を比較できる
転職エージェントは、担当のキャリアアドバイザーによって転職活動が左右される可能性があるといわれています。
正当な理由があれば担当キャリアアドバイザーの変更を申請できますが、度々担当者を変更すると転職エージェントからの心象が悪くなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
複数の転職エージェントに登録することで、理想の担当キャリアアドバイザーと出会える可能性が高くなります。
また、紹介求人・サービスの質も比較できるので、転職活動成功のためにはどの転職エージェントをメインに利用すればよいのか、検討することもできます。

IT・Webエンジニアにおすすめの転職エージェント11選!未経験向けも紹介

参考マイナビエージェントに断られた?断られる利用と対処法について解説
まとめ

マイナビエージェント以外にも転職エージェントはあるため、サポートを断られた場合は、気持ちを切り替えてほかの転職エージェントや転職サイトに登録して転職活動を進めることをおすすめします。

マイナビIT AGENTの評判は悪い?口コミで分かったメリット・デメリットを解説


マイナビエージェントの退会方法は?退会時の疑問を解説します


人材ベンチャー企業に入社し、転職エージェントとして多くの人の転職を支援。その後、複数の転職エージェント事業の立ち上げに参画。現在は、転職サービスの運営をしながら、知見を活かしてキャリアアドバイザーとして転職希望者のキャリア相談に応じる。