本記事では、ネット上にある評判・口コミの調査で分かったマイナビエージェントの特徴と合わせて、第二新卒がサポートを活用できるかどうかも解説していきます。
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- マイナビエージェントは第二新卒にも強いのか?評判や口コミも調査
マイナビエージェントは、20代・30代へのサポートが評判の転職エージェントであり、手厚いサポートが多くの求職者から支持されています。
2023年には、オリコン顧客満足度®調査で総合1位を獲得しました。
転職市場における「第二新卒」の定義
第二新卒には、明確な定義はありません。
第二新卒について
転職市場では、大学を卒業後に新卒で就職してから、3年程度で転職する若手求職者のことを「第二新卒」としていることが大半で、年齢にすると、22歳〜25歳前後になります。
既卒やフリーターとの違い
第二新卒と混同しやすいのが既卒やフリーターです。
既卒は学校を卒業後、1度も就職した経験がない人を指し、第二新卒とは違い、おおまかな年齢も決められていません。
一方、フリーターは厚生労働省によって明確に定義されています。
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フリーターとは、15~34歳の若年者(学生及び主婦を除く)のうち、勤め先における呼称がアルバイト又はパートである者(これまでアルバイト・パートを続けてきた者で無業の者を含む)をいう。
出典元:厚生労働省
就職した経験がある求職者は、状況によって「第二新卒」と「フリーター」に分かれ、就職した経験がない求職者は「既卒」に該当します。
第二新卒は転職が難しい?第二新卒で転職を成功させる秘訣を解説
第二新卒は転職市場で人気が高い
社会人経験があることが第二新卒の武器
近年、日本では少子高齢化を背景に若手人材が不足しているのが現状であり、採用計画の通りに新卒を採用できない企業もあります。
そこで注目されているのが「第二新卒」です。
厚生労働省「新規大卒就職者の離職状況」によると、大学を卒業後、就職してから3年以内に離職する人の割合は全体の32.3%となっています。
就職から退職までの期間 | 離職率 |
---|---|
1年目 | 10.6% |
2年目 | 11.3% |
3年目 | 10.4% |
合計 | 32.3% |
第二新卒の割合は多いです。
さらに詳しく
新卒採用者数が想定よりも少なかった企業をはじめ、若手人材を求めている企業が第二新卒の採用活動を行っています。
企業はポテンシャルや将来性を期待している
第二新卒は、新卒と近い年齢ながら社会人経験があり、ビジネスマナーが身についているのが強みで、企業は、第二新卒に対してポテンシャルの高さや将来性などを期待し採用しています。
学歴や職歴を重視しない「ポテンシャル採用」の実施例が多いのも、第二新卒を歓迎する企業ならではの特徴です。
ただし、ビジネスマナーが身についていないと、ポテンシャルが低いと判断されます。
ココがポイント
第二新卒の転職支援実績がある転職エージェントなら、選考対策の一環として、ビジネスマナーや身だしなみなどをアドバイスしてくれます。
第二新卒の女性が転職を成功させるために知っておきたい重要な3つのポイント
マイナビエージェントは第二新卒の転職サポートに強い
マイナビエージェントは、20代・30代向けの転職サポートが評判の転職エージェントです。
第二新卒向けのサポートも提供しているため、希望に合った仕事をじっくりと探したい若手人材に最適です。
ここでは、マイナビエージェントが第二新卒に強いとされる理由を解説します。
参考求人検索|20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントのマイナビジョブ20’s
第二新卒歓迎の求人を10,000件以上も保有
マイナビエージェントは、約73,000件の求人を保有しており、そのうち約11,000件が第二新卒歓迎の求人です。
求人数からも第二新卒向けの転職サポートを提供していることが分かります。
20代の転職エージェントで満足度No.1を獲得
2023年度のオリコン顧客満足度®調査で総合1位を獲得しているマイナビエージェントは、2021年12月に実施されたGMOリサーチ株式会社のアンケート調査で「20代の転職エージェント」で満足度1位を獲得した実績があります。
第二新卒の年齢層である20代から評価されているため、利用も安心です。
ココがポイント
オリコン顧客満足度®調査の結果報告によると、マイナビエージェントのサービスで高く評価されているのは、「紹介案件」「紹介案件の質」「交渉力」の3項目となっています。
希望に合った求人を紹介してくれるのはもちろん、企業との間に入って労働条件を交渉してくれることがマイナビエージェントの評価に繋がっています。
公式サイトに第二新卒の転職成功事例が多数掲載されている
マイナビエージェントの公式サイトには、転職成功事例が掲載されており、第二新卒の転職成功事例も豊富で、転職成功者からのアンケートも閲覧できます。
さらに詳しく
アンケートを見てみると、マイナビエージェントの提案力と保有求人の質を評価するものが多いことに加え、同業他社への転職や未経験業界へのキャリアチェンジまで幅広く対応していることが分かります。
第二新卒が未経験で転職するならおすすめの業界はどれ?転職活動の進め方も徹底解説
参考第二新卒の対象はいつまで?求められる能力や転職のノウハウについて紹介
マイナビエージェントが考える第二新卒が持つ4つの強み
マイナビエージェントは、コラムの中で第二新卒の強みを4つ紹介しています。
第二新卒の強み
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・志望企業の選び方が現実的である
・志望動機がはっきりしている
・モチベーションが高い
・離職の可能性が低い
第二新卒は、社会人経験があることから、企業を選ぶ際に重視・注目するポイントが新卒とは異なることが多いことから、志望動機もはっきりとしています。
自分に向いている・向いていないを理解していることも、第二新卒の強みです。
どのような職場でどのような働き方をしたいのか、希望する企業像にマッチした企業を探すというモチベーションがあり、実際に希望に近い企業に転職できた場合、離職する可能性が低いと考えられています。
参考第二新卒での転職は門前払いされる?需要があっても採用が難しい理由と対策
マイナビエージェントは20代・30代の転職サポートが評判
ここからは、口コミ・評判の調査で分かった、マイナビエージェントの特徴を紹介します。
求職者がマイナビエージェントを利用することで、どのようなメリットがあるのかを詳しくまとめました。
マイナビエージェントの良い口コミ・評判
ミスマッチへの配慮を丁寧にしてくれたこと、転職活動の軸がぶれた時も親身に相談に乗っていただけたこと、多くの候補企業を提案してくれたことの3点が凄く良かったです。
出典:みん評
大手転職エージェントでしたし安心感がありました。前職の知識や技術を活かした転職先を探していましたが、相談に親身になって乗って頂けましたし、候補企業も幅広くピックアップして頂き、ミスマッチがないように配慮して頂けたのが印象的です。
出典:みん評
質の良い求人を紹介してくれる
マイナビエージェントは、若手人材向けの求人が豊富で、サービスの知名度や登録している求職者の多さから、有名企業からベンチャー企業まで優良企業の求人が揃っています。
保有している求人の総数は、約73,000件です。
ココがおすすめ
口コミでも評判のマイナビエージェントのキャリアアドバイザーが、たくさんの求人の中から、希望条件や市場価値に合致した求人を紹介してくれます。
転職先が決まるまで無期限でサポートしてくれる
転職エージェントは、自社のサポートで求職者が転職を成功させ、転職先企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、転職成功が見込める求職者と出会うことを目的に、サポート期間を設けているのが一般的です。
一方、マイナビエージェントでは、無期限で求職者にサポートを提供しているため、キャリアプランに悩んでいる第二新卒の転職にもおすすめです。
業界専任のキャリアアドバイザーが担当者になる
マイナビエージェントでは、業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しています。
専任のキャリアアドバイザーが在籍している領域
・IT/WEBエンジニア
・クリエイティブ職
・営業職
・ものづくり/メーカー
・管理部門
・販売/サービス
・MR/メディカル
・金融
・不動産/建設
出典元:マイナビエージェント
あなたが希望する業界に関して、豊富な知識を持つキャリアアドバイザーが担当者となって転職活動をサポートしてくれるため、非常に心強いです。
最新の転職市場の動向や市場価値をもとに、的確なサポートが期待できます。
担当者と相性が悪いときは、変更理由を添えて問い合わせフォームから変更依頼をすれば、対応してもらえます。
口コミ・評判から分かったマイナビエージェントの注意点
マイナビエージェントには、たくさんのメリットがあること、そして第二新卒の転職も手厚くサポートしていることが分かりました。
しかし、実際にマイナビエージェントへ登録する前に知っておきたい注意点もあります。
ここでは、口コミ・評判から分かった、マイナビエージェント利用者が不満を持っている点について詳しくまとめました。
マイナビエージェントの悪い口コミ・評判
転職活動のため、マイナビエージェントに登録しました。すぐに連絡がなく、営業日3日後にメールが来たかと思えば、「あいにく現在弊社にてマッチする求人がなくすぐにご紹介が難しい状況です。」とのことで、面談すらしていただけませんでした。
出典:みん評
マイナビエージェントに断られた原因は?断られたときの対処法を解説
大手他社と比べて保有求人数が少ない
マイナビエージェントの保有求人数が少ないという口コミは、多数投稿されています。
競合となる他の大手転職エージェントが数十万件の求人を保有しているのに対し、マイナビエージェントが保有している求人数は約73,000件です。
ココがポイント
第二新卒歓迎の求人は約11,000件と、求人数が少ない印象がありますが、マイナビエージェントは、求人の質やサポート力が強みの転職エージェントです。
大手転職エージェントとしては保有求人数が少ないものの、マッチング率の高い求人のみを厳選して紹介してくれると高い評価を得ています。
求人数こそ劣りますが、無駄に情報量が多くなく、混乱することなくじっくり応募できました。
出典:みん評
関東エリアの一都三県に求人に集中している
以下は、マイナビエージェントの求人をエリア別に集計したものです。
【求人エリア】 | 公開求人数 | 非公開求人数 |
---|---|---|
関東エリア | 29,917件 | 13,708件 |
関西エリア | 8,086件 | 3,145件 |
東海エリア | 6,600件 | 979件 |
北海道・東北エリア | 2,502件 | 488件 |
甲信越エリア | 884件 | 176件 |
北陸エリア | 614件 | 143件 |
中国・四国エリア | 1,889件 | 478件 |
九州・沖縄エリア | 3,015件 | 641件 |
海外 | 98件 | 14件 |
エリアごとの求人数を比較すると、約73,000件の保有求人のうち、約43,000件を関東エリアの求人が占めており、そのほとんどが一都三県(東京 / 神奈川 / 千葉 / 埼玉)の求人です。
ココに注意
地方での転職を検討している求職者で、希望する業界や職種が決まっている場合、マイナビエージェントから紹介される求人数に物足りなさを感じる可能性があります。
まず、希望に近い求人がマイナビエージェントにあるかを確認してから、登録することをおすすめします。
第二新卒におすすめの転職エージェント13選!|第二新卒が転職に有利ってホント?
よくある質問
本記事の最後にマイナビエージェントと第二新卒に関する質問に回答します。
Q:マイナビエージェントではどのようなサポートをしてくれますか?
マイナビエージェントは、転職エージェントです。
求人の紹介から選考対策(書類添削 / 面接対策)、内定後の企業との条件交渉まで、転職活動の行程の大半を手厚くサポートしてくれます。
マイナビエージェントのサポート内容
・キャリアカウンセリング(面談)
・求人の紹介、応募代行
・書類添削
・面接対策・セミナー、イベントの開催
・面接日調整
・面接のフィードバック
・企業との連絡
・内定後の条件交渉
・アフターフォロー
第二新卒のほとんどは、転職エージェントの利用は初めてかもしれません。
転職エージェントのサポート内容をしっかりと把握して活用することで、転職活動の効率化を図れます。
Q:キャリアアドバイザーとの面談方法は対面以外にもありますか?
マイナビエージェントでは、面談方法を「対面」と「Web」から選択できます。
【面談方法】
「対面」 |
マイナビエージェントの拠点まで足を運び、キャリアアドバイザーとマンツーマンで面談をします。 マイナビエージェント|拠点案内 |
---|---|
「Web」 |
オンライン上でキャリアアドバイザーと面談をします。 ネット環境やウェブカメラなどの設備が必要です。 |
面談時の服装は私服で問題無いでしょう。
なお、マイナビエージェントでは、面談前に履歴書・職務経歴書の作成と面談前アンケートへの回答をお願いされます。
マイナビエージェントの面談の流れは?面談で失敗しないためのポイントを解説
Q:第二新卒は転職に不利ですか?
第二新卒は、入社してから短期間で退職したという職歴があります。
応募する企業によっては、選考で職歴が不利になる可能性も少なからずありますが、第二新卒歓迎の求人を出している企業であれば、職歴が不利になる可能性は低いです。
ココに注意
ただし、明確な退職理由と転職先企業で長く働く意思が求められることに加え、第二新卒として期待されるポテンシャルをアピールする必要があります。
マイナビジョブ20’sの評判は?サービスの特徴とメリット・デメリットを徹底解説
まとめ
マイナビエージェントは、利用者から評判の転職エージェントで、特に求人の質とサポート力が高く評価されています。
また、第二新卒の転職支援実績が豊富なマイナビエージェントであれば、サポート期間が無期限であるため、転職活動の開始から終了までを親身になってサポートしてくれます。
マイナビエージェントの入会・退会は自由であるため、転職を検討している第二新卒の方は、まずはマイナビエージェントに登録してみることをおすすめします。
※本記事の内容は、2024年1月現在の情報です。
マイナビエージェントの評判は?利用者の口コミからわかったサービスの特徴を解説
人材ベンチャー企業に入社し、転職エージェントとして多くの人の転職を支援。その後、複数の転職エージェント事業の立ち上げに参画。現在は、転職サービスの運営をしながら、知見を活かしてキャリアアドバイザーとして転職希望者のキャリア相談に応じる。