そこで本記事では、「JACリクルートメントに登録拒否された」という評判の真相やサポートが断られた場合の対処法について解説します。
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- JACリクルートメントに登録拒否される場合もある?サポートを断られる理由と対処法を解説

出典元 : JACリクルートメント
JACリクルートメントは、ハイクラス特化型の転職エージェントです。
これまで、JACリクルートメントでは約43万人の求職者の転職を支援してきました。
多くの求職者を転職支援している一方、「登録拒否された」「サポートを断られた」という口コミが一部インターネット上にあるようです。

【結論】JACリクルートメントは登録拒否することはない

最初に本記事の結論から言うと、JACリクルートメントは、どのようなキャリアの求職者であっても登録拒否をすることはありません。
ここでは、JACリクルートメントが登録拒否をしない理由と注意点を解説します。
【結論】JACリクルートメントは登録拒否することはない
- 法律で登録拒否を禁じられている
- 求人を紹介してもらえないことはある
法律で登録拒否を禁じられている
JACリクルートメントをはじめとする有料職業紹介事業者(=転職エージェントや人材紹介会社)は、法律によって求職者を登録拒否することが禁じられています。
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公共職業安定所、特定地方公共団体及び職業紹介事業者は、求職の申込みは全て受理しなければならない。ただし、その申込みの内容が法令に違反するときは、これを受理しないことができる。
出典元 : e-GOV

JACリクルートメントから登録拒否されることはなく、誰でも安心して会員登録できます。
求人を紹介してもらえないことはある
JACリクルートメントが求職者を登録拒否することはありませんが、保有している求人に求職者の希望条件や市場価値とマッチするものがない場合は、求人の紹介を断ることができます。
つまり、口コミや評判にある「登録拒否された」という書き込みは、登録拒否ではなく、「求人の紹介を断られた」ことを指していることがわかります。
ココに注意
JACリクルートメントから求人を紹介してもらえない状況が長引く場合は、他社の転職エージェントに乗り換えるなどの対応が必要です。
JACリクルートメントが求人を紹介してくれるか見分けるポイント

JACリクルートメントが求職者を登録拒否することはできませんが、マッチングした求人がなければ、求職者への求人紹介を断られる可能性があります。
JACリクルートメントが求人を紹介してくれるかどうかを見分けるポイントがあります。
JACリクルートメントが求人を紹介してくれるか見分けるポイント
- 「紹介できる求人はありません」という案内が来る
- 会員登録をしてから1週間以上連絡が来ない
上記に該当した場合の対処法についても詳しく解説します。
「紹介できる求人はありません」という案内が来る
会員登録後、通常であれば会員登録完了の連絡が入ります。
しかし、JACリクルートメントから「紹介できる求人はありません」という案内が届いた場合、面談をはじめとする転職のサポートは提供されません。
ココに注意
先に解説した通り、JACリクルートメントが登録拒否をすることはないものの、求人が紹介されなければ転職活動を進めることはできないため、他の転職エージェントに乗り換える、あるいは、求人が見つかるまで様子を見るといった形で対処します。

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会員登録をしてから1週間以上連絡が来ない
JACリクルートメントに会員登録後、1週間程度で面談に関する案内が入ります。
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ご経験を活かせる求人の有無を確認させていただくため、ご登録後1週間程度お時間をいただいております。
出典元 : JACリクルートメント
JACリクルートメントから面談案内が届かない場合、主な原因は「紹介する求人選びが難航している」「連絡忘れなどの人為的なミス」「登録内容の不備」のいずれかで、登録拒否ではありません。
会員登録後、1週間以上経過してもJACリクルートメントからの連絡がないときは、下記の電話・メールから問い合わせ、状況を確認してみるとよいでしょう。
【JACリクルートメントの問い合わせ先(会員登録前)】
電話番号 | 0120-86-1049 |
メールアドレス | entry-info@support.jac-recruitment.jp |
出典元 : JACリクルートメント
参考JACリクルートメントで登録拒否された?断られた?対処法を解説。
JACリクルートメントから求人を紹介してもらえない人の特徴

JACリクルートメントは、ハイクラス特化型の転職エージェントであるため、求人を紹介できる求職者は限られます。
下記に該当する方は、JACリクルートメントから求人を紹介される可能性が低いです。
JACリクルートメントから求人を紹介してもらえない人の特徴
- 直近の年収が500万円未満
- マネジメント経験や高度な専門スキル、知識がない
- 就業経験がない方、20代前半や第二新卒など
上記に該当する方が、なぜJACリクルートメントから求人を紹介してもらえないのか、その根拠について詳しく解説していきます。
直近の年収が500万円未満
JACリクルートメントでは、求人検索から公開求人を閲覧可能です。
求人検索をクリックすると、いくつかの質問が表示されます。
求人検索時の質問内容
・経験業種
・経験職種
・現在の年収
「現在の年収」で表示される選択肢の下限は「500万円以上」で、求人検索の条件指定にも、年収500万円未満の選択項目はありません。
以上のことから、JACリクルートメントでは、就業経験のある年収500万円以上の求職者をサポートの対象としているのだと考えられます。

出典元 : JACリクルートメント
登録拒否されることはなくても、年収が低い方の場合、JACリクルートメントから求人紹介される可能性は低いと考えられます。

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マネジメント経験や高度な専門スキル・知識がない
JACリクルートメントの公開求人を見てみると、ハイクラス求人を出している企業がどのような人材を求めているのかが分かります。
ハイクラス求人で求められるもの
・マネジメント経験
・高度な専門スキルと知識
・ビジネスレベルの語学力
ハイクラス求人は、即戦力人材を求める企業が出している求人です。
ココに注意
スキル・経験・実績がある求職者であれば、JACリクルートメントから希望に近い求人を複数紹介してもらえる一方、ハイクラス求人に対して市場価値が低い求職者は、求人を紹介してもらいにくくなります。
就業経験がない方・20代前半や第二新卒など
JACリクルートメントが保有している求人は、マネジメント経験や業務を通じて培ったスキル・経験を求めるものが大半を占めます。
就業経験がない方、浅い方にとってハードルが非常に高い求人です。
実際、JACリクルートメントにおける「転職決定者の年齢(※2017年実績)」を見てみると、大多数を30代以降の世代が占めています。

JACリクルートメントは、オリコン顧客満足度®調査「ハイクラス・ミドルクラス転職」で、5年連続(2019年〜2023年)1位を獲得している転職エージェントです。
保有求人の年収と内容、転職支援実績からも、JACリクルートメントは、ミドル世代とシニア世代のキャリアアップに力を入れてサービスを展開していることが分かります。

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JACリクルートメントに登録してから内定をもらうまでの流れ

ここからはJACリクルートメントでの転職活動の流れを紹介します。
転職活動の大まかな流れは下記の通りです。
JACリクルートメントに登録してから内定をもらうまでの流れ
- 手順(1)会員登録をする
- 手順(2)コンサルタントと面談をする
- 手順(3)求人を紹介してもらう
- 手順(4)求人に応募する
- 手順(5)企業と面接を行う
- 手順(6)内定をもらう
JACリクルートメントでの転職活動の流れを、ポイントに沿って紹介します。
手順(1)会員登録をする
JACリクルートメントの公式サイトから会員登録を行います。
仮登録時に入力したメールアドレスに、本登録用のURLが記載されたメールが届きます。
本登録は、必要事項を入力していくだけのシンプルな作業です。
会員登録時の必要事項
・氏名
・性別
・生年月日
・電話番号
・メールアドレス
・住所
・最終学歴
・現在の勤務状況
・転職回数
・職歴
・企業での詳細な経験
・資格 / スキル / 語学力
・勤務希望地
・その他(アンケート、伝えておきたいこと)
職務経歴書や履歴書のデータをお持ちの方は、会員登録時に添付するとよいでしょう。
コンサルタントが市場価値と適正年収を分析した上で、求人を紹介できるかどうかを判断してくれます。
データがない方は、直接入力も可能で、履歴書・職務経歴書を会員登録時に登録すれば、求人を紹介してもらえる可能性に期待できるでしょう。

登録内容によっては求人が紹介されないことがありますが、登録拒否はされません。

JACリクルートメントの利用が会社にばれる?サービスの特徴と評判を紹介します

手順(2)コンサルタントと面談をする
会員登録完了後、1週間程度でJACリクルートメントから面談に関する連絡が入ります。
面談方法は、対面・電話・Webの3種類で、スケジュールと面談方法を確認し、面談予約を取ります。
面談内容によって紹介される求人や転職活動の進め方が変わります。
ココがポイント
希望条件やキャリアに関する情報を、コンサルタントに明確に伝えられるよう、面談前にある程度の考えをまとめておくとよいでしょう。
手順(3)求人を紹介してもらう
面談内容をもとに、コンサルタントが求人を紹介してくれます。
紹介された求人は、必ずしも応募する必要はないため、応募するかどうかの判断に迷ったときは、コンサルタントに相談するのがおすすめです。

企業情報を共有してくれたり、その求人を紹介した理由を教えてくれたりします。
手順(4)求人に応募する
応募する求人が決まったら、応募書類を作成して求人に応募します。
求人に応募するにあたり、必要なのが「履歴書」と「職務経歴書」といった応募書類です。
ココがポイント
応募書類は、コンサルタントが応募する求人企業に合わせて添削をしてくれるため、書類作成に苦手意識がある方は、書類添削サービスを活用するとよいでしょう。

求人への応募は、応募書類作成後にコンサルタントが代行してくれます。
参考JACリクルートメントに断られた!登録拒否の理由と対処法
手順(5)企業と面接を行う
書類選考に通過したら、面接日の調整をコンサルタントが行います。
面接日当日までの間は、面接対策をJACリクルートメントに依頼し、模擬面接を実施してもらったり、企業情報を共有してもらったりするのが基本的な流れです。
面接対策を複数回受けることで、面接に対する不安を軽減できます。
手順(6)内定をもらう
面接を経て、無事に内定を獲得したら転職活動の終了です。
労働条件を確認の上、内定を受諾して転職先への入社日を決めます。
内定を受諾する前であれば、企業との条件交渉が可能で、年収アップの余地がある方は、積極的に条件交渉をすることをおすすめします。
コンサルタントが代行してくれるため、交渉決裂や内定取り消しのリスクがありません。

条件交渉だけでなく、入社日の調整や内定辞退の連絡などは、すべてコンサルタントがおこなってくれます。

JACリクルートメントの評判は良い?悪い?口コミからわかるメリット・デメリットを徹底解説

まとめ

「JACリクルートメントから登録拒否された」という口コミ・評判は、「JACリクルートメントから求人を紹介されない」ことを指して書かれていることが分かりました。
JACリクルートメントが求職者を登録拒否することはありません。
JACリクルートメントの利用は無料であるため、まずは会員登録してみることをおすすめします。
※本記事の情報は、すべて2023年8月27日現在のものです。

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人材ベンチャー企業に入社し、転職エージェントとして多くの人の転職を支援。その後、複数の転職エージェント事業の立ち上げに参画。現在は、転職サービスの運営をしながら、知見を活かしてキャリアアドバイザーとして転職希望者のキャリア相談に応じる。