本記事では、これからPayPayカードを申し込む方に向けて、国際ブランド(Visa、Mastercard®、JCB)の選び方を分かりやすく解説します。
注意点やおすすめの国際ブランドについてもまとめました。
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- PayPayカードの国際ブランドはどれがおすすめ?比較しながら分かりやすく解説!
PayPayカードは、国際ブランドをVisa、Mastercard®、JCBの3つから選べます。
店舗は、すべての国際ブランドに加盟しているわけではないため、PayPayカードの国際ブランドは慎重に選ぶことが大切です。
PayPayカードの国際ブランドを決める3つのポイント
PayPayカードでは、申し込みの際に3つの国際ブランドから好みのものを選べます。
-
Visa
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Mastercard®
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JCB
PayPayカードは複数の国際ブランドを選ぶことはできないため、Visa、Mastercard®、JCBの中から1つを決める必要があります。
国際ブランドを決めるときは、下記を調べるのがおすすめです。
国際ブランドの選び方
- 加盟店の数
- 国際ブランドごとの特徴
- 審査難易度の違い
上記の内容について、詳しく解説していきます。
参考PayPayカードはVisa・JCB・Mastercardどれがおすすめ? それぞれの違い・特徴を解説
加盟店の数
加盟店の数は、国際ブランドを決める重要なポイントです。
ココに注意
加盟店が少ない国際ブランドを選んでしまうと、せっかくPayPayカードを発行しても、利用範囲が狭く、他のクレジットカードが必要になってしまう一方、加盟店の数が多い国際ブランドなら、たくさんの店舗でPayPayカードを利用できます。
以下の表は、国際ブランドの世界シェア率をまとめたものです。
<クレジットカードの国際ブランド別世界シェア率>
国際ブランド | シェア率 |
---|---|
・Visa | 44.8% |
・銀聯 | 26.7% |
・Mastercard® | 24.5% |
・American Express® | 2.3% |
・JCB | 1.1% |
・Diners Club | 0.8% |
世界シェア率では、Visaが44.8%を占めています。
世界中に多くの加盟店があるVisaは、海外でクレジットカードを利用する機会がある方におすすめの国際ブランドです。
続いて、日本での国際ブランドのシェア率を見ていきます。
<日本におけるクレジットカードの国際ブランド別シェア率>
国際ブランド | シェア率 |
---|---|
・Visa | 50.8% |
・JCB | 28.0% |
・Mastercard® | 17.8% |
・American Express® | 3.1% |
・Diners Club | 0.3% |
・銀聯 | 0.1% |
日本でも、Visaのシェア率が圧倒的ですが、日本発祥の国際ブランドであるJCBが国内ではシェア率2位に位置しています。
PayPayカードで選択できる国際ブランドは、国内シェア上位3つです。
ココがポイント
すでにVisaのクレジットカードを所持している方は、PayPayカードでJCB、Mastercard®を選んでおけば、クレジットカードを利用できる範囲が広がります。
Visaのクレジットカードを所持していない方は、VisaでPayPayカードを申し込むのがおすすめです。
PayPayカードの入会特典の条件や注意点を徹底解説!【2023年最新版】
海外で使用するならVisa・Mastercard®がおすすめ
海外でクレジットカードを利用する機会がある方は、Visa、Mastercard®のどちらかでPayPayカードを申し込むことをおすすめします。
先に紹介した通り、Visaは世界シェア率No.1の国際ブランドであるため、クレジットカードを1枚に絞る場合、Visaを選んでおけば、支払いにクレジットカードを使用できずに困ることはほとんどありません。
さらに詳しく
また、Mastercard®は、ヨーロッパ圏に強いとされているため、海外に行く方で、Visaのクレジットカードを所持している場合、PayPayカードをMastercard®で申し込めば世界中の多くの店舗でカード決済が可能でしょう。
国際ブランドごとの特徴
国際ブランドの特徴を把握することで、PayPayカードの国際ブランドを選びやすくなります。
ここでは、Visa、Mastercard®、JCBの特徴をまとめました。
参考PayPayカードの国際ブランドは JCBとVisaのどっちがおすすめ?
Visaは世界シェア1位の国際ブランド
Visaは世界シェア1位の国際ブランドであり、1枚持っておけば、世界中でクレジットカードを利用できます。
メリット・デメリットがなく、世界中どこに行っても使いやすいという特徴があるため、初めてクレジットカードを作る方におすすめです。
Visaのクレジットカードを所持していない方は、1枚所持しておくとよいでしょう。
Mastercard®はヨーロッパ圏に強い
Mastercard®には、クレジットカードごとに6つのランクがあったり、Mastercardのクレジットカード会員向けのベネフィットプログラム「プライスレス・シティ」や「Taste of Premium」といった高級旅館、国内レストラン、海外・国内ホテルでの優待サービスがあったりと、他の国際ブランドにはない個性があります。
ココに注意
ただし、Mastercard®のサービスは、PayPayカードのような年会費無料のクレジットカードでは利用できないことがほとんどです。
Mastercard®は、ヨーロッパ圏に強いとされています。
日本では、コストコが加盟している唯一の国際ブランドであるため、コストコを利用する方は、Mastercard®でPayPayカードを申し込むことをおすすめします。
JCBは海外での日本語サポートがある
JCBは、世界シェア率が低いものの、観光地を中心に「JCB PLAZA(JCBプラザ)」や「JCBプラザ ラウンジ」といった海外旅行者向けの手厚いサービスを展開しているのが特徴です。
海外でのトラブルや観光案内などを、JCBスタッフが日本語で対応してくれます。
ココがポイント
ただ、海外に行く際は、JCBのクレジットカードを使用できないときに備え、VisaやMastercard®のクレジットカードを用意しておくのがおすすめです。
審査難易度の違い
クレジットカードは、国際ブランドが独自に発行する「プロパーカード」と、提携企業が発行する「提携カード」に分かれます。
クレジットカードの審査基準は、公開されていませんが、プロパーカードは提携カードよりも審査が厳しいとされています。
さらに詳しく
PayPayカードは提携カードであり、PayPayカード株式会社が独自の審査基準でPayPayカードを発行しているため、国際ブランドによって審査難易度が変わることはないでしょう。
参考PayPayカードの国際ブランドを徹底比較【JCBとVisaなら、どっちを選ぶべき?】
PayPayカードでおすすめの国際ブランドはどれ?
Visa | 加盟店の多さを重視する方 |
---|---|
Mastercard® | コストコでカードを利用したい方 |
JCB | 海外でのトラベルサポートを求める方 |
PayPayカードでおすすめの国際ブランドは、人によって異なりますが、初めてクレジットカードを作る方は、Visaを選ぶとよいでしょう。
Visaは、国内・海外でのシェア率で1位となっており、たくさんの店舗で利用できるため、海外での使用も想定している方におすすめです。
Mastercard®は、日本ではVisaやJCBよりもシェア率が低いものの、海外でのシェア率はVisaに次ぐ2位に位置しており、Visaとの併用で利用範囲を広げられます。
ココがポイント
人気の大型スーパー「コストコ」でクレジットカードを使用したい方は、Mastercard®を選ぶと良いでしょう。
JCBは、Visa・Mastercard®のいずれかのクレジットカードを所持している方で、海外でのカード利用は重視していない場合におすすめします。
参考PayPayカード(ペイペイカード)の国際ブランドについて
PayPayカードの基本情報と申し込み時の注意点
PayPayカードは、ポイント還元率が常時1.0%以上でポイ活におすすめです。
Yahoo!ショッピング・LOHACOの利用でポイント還元率が大幅にアップしたり、PayPay残高に直接チャージできたりと、関連サービスとの連携に優れています。
PayPayポイントは1ポイント=1円で使用可能です。
PayPayアプリのユーザーは、たくさんのPayPayポイントを効率よく貯められるPayPayカードの申し込みをおすすめします。
券面 | |
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入会資格 |
・日本国内在住の満18歳以上(※高校生除く)の方 ・ご本人様または配偶者に安定した継続収入がある方 ・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
国際ブランド | Visa、Mastercard®、JCB |
年会費(税込) | 永年無料 |
家族カード年会費(税込) | 永年無料 |
締め日 / 支払い日 | 月末締め / 翌月27日払い |
ポイント還元率 | 1.0%~9.0% |
ETCカード年会費(税込) | 550円 |
その他の追加カード電子マネー |
・PayPay ・Apple Pay |
出典元 : PayPayカード
PayPayカードはポイント還元率が1%以上!PayPayポイントを貯める方法を解説
参考PayPayカードのおすすめ国際ブランドは?Visa・Mastercard・JCBの選び方
PayPayカードの審査は優しいとされている
PayPayカードは、18歳以上の方であれば申し込みが可能です。
配偶者に安定継続収入があれば、申込者本人に安定継続収入がない専業主婦でも入会できることから、PayPayカードの入会審査は優しいとされています。
初めてクレジットカードを作る方や審査に不安がある方にもおすすめです。
国際ブランドの変更には解約が必要
PayPayカードの申し込み時に選択した国際ブランドを、後から変更することはできません。
国際ブランドを変更する場合は、解約してから再度申し込む必要があります。
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カードのデザインやブランド(Visa、Mastercard、JCB)の変更をご希望の場合は、お手元のカードを一度解約していただき、再度申し込みを行ってください。
出典元:PayPayカード
おすすめの国際ブランドは、所持しているクレジットカードや何を重視するかで異なるため、慎重に選ぶことが大切です。
PayPayカードのメリット・デメリットを解説!キャンペーン情報も紹介
参考PayPayカード ゴールド・PayPayカード比較表 – ご利用ガイド
PayPayカードの申し込み方法
PayPayカードの申し込みは、PayPayアプリとWebサイトから行えて、審査は最短2分で完了し、カード情報が提供されます。
PayPayアプリやApple Payにカード情報を登録すれば、すぐにPayPayカードを利用可能です。
PayPayアプリからの申し込み手順
PayPayアプリからの申し込み手順
①PayPayアプリを起動する
②ホーム画面の「PayPayカード」をタップ
③必要事項を入力する
④審査結果を待つ
⑤カードを受け取る
Webサイトからの申し込み手順
Webサイトからの申し込み手順
①公式サイトにアクセスする
②QRコードをスマートフォンで読み取る
③PayPayカードの「新規申し込み」をタップ
④必要事項を入力する
⑤審査結果を待つ
⑥カードを受け取る
Webサイトはスマートフォンブラウザのみの対応で、パソコンからの申し込みには対応していません。
PayPayカードの申し込み方法を解説!審査から発行までに何日かかる?
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まとめ
PayPayカードの国際ブランドについて解説しました。
PayPayカードは、日本におけるシェア率が高い上位3つの国際ブランドを選べます。
国際ブランドに悩んだときは、海外でPayPayカードを利用するかどうかを考えた上で、所持している他のクレジットカードと被らないものを選ぶとよいでしょう。
初めてクレジットカードを作る方は、加盟店が多いVisaを選んでおくことをおすすめします。
※本記事の内容は、2023年12月現在の情報です。
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クレジットカード研究歴10年。クレジットカードを使いこなすクレカマイスターASOです。クレジットカード発行歴20枚以上、現在5枚保有。ポイント高還元率・その他特典やキャンペーンのお得さを求めて、様々なクレジットカードについて日々研究中。もっと早く知りたかったクレジットカードのお得なおすすめ情報を発信していきます。