PayPayカードの年会費はいくら？カードの特徴や申し込み方法も解説

PayPayカードは、キャッシュレス決済アプリ「PayPayアプリ」ユーザーにおすすめです。

2025年1月から、PayPayアプリはPayPayカード以外のクレジットカードを使用できなくなる予定のため、前もって申し込んでおくとよいでしょう。

PayPayカードと追加カードの年会費と手数料

ここでは、PayPayカードと追加カードの年会費を紹介するとともに、支払いに関する手数料について解説していきます。

PayPayカードと家族カードの年会費

PayPayカードの年会費は永年無料であり、初年度はもちろん、2年目以降も年会費は請求されません。

クレジットカードを使用する機会が少ない方でも負担なく所持できます。

また、PayPayカードは、契約者本人の本会員カードだけでなく、家族カードも年会費無料です。

家族カードは、最大10枚まで発行できるため、家族カードが複数枚必要な方でも、コストを掛けずに発行可能です。

なお、PayPayカードゴールドには、11,000円（税込）の年会費がかかります。

PayPayカードは、旅行傷害保険やショッピング保険、空港ラウンジ特典は付帯していません。

旅行傷害保険や付帯特典を求める方は、PayPayカードではなく、PayPayカードゴールドを検討してみることをおすすめします。

参考PayPayカードの年会費はいくら？利用するメリットや注意点を解説

ETCカードの年会費

PayPayカードは、本会員カードのみETCカードを発行できます。

ETCカードの年会費は、550円（税込）であり、家族カードは、ETCカードを発行できません。

ただ、本会員カード1枚につき、ETCカードを5枚まで発行可能です。

発行枚数ごとに年会費はかかるものの、家族にETCカードを渡したい方でも問題ありません。

参考ETCカードは年会費がかかりますか

PayPayカードの支払いに関する各種手数料

PayPayカードは、一括払いの他、分割払いとリボ払いができます。

実質年率は、分割払い：12.19％〜14.60％（※支払い回数により変動）、リボ払い：18.0％です。

また、支払い日に請求額が引き落とされなかった場合、遅延損害金が発生し、遅延損害金の年率は14.6％です。

本来の支払い額よりも負担が大きくなるだけでなく、信用情報にも傷が付くため、支払いに遅れないように気を付ける必要があります。

参考PayPayカード ゴールド/PayPayカードとは

PayPayカードを所持するメリット

年会費無料のクレジットカードは、たくさんあります。

コストを掛けずに所持できるクレジットカードがたくさんある中、PayPayカードを選ぶメリットとしてあげられるのは次の4点です。

PayPayカードのメリットを詳しく解説します。

ポイント還元率1.0％でPayPayポイントを貯めやすい

PayPayカードの1つ目のメリットは、ポイント還元率の高さです。

年会費無料クレジットカードは、基本のポイント還元率が0.5％となっているものが多いところ、PayPayカードの基本のポイント還元率は1.0％と高水準のため、日常的なクレジットカードの利用で、たくさんのPayPayポイントを貯められます。

ソフトバンクのスマートフォンの利用料金をPayPayカードで支払うと、ポイント還元率が最大1.5％までアップするため、ソフトバンク契約者におすすめです。

参考PayPayカードの特徴は？口コミから還元率や年会費など気になるメリット・デメリットを解説

PayPayステップでポイント還元率が最大1.5％にアップ

PayPayカードで注目したいのが、「PayPayステップ」であり、条件達成で基本のポイント還元率が最大1.5％までアップします。

Yahoo!ショッピング・LOHACOでのPayPayカード利用でポイント還元率5.0％

PayPayカードは、Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用時、ポイント還元率が最大5.0％になる特典が受けられます。

さらに、Yahoo!ショッピング・LOHACOで毎月5日・15日・25日に開催されている「5のつく日」では、購入金額の4.0％のヤフーショッピング商品券（※最大1,000円相当）が付与され、非常にお得です。

セキュリティ性の高いナンバーレスデザイン

PayPayカードは、ナンバーレスデザインを採用しています。

カード番号やセキュリティコード、有効期限といった重要な情報がクレジットカードに記載されておらず、第三者に盗み見されるリスクを回避でき安心です。

PayPayカードのカード情報は、PayPayアプリ、または公式Webサイトの会員メニューから確認できます。

カード利用速報で不正利用に気付ける

ナンバーレスデザインでセキュリティが高いPayPayカードには、「カード利用速報」というサービスが備わっています。

カード利用速報は、PayPayカードを利用したタイミングで利用内容がPayPayアプリを通じて通知されるサービスです（※直近3日、最大20件まで確認可能）。

身に覚えのないPayPayカードの利用にもすぐに気付けます。

PayPayとの連携に強い

PayPayアプリにPayPayカードを登録することで、200円以上30回 ＆10万円以上利用という条件を達成することで、PayPayカードのポイント還元率が1.5%になり、PayPayカード ゴールドの場合は、ポイント還元率2.0%になります。

2025年1月以降、PayPayアプリに登録できるクレジットカードが、PayPayカードのみになるため、PayPayアプリを日常的に利用している場合は、早めにPayPayカードを申し込むことをおすすめします。

申し込みから最短7分でPayPayカードを利用できる

PayPayカードは、すぐにクレジットカードが必要な方にもおすすめで、最短7分（申込5分、審査2分）でPayPayカードを利用できます。

最短で発行されるのは、カード情報で、そのカード情報をもとにオンラインショップで利用できる他、Yahoo!ウォレットの「通常使うお支払い方法」にPayPayカードが自動登録されるため、Yahoo!ウォレットを使用できるサービスでPayPayカードを利用できます。

PayPayカードが実際に手元に届くまでの期間は、申し込みから約1週間ほどです。

PayPayカードの申し込み前に知っておきたい3つの注意点

年会費永年無料でポイント還元率が高いPayPayカードは、お得なクレジットカードではあるものの、申し込み前に知っておくべき注意点もあります。

ここでは、PayPayカードの注意点を詳しく解説します。

参考PayPay（ペイペイ）カードは年会費無料で最大11.0%還元！他のクレジットカードと比較しながら徹底解説

旅行傷害保険が付帯していない

ほとんどのクレジットカードは、年会費が無料であっても、海外と国内のどちらか、もしくは両方に旅行傷害保険が付帯していますが、PayPayカードには、旅行傷害保険は付帯していません。

旅行や出張の機会が多い方をはじめ、旅行傷害保険が必要な方にとって、PayPayカードはあまりおすすめできません。

旅行傷害保険が必要な方は、PayPayカードと他社のクレジットカードの2枚持ちをするか、ワンランク上のPayPayカードゴールドを検討することをおすすめします。

ETCカードに年会費がかかる

クレジットカードの追加カードとして発行されるETCカードは、その多くが年会費無料、もしくは条件付きで年会費無料となっています。

一方、PayPayカードで発行できるETCカードの年会費は550円（税込）で、条件達成で年会費が割引されることもありません。

参考PayPayカードの年会費はいくら？ 無料の条件やメリット・デメリットを紹介

PayPayアプリを使用しない方にはメリットが少ない

PayPayカードは、PayPayアプリとの連携に強いクレジットカードです。

カードの利用で獲得できるPayPayポイントも、基本的にはPayPayアプリで使用します。

そのため、PayPayアプリのユーザーでなければ、PayPayカードの強みを活かすことはできず、メリットはほとんど得られません。

参考PayPayカードゴールドとは？一般カードとゴールドカードを比較して解説！

PayPayカードの申し込み方法と審査について

PayPayカードは、PayPayアプリと公式サイトから申し込めます。

申し込み方法を問わず、スマートフォンは必須です。

PayPayカードの申し込み方法

PayPayカードでは申し込み後に入会審査が実施される

PayPayカードの申し込みが完了したら、審査結果を待ちますが、審査にかかる時間は、最短2分です。

引き落とし口座は、PayPayカードの申し込み時に登録することをおすすめします。

PayPayカードを受け取る

入会審査に通過したら、PayPayカードが届けられます。

実際に手元にPayPayカードが届くまでの期間は、申し込みから1週間程度です。

なお、申し込み時に引き落とし口座を登録していない場合は、PayPayカードの受け取り時に写真付きの本人確認書類の提示が必要になります。

代理人が本人に代わってPayPayカードを受け取ることはできません。

参考PayPayカードの特徴【年会費・ポイント・デメリット】作り方を解説

まとめ

Paypayカードは、本会員カード・家族カードともに年会費永年無料で所持できます。

ETCカードには、発行枚数1枚につき550円（税込）の年会費がかかる点に注意が必要です。

※本記事の内容は、2024年3月現在の情報です。