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PayPayカードと楽天カードを徹底比較!2枚持ちのメリットを解説

アップロード日2024/03/27

この記事を書いた人「クレカマイスターASO」

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PayPayカードと楽天カードは、お得なクレジットカードとして高い評価を得ています。

どちらのカードを申し込むか迷っている方は、PayPayカードと楽天カードの両方に申し込み、2枚持ちするのがおすすめです。

本記事では、PayPayカードと楽天カードの比較を交え、カードを2枚持ちするメリットや活用方法を詳しく解説します。

Yahoo! JAPANカードとPayPayカードの違いは?変更点を解説

Yahoo! JAPANカード(以下、ヤフーカード)は、2021年11月末日で新規入会を終了し、12月1日からPayPayカードの新規受付をスタートしました。

以下は、ヤフーカードとPayPayカードのスペックを比較したものです。

カード ヤフーカード PayPayカード
デザイン
入会資格 ・満18歳以上の方(※高校生除く)
・安定継続収入がある方
・満18歳以上の方(※高校生除く)
・日本在住の方
・本人または配偶者に安定継続収入がある方
・本人認証が可能な携帯電話を持っている方
国際ブランド Visa / Mastercard® / JCB Visa / Mastercard® / JCB
年会費
(税込)
永年無料 永年無料
ポイントプログラム Tポイント PayPayポイント
ポイント還元率 1.0%~3.0% 1.0%~5.0%
旅行傷害保険
ショッピング保険
追加カード電子マネー ・Apple Pay
・Google Pay™
・QuickPay™
・PayPay
・Apple Pay
・QuickPay™
・PayPay

出典元:PayPayカード

ヤフーカードとPayPayカードの違いで注目したいのが次の4点です。

ヤフーカードからPayPayカードへの変更点

  • ナンバーレスデザインを採用
  • ポイントプログラムがTポイントからPayPayポイントになった
  • 対象店でのポイント還元率
  • カードを登録できる電子マネーの種類

上記について、それぞれ解説します。

ナンバーレスデザインを採用

PayPayカードは、「ナンバーレスデザイン」を採用しているカードです。

カードにカード番号やセキュリティコードといったカード情報は記載されておらず、第三者からの盗み見を防ぎ、不正利用のリスクを軽減します。

出典元:PayPayカード

カード情報は、PayPayアプリやWebサイト会員ページで確認できます。

ポイントプログラムがTポイントからPayPayポイントになった

ヤフーカードからPaypayカードになったことによって、カードの利用で付与されるポイントがTポイントからPayPayポイントへ変更になりました。

PayPayポイントは、PayPayアプリやPayPayに加盟している店舗やサービスで1ポイント=1円として使用できるポイントで、PayPayアプリユーザーに嬉しい変更となっています。

参考楽天カードとPayPayカードはどっちがお得か比較してみた!最適解は2枚持ち

対象店でのポイント還元率

ヤフーカードとPaypayカードは、Yahoo!ショッピングとLOHACOでのカード利用時、ポイント還元率がアップする優遇サービスが付帯している点は共通しているものの、ポイント還元率の最大値は大きく違います。

Yahoo!ショッピング・LOHACOでのポイント還元率

ヤフーカード 3.0%
PayPayカード 5.0%

Yahoo!ショッピング・LOHACOで買い物をする方は、効率よくポイントを貯められます。

さらにPayPayカードは、毎月定期開催されている「5のつく日」にカードを利用すると、対象金額の4.0%のヤフーショッピング商品券(※最大1,000円相当)も受け取ることができ、お得に買い物を楽しめます。

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カードを登録できる電子マネーの種類

ヤフーカードでは、Google Pay™を利用することができましたが、PayPayカードでは、Google Pay™を利用することはできません。

PayPayアプリ・Apple Pay・QuickPay™に対応しています。

楽天カードとPayPayカードを6項目で徹底比較

カード 楽天カード PayPayカード
デザイン
入会資格 満18歳以上の方(※高校生は除く)
※5年制一貫高校(高等専門学校・看護科等)は申し込み可
・満18歳以上の方(※高校生除く)
・日本在住の方
・本人または配偶者に安定継続収入がある方
・本人認証が可能な携帯電話を持っている方
国際ブランド Visa / Mastercard® / JCB / American Express® Visa / Mastercard® / JCB
年会費
(税込)
永年無料 永年無料
ポイントプログラム 楽天ポイント PayPayポイント
ポイント還元率 1.0%~3.0% 1.0%~5.0%
旅行傷害保険 海外:最高2,000万円
ショッピング保険
追加カード電子マネー ・Apple Pay
・Google Pay™
・QUICPay™
・楽天Edy
・楽天ペイ
※American Express®は、楽天Edyと楽天ペイのみ
・Apple Pay
・QuickPay™
・PayPay
出典元:楽天カードPayPayカード

楽天カードとPayPayカードの年会費は、どちらも永年無料で所持でき、ポイント還元率は1.0%以上と高い点が魅力です。

ここでは、次の6項目で楽天カードとPayPayカードを比較していきます。

楽天カードとPayPayカードの比較ポイント

  • ポイントを貯めやすいサービス
  • ポイントの使い道と有効期限
  • 楽天ペイ
  • PayPayアプリでのポイント優遇
  • 楽天モバイルとソフトバンク
  • 公共料金のポイント還元率・旅行傷害保険

上記の比較ポイントを詳しく解説していきます。

ポイントを貯めやすいサービス

楽天カードとPayPayカードで迷ったときは、買い物で利用する頻度の高いサービスで決めるのがおすすめです。

ポイントが貯まりやすいサービス

楽天カード 楽天市場、楽天トラベルなど
PayPayカード Yahoo!ショッピング、PayPayアプリなど

参考【最新版】PayPayカードと楽天カードはどっちがお得?還元率も徹底比較

楽天カードを楽天市場で使用すれば楽天ポイントがザクザク貯まる

楽天カードは、楽天市場でのカード利用で、ポイント還元率が3.0%にアップします。

出典元:楽天カード

また、楽天カードは、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象です。

SPUとは?

ココがポイント

楽天グループのサービス利用状況に応じて、楽天市場でのポイント還元率が最大16.5倍になるポイントプログラム

楽天市場では、定期的に「楽天スーパーSALE」や「お買い物マラソン」を開催しています。

SPUや定期開催イベントを活用することで、楽天ポイントを貯められるのが特徴です。

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Yahoo!ショッピングやPayPayアプリのユーザーはPayPayカードがおすすめ

PayPayカードは、Yahoo!ショッピング・LOHACOでポイント還元率が5.0%になります。

出典元 : PayPayカード

さらに、毎月5日・15日・25日に定期開催されているイベント「5のつく日」にYahoo!ショッピング・LOHACOで買い物をすると、対象金額の4.0%相当のヤフーショッピング商品券(※最大1,000円相当)がもらえます。

ココに注意

ココに注意

現在はPayPayアプリでさまざまなカードを登録できるものの、2025年1月からはPayPayカード以外のクレジットカードを使用できなくなる予定となっているため、他社のクレジットカードで利用している方は、PayPayカードへの申し込みがおすすめです。

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ポイントの使い道と有効期限

ポイントの使い道

楽天ポイントとPayPayポイントは、1ポイント=1円で利用できます。

どちらのポイントプログラムも加盟店が非常に多く、実店舗はもちろん、ネットショップでも利用可能です。

ポイントの主な使い道

楽天ポイント ・加盟店や楽天市場などでの買い物
・楽天カードの請求への充当
・楽天グループの各種サービスの請求への充当
・ポイント運用
・宿泊施設のグレードアップ
・限定グッズとの交換
PayPayポイント ・加盟店やYahoo!ショッピングなどでの買い物
・ポイント運用

楽天ポイントは、加盟店での買い物や楽天グループの各種サービスの請求額への充当ができるなど、使い道が豊富に用意されていて活用しやすいです。

一方、PayPayポイントは、買い物での使用が基本となります。

参考楽天カードとPayPayカードカードを比較!シーンに合わせてどっちも使うのがおすすめ

ポイントの有効期限

楽天ポイントには有効期限が設定されています。

ポイント有効期限

楽天ポイント ポイントが付与された月の翌年同月の前月末日
※有効期限内に楽天ポイント(通常ポイント)を獲得することで有効期限が延長されます(期間限定ポイントは対象外)。
PayPayポイント 無期限

参考PayPayで楽天カードが使えなくなる?利用停止のタイミングや切り替え方法を解説

楽天ペイ・PayPayアプリでのポイント優遇

楽天カードから楽天ペイへのチャージでポイント還元率1.5%

楽天カードの通常のポイント還元率は1.0%です。

さらにポイントを効率よく貯めたい方は、楽天ペイのチャージ払いがおすすめです。

楽天カードから楽天ペイの残高へのチャージで0.5%、チャージした残高での支払い(=チャージ払い)で1.0%、合計1.5%の楽天ポイントが還元されるため、楽天カードでの支払いよりも多くの楽天ポイントを獲得できます。

出典元:楽天ペイ

楽天ペイのチャージ払い利用分で獲得できる楽天ポイントのうち、1.0%は翌日、残りの0.5%は翌月に付与されます。

PayPayステップでPayPayカードのポイント還元率が最大1.5%にアップ

PayPayカードは、「PayPayステップ」の達成でポイント還元率が最大1.5%にアップします。

PayPayステップの条件

適用条件 ①カウント期間中に200円以上の支払いに30回以上利用する。
②カウント期間中に10万円以上利用する。
カウント期間 前月1日 0:00 ~ 同月末日 23:59
特典適用期間 翌月1日 0:00 ~ カウント期間の翌月末日 23:59
出典元 : PayPayカード
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楽天モバイルとソフトバンク

楽天モバイルユーザーは楽天カード一択

楽天モバイルは、SPUの対象サービスです。

楽天カードと楽天モバイルを利用しているだけで、楽天市場でのショッピング利用で獲得できるポイント倍率が最大+8倍までアップします。

ポイント倍率の内訳

楽天モバイル +4倍
楽天モバイルキャリア決済 +2倍
楽天カード 通常分 +1倍
楽天カード 特典分 +1倍

出典元:楽天

また、楽天モバイルでのスマートフォンを購入する際、楽天カードでの支払いなら分割手数料が無料になるなどの優遇も受けられます。

ソフトバンクユーザーはPayPayカードがお得

ソフトバンクの通信料をPayPayカードで支払うと、通信料に対して最大1.5%のポイントが付与されます(※毎月90円相当、年間1,080円相当)。

公共料金のポイント還元率

固定費の支払いは、たくさんのポイントを獲得するのに効果的です。

楽天カードは、公共料金の支払いについては通常ポイント還元率1.0%の対象外となっており、0.2%〜0.5%(※サービスによって変動)と低く設定されています。

PayPayカードは公共料金の支払いでもポイント還元率は1.0%のままです。

公共料金の支払いでのポイント還元率

楽天カード 0.2%~0.5%
PayPayカード 1.0%
出典元:楽天カードPayPayカード

公共料金の支払いにクレジットカードを利用するのなら、PayPayカードの方がお得です。

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旅行傷害保険

楽天カードには、最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)が付帯しています。

日本を出国する前に旅行代金(募集型企画旅行の料金に該当する代金)を楽天カードで支払うことで補償の対象となります。

なお、家族カードも海外旅行傷害保険の補償に含まれます。

参考楽天ペイとPayPayはどっちがお得?ポイント還元率や利便性を徹底比較

楽天カードとPayPayカードの2枚持ちがおすすめ

ポイント2枚持ちをおすすめする理由

  • 年会費がかからない
  • 利用シーンで使い分けられる

楽天カードとPayPayカードは、どちらもお得なクレジットカードです。

ポイントプログラムの加盟店も多く、楽天グループのサービスとPayPayアプリの両方を利用している方はたくさんいることと思います。

楽天カードとPayPayカードの両方に魅力を感じているのなら、2枚持ちがおすすめです。

参考PayPayカードと楽天カードの違いを比較!どっちがいいか解説!2024

年会費がかからない

楽天カードとPayPayカードは、年会費永年無料であるため、2枚持ちしてもカードの維持にコストはかかりません。

年会費がかからないうえに、ポイントを獲得できるため非常にお得です。

利用シーンで使い分けられる

公共料金はPayPayカードで支払い、店頭でのキャッシュレス決済は楽天ペイのチャージ払い利用するなど、利用シーンや目的によって使い分けられるのも、楽天カードとPayPayカードを2枚持ちする大きなメリットです。

PayPayカードに付帯していない旅行傷害保険を楽天カードで補ったり、国際ブランドを分けてカードの利用範囲を広げたりするのもよいでしょう。

参考PayPay(ペイペイ)で楽天カードは使える? 登録方法、還元率、注意点を解説

まとめ

楽天カードとPayPayカードを比較しながら紹介しました。

楽天カードとPayPayカードは、お得にポイントを貯められるため、楽天グループのサービスやPayPayアプリも利用しているという方は、楽天カードとPayPayカードの2枚持ちを検討してみるのがおすすめです。

利用シーンで使い分けてポイントを効率よく貯められるというメリットがあります。

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