そこで本記事では、PayPayカード ゴールドの特徴や損益分岐点についてまとめました。
PayPayカードゴールドは、PayPayポイントが貯めるのに適したクレジットカードです。
PayPayアプリやYahoo!ショッピング、ソフトバンクグループのサービスのユーザーなら、作っておいて損はありません。
しかし、年会費が発生するPayPayカードゴールドと年間費無料のPayPayカードのどちらにするか迷っている方は、たくさんいると思います。
おすすめゴールドカード比較表
カード名 | 三井住友カードゴールド(NL) |
JCBゴールド |
楽天ゴールドカード |
JCBプラチナ |
楽天プレミアムカード |
ライフカードゴールド |
アメックスゴールド |
年会費 (税込) |
5,500円 ※年間100万円の利用で 翌年以降が永年無料 ※対象取引や算定期間等の 実際の適用条件などの詳細は、 三井住友カードの ホームページを 必ずご確認ください。 |
初年度無料 2年目以降11,000円 |
2,200円 | 27,500円 | 11,000円 | 11,000円 | 31,900円 |
ポイント 還元率 |
0.5%~7% | 0.4%~8.0%相当 | 1.0%~4.0%以上 | 0.4%~8.0%相当 | 1.0%〜7.0%以上 | 実質0.5%〜12.5% | 0.5~10.0% |
国際 ブランド |
Visa、Mastercard® | JCB | Visa、Mastercard®、 JCB |
JCB | Visa、Mastercard®、 JCB、American Express® |
Mastercard® | American Express® |
キャンペーン | 新規入会&ご利用で 最大9,000円相当 プレゼント |
Amazon.co.jpを 利用した 合計金額の 20%(最大20,000円) をキャッシュバック |
新規入会+利用で 最大5,000ポイント プレゼント |
Amazon.co.jpを 利用した 合計金額の 20%(最大30,000円) をキャッシュバック |
新規入会+利用で 最大5,000ポイント プレゼント |
– | 入会後3ヶ月以内に 合計40万円以上のカードご利用で 合計36,000ポイント*獲得可能 |
申込対象 | 満20歳以上で 本人に安定継続収入のある方 |
20歳以上で 安定継続収入のある方のみ |
20歳以上 | 25歳以上で 本人に安定継続収入のある方 (学生の方は申し込み不可) |
20歳以上で 安定収入のある方 |
23歳以上で 安定継続収入のある方のみ |
満20歳以上 |
発行 スピード |
即時発行(カード番号) ※最短30秒発行 受付時間:9:00~19:30 ※ご入会には、 ご連絡が可能な 電話番号を ご用意ください。 |
最短即日 | 約1週間 | 即時発行(カード番号) | 約1週間 | 最短2営業日 | 1〜3週間程 |
公式 サイト |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
PayPayカードゴールドの損益分岐点はいくら
PayPayカードゴールドの年会費は、11,000円(税込)です。
ここでは、年会費と相殺できるカード利用額はいくらなのか、PayPayカードゴールドの損益分岐点について紹介します。
参考PayPayカードゴールドの損益分岐点は?メリット&デメリットまとめ
ポイント還元率の優遇を活用しない場合の損益分岐点は約74万円(税込)
PayPayカードゴールドは、ポイント還元率1.5%です。
カード利用額200円(税込)につき、PayPayポイントが3ポイント付与されます。
PayPayポイントは、1ポイント=1円です。
さらに詳しく
単純にポイント還元率1.5%で計算してみると、損益分岐点は約74万円(税込)となり、実質無料でPayPayカード ゴールドを所持できます。
カード利用金額 | 付与されるPayPayポイント |
---|---|
1万円 | 150ポイント |
10万円 | 1,500ポイント |
50万円 | 7,500ポイント |
70万円 | 10,500ポイント |
74万円 | 11,100ポイント |
80万円 | 12,000ポイント |
100万円 | 15,000ポイント |
74万円を月換算すると、約61,600円で、損益分岐点に達するのは決して困難な金額ではありません。
参考[損益分岐点]PayPayカードゴールドで得する人[3パターン]
対象のスマホユーザーなら損益分岐点は11万円(税込)になる
PayPayカード ゴールドには、対象サービスの支払いにカードを利用することでポイント還元率がアップする仕組みがあります。
【ポイント優遇対象サービス】
ポイント優遇対象サービス | 特典 |
---|---|
・ソフトバンク(携帯料金) | 最大10% |
・ワイモバイル(携帯料金) | 最大3% |
・ソフトバンク 光 / Air | 最大10% |
・おうちでんき / 自然電気 | 最大3% |
・Yahoo!ショッピング / LOHACO | 最大7% |
・Yahoo!ショッピング / LOHACO(5のつく日) | 最大11% |
ソフトバンクのスマートフォンの利用料金をPayPayカードゴールドで支払うと、ポイント還元率が10.0%にアップするため、損益分岐点は11万円(税込)になります。
カード利用金額 | ポイント還元率3.0% | ポイント還元率7.0% | ポイント還元率10.0% |
---|---|---|---|
1,000円 | 30ポイント | 70ポイント | 100ポイント |
3,000円 | 90ポイント | 210ポイント | 300ポイント |
5,000円 | 150ポイント | 350ポイント | 500ポイント |
11,000円 | 330ポイント | 770ポイント | 1,100ポイント |
PayPayカードとPayPayカードゴールドの損益分岐点
続いて、PayPayカードとPayPayカードゴールドの損益分岐点を見ていきます。
PayPayカードの年会費は無料で、ポイント還元率は1.0%となっています。
「PayPayカード」 | 「PayPayカードゴールド」 | |
---|---|---|
年会費(税込) | 無料 | 11,000円 |
通常ポイント還元率 | 1.0% | 1.5% |
年会費無料のPayPayカードではなく、年会費が11,000円(税込)発生するPayPayカードゴールドを選ぶ場合、損益分岐点がいくらなのか、PayPayカードゴールドとのポイント獲得数で比較しました。
参考【PayPayゴールドカード徹底分析】いくらからお得?損益分岐点は?メリット・デメリットも解説!
単純計算すると損益分岐点はカード利用金額220万円(税込)
PayPayカードとPayPayカードゴールドの通常のポイント還元率だけで単純計算すると、損益分岐点は220万円(税込)と、かなり高額になります。
カード利用金額 | ポイント還元率1.0% | ポイント還元率1.5% | ポイント獲得数の差 |
---|---|---|---|
10万円 | 1,000ポイント | 1,500ポイント | 500ポイント |
50万円 | 5,000ポイント | 7,500ポイント | 2,500ポイント |
100万円 | 10,000ポイント | 15,000ポイント | 5,000ポイント |
200万円 | 20,000ポイント | 30,000ポイント | 10,000ポイント |
220万円 | 22,000ポイント | 33,000ポイント | 11,000ポイント |
ココに注意
ポイント還元率が優遇される対象のサービスやショップを利用しない場合、PayPayカードゴールドをお得に所持することは難しく、費用対効果を得にくくなります。
ソフトバンク利用料金が月11,000円(税込)以上ならPayPayカードゴールドがお得
ソフトバンクの利用料金の支払いをする場合、PayPayカードはポイント還元率が1.5%、PayPayカードゴールドは最大10%にアップします。
以下は、ソフトバンクの利用料金を毎月11,000円(税込)支払った場合の、PayPayカードとPayPayカードゴールドのポイント獲得数を比較したものです。
損益分岐点は、月額11,000円(税込)となります。
ソフトバンク利用金額(税込) | 「PayPayカード」 | 「PayPayカードゴールド」 | ポイント獲得数の差 |
---|---|---|---|
11,000円(1ヵ月) | 165ポイント | 1,100ポイント | 935ポイント |
13万2,000円(1年間) | 1,980ポイント | 13,200ポイント | 11,220ポイント |
ソフトバンクの利用料金が月額11,000円(税込)以上の方は、PayPayカードよりもPayPayカードゴールドの方がお得です。
Yahoo!ショッピングの利用なら損益分岐点は24万5,200円(税込)
PayPayカードゴールドには、LYPプレミアム(旧Yahoo!プレミアム)の利用料が無料になる限定特典「LYPプレミアム特典」が付帯しており、Yahoo!ショッピング・LOHACOでのカード利用時、ポイント還元率が2.0%アップします。
LYPプレミアムの月額は508円(税込)、年間6,096円(税込)で、PayPayカードゴールドの年会費は、実質4,904円(税込)となります。
LYPプレミアム特典で得られるPayPayカードとのポイント還元率の差は2.0%です。
さらに詳しく
ポイント還元率の差である2.0%で、4,904円相当のPayPayポイントを得る計算をすると、PayPayカードとPayPayカードゴールドの損益分岐点は24万5,200円(税込)となります。
購入金額 | ポイント還元率2.0% |
---|---|
1万円 | 200ポイント |
5万円 | 1,000ポイント |
10万円 | 2,000ポイント |
20万円 | 4,000ポイント |
24万5200円 | 4,904ポイント |
ネットショッピングに、Yahoo!ショッピングとLOHACOを利用している方は、PayPayカードゴールドの入会がおすすめです。
1ヵ月に2万円程度の購入で損益分岐点に達します。
PayPayカードにはないPayPayカードゴールドの3つのメリット
ここでは、PayPayカードゴールドのメリットを3つ紹介します。
業界トップクラスのポイント還元率
クレジットカードの多くは、通常のポイント還元率が0.5%に設定されています。
一方、PayPayカードの通常のポイント還元率は1.5%で、業界トップクラスのポイント還元率を誇ります。
ココがポイント
日常的なカードの利用でPayPayポイントが貯まるのが強みです。
【ポイント還元率を2.0%にする条件】
【条件】 |
PayPayアプリ、またはPayPayカード、PayPayカードゴールドで、 ①カウント期間中に200円以上の支払いに30回以上利用する。 ②カウント期間中に合計で10万円以上利用する。 |
【カウント期間】 | 前月1日 0:00 ~ 同月末日 23:59 |
【特典適用期間】 | 翌月1日 0:00 ~ カウント期間の翌月末日 23:59 |
PayPayカードはポイント還元率が1%以上!PayPayポイントを貯める方法を解説
最高1億円の充実した旅行傷害保険とショッピングガード保険
PayPayカードは、ポイント還元率に特化しているクレジットカードで、デメリットとして、保険が付帯していないことがあげられます。
PayPayカードのデメリットを解消したのが、PayPayカードゴールドです。
PayPayカードゴールドには、最高1億円の旅行傷害保険と年間限度額300万円のショッピングガード保険が付帯しています。
◆『国内旅行保険(利用付帯)』
担保内容 | 保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
入院保険金日額 | 5,000円 |
通院保険金日額 | 2,000円 |
出典元 : PayPayカード
◆『海外旅行保険(自動付帯)』
担保内容 | 保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 1億円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 5,000万円 |
携行品損害 | 30万円(免責金額3,000円) |
救援者費用 | 200万円 |
出典元 : PayPayカード
◆『ショッピングガード保険(利用付帯)』
項目 | 概要 |
---|---|
補償内容 | PayPayカード ゴールドで購入した1点1万円以上の商品に生じた損害を、購入日から90日間補償 |
補償金額 | 300万円(年間支払限度額) |
出典元 : PayPayカード
海外旅行傷害保険は自動付帯であり、PayPayカードゴールドで旅行代金を支払っていなくても、カードを所持しているだけで補償の対象となります。
PayPayカードゴールドの付帯保険は、本カード会員と家族カード会員の双方が補償対象です。
空港ラウンジの利用特典が付帯している
PayPayカードゴールド会員であれば、国内主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港にある空港ラウンジを無料で利用できます。
PayPayカードゴールド1枚につき、特典の対象者は1名ですが、家族カード会員も特典の対象となります。
家族旅行に行かれる際は、人数分の家族カードを発行しておくとよいでしょう。
家族カードは3枚まで年会費無料で発行可能です。
【PayPayカードゴールド 家族カード詳細】
年会費 | 無料 |
---|---|
発行枚数 | 3枚まで |
対象者 | 本会員と生計を同一にする配偶者・親・18歳以上の子ども(※高校生を除く) |
出典元:PayPayカード
ココがポイント
PayPayカードゴールドの「家族カードを発行できない」というデメリットは、2023年10月2日に解消されました。
PayPayカードの入会特典の条件や注意点を徹底解説!【2023年最新版】
PayPayカードと楽天カードを徹底比較!2枚持ちのメリットを解説
【まとめ】PayPayカードとPayPayカードゴールドはどっちがお得?
PayPayカードとの比較を交えながら、PayPayカードゴールドの損益分岐点を紹介しました。
ココがポイント
PayPayカードゴールドの損益分岐点は、ソフトバンクの利用料金を支払う場合、最大10%のポイントが還元されるため、最安で年間11万円(税込)で、年会費を上回るPayPayポイントが還元されます。
また、ソフトバンクのサービスを年間13万2,000円(税込)以上の支払い、あるいはYahoo!ショッピング・LOHACOで年間24万5,200円(税込)以上の購入をしている方は、PayPayカードよりもPayPayカードゴールドの方がお得です。
PayPayカードとPayPayカードゴールドのどちらを作るか迷っている方は、本記事の損益分岐点を参考にするとともに、付帯保険・特典が必要かどうかを考えてみるとよいでしょう。
※本記事の内容は、2023年12月現在の情報です。
PayPayカードのメリット・デメリットを解説!キャンペーン情報も紹介
PayPayカードゴールドのメリット・デメリット解説!ポイント還元率最大11%?
クレジットカード研究歴10年。クレジットカードを使いこなすクレカマイスターASOです。クレジットカード発行歴20枚以上、現在5枚保有。ポイント高還元率・その他特典やキャンペーンのお得さを求めて、様々なクレジットカードについて日々研究中。もっと早く知りたかったクレジットカードのお得なおすすめ情報を発信していきます。