そこで本記事では、アメックスゴールドのビジネスカードと個人カードの違いをまとめした。
アメックスゴールドには、ビジネスカードと個人カードの2枚があります。
ビジネスカードは、法人や個人事業主を対象に発行しているカードなのに対し、個人カードは入会資格をクリアしていれば誰でも申し込めるカードです。
法人・個人事業主であれば、ビジネスカードと個人カードのどちらにも申し込めるため、アメックスゴールドを申し込むにあたって、どちらに申し込むかを迷っている方はたくさんいると思います。
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- 入会後4ヵ月以内に合計100万円以上のカード利用:20,000ボーナスポイント
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(※)すべての条件を満たすと、通常獲得ポイントと合わせて190,000ポイントを獲得できるお得な入会キャンペーンです。
【アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード 詳細】
券面 |
出典元:American Express |
---|---|
入会資格 |
・満20歳以上 ・個人事業主 ・法人代表者 |
国際ブランド | American Express |
年会費(税込) |
36,300円 ※年会費は会計上経費として計上可能 |
追加カード年会費(税込) | 13,200円 |
利用可能枠 | 一律の制限なし |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 |
年間最高500万円まで ※免責金額:1事故につき10,000円 |
ETCカード年会費(税込) |
無料 ※基本カード会員は20枚まで、追加カード会員は1枚発行可能 |
その他の追加カード電子マネー |
・Apple Pay ・QUIC Pay™ |
出典元:American Express
おすすめポイント
・ステータスの高さをアピールできる希少なメタル製カード
・充実したプロテクションでトラブルに備えられる
・ビジネスに役立つ豪華な優待特典を利用できる
・会計ソフトとの連携ができて経費管理を簡素化できる
アメックスゴールドのビジネスカードと個人カードの違い
アメックスゴールドには、ビジネス向けの「アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード(以下、ビジネス向けアメックスゴールド)」と個人向けの「アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード(以下、個人向けアメックスゴールド)」があります。
各カードの具体的な違いは次の4点です。
カードの違い
- 年会費の違い
- カードの素材 / 券面デザインの違い
- 付帯特典・優待サービスの違い
- 旅行傷害保険の違い
ここでは、アメックスゴールドのビジネスカードと個人カードの違いを、比較を交えながら詳しく解説していきます。
参考アメリカンエキスプレス ビジネス ゴールドカードと個人向けアメックスゴールドの比較と違い
年会費の違い
アメックスゴールドは、ビジネスカードと個人カードで基本カードの年会費が違います。
個人カードのみ、1枚目の家族カードを年会費無料で発行可能です。
カードの種類 | 年会費(税込) |
---|---|
・ビジネス向けアメックスゴールド |
基本カード:36,300円 追加カード:13,200円 |
・個人向けアメックスゴールド |
基本カード:31,900円 家族カード:13,200円 ※1枚目は年会費無料 |
参考アメックスビジネスゴールドカードの評判は?年会費が高すぎる?
カードの素材 / 券面デザインの違い
クレジットカードは素材とデザインも異なりますが、アメックスゴールドのビジネスカードは、メタル素材となっているのが特徴です。
「ビジネス向けアメックスゴールド」 | 「個人向けアメックスゴールド」 | |
---|---|---|
券面 |
出典元:American Express |
出典元:American Express |
素材 | メタル | プラスチック |
出典元:American Express
希少性が高いメタルカード、ハイステータスなクレジットカードにのみ採用されています。
現在、メタルカードを発行しているのは2社のみです。
メタルカードを使用することで、周囲にステータスの高さをアピールできます。
ココがポイント
ビジネス向けアメックスゴールドは、基本カードだけでなく、追加カードも1枚、メタル素材のものを発行可能です。
プラスチックのセカンド・ビジネス・ゴールド・カードも発行できる
メタルカードのデメリットは2点あります。
デメリット
・読み取りができない決済端末がある
・利用シーンによっては目立ちすぎてしまう
ビジネス向けアメックスゴールドは、プラスチック製の「セカンド・ビジネス・ゴールド・カード」を無料で発行可能です。
メタルカードとプラスチックカードを使い分けることで、メタルカードのデメリットをカバーできます。
参考法人カードを持つメリットと注意点|アメリカン・エキスプレス
付帯特典・優待サービスの違い
いくつもの豪華な特典が付帯しているのが、アメックスゴールドの強みですが、ビジネスカードと個人カードで、付帯特典の種類が違います。
特典の内容を比較し、申し込むアメックスゴールドを選ぶのもおすすめです。
ビジネス向けアメックスゴールドに付帯するおすすめの特典
ビジネス向けアメックスゴールドには、ビジネスをサポートする特典が数多く付帯しているのが特徴です。
通常なら年会費がかかるサービスを無料で利用できたり、特別価格で備品を購入できたりするだけでなく、2名以上のコース料理予約で1名分のコース料理代が無料になる特典も付帯しており、ビジネスとプライベートの両方で活躍します。
以下に、ビジネス向けアメックスゴールドでおすすめの付帯特典をまとめました。
おすすめの付帯特典
・会計 / 申告ソフトとのデータ連携
・ペイフレックス® for Business
・名刺管理サービス 「Eight Team」スキャナーの提供
・NIKKEI OFFICE PASS(登録制)
・ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」(登録制)
・福利厚生プログラム「クラブオフ」
・ヘルスケア無料電話相談
・ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン
・補助金・助成金検索 / サポートサービス
・American Express Business Matching Platform
・スモール・スポンサーシップ
・サービス・ビジネス・セービング
・VIP Loan Card for American Express
・ビジネス情報調査代行サービス (登録制)
アメックスビジネスゴールドの特典は?メリットとグリーン・プラチナとの違いを解説
個人向けアメックスゴールドでおすすめの付帯特典
個人向けアメックスゴールドには、ビジネスをサポートする特典は付帯していないものの、プライオリティ・パスをはじめ、プライベートで旅行や外食をする際に利用したい特典が充実しています。
おすすめの付帯特典
・プライオリティ・パス(スタンダードプラン)
・ゴールド・ダイニング by 招待日和
・AMERICAN EXPRESS® EXPERIENCES
旅行の機会が多い方にとって、プライオリティ・パスは嬉しい特典であり、世界1,500ヵ所以上の空港ラウンジやエクスペリエンスを利用できます。
通常、99米ドルのスタンダードプランに無料で入会でき、非常にお得です。
スタンダードプラン 年会費(税込) |
▼一般入会 : 99米ドル(約14,700円) アメックスゴールド会員 : 無料 |
---|---|
空港ラウンジの無料利用回数 |
▼一般入会:なし アメックスゴールド会員:2回 |
空港ラウンジ使用料 | 35米ドル(約5,200円) |
同伴者のラウンジ利用料金 | 1名につき35米ドル(約5,200円) |
プライオリティ・パスとゴールド・ダイニング by 招待日和だけで、個人向けアメックスゴールドの年会費以上のサービスを受けられます。
最大46,000ポイントがもらえる入会キャンペーンを実施中
・入会後3ヶ月以内に合計25万円のカード利用:10,000ボーナスポイント
・入会後3ヶ月以内に合計50万円のカード利用:30,000ボーナスポイント
※入会キャンペーンの条件達成で、通常獲得ポイントと合わせて46,000ポイントがもらえます。
【アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード 詳細】
デザイン | |
---|---|
入会資格 |
・満20歳以上 ・安定継続収入を得ている ※学生 / パート / アルバイトは申し込み不可 |
国際ブランド | American Express® |
年会費 (税込) |
31,900円 |
家族カード 年会費(税込) |
1枚目:無料 2枚目以降:13,200円 |
利用可能枠 | 一律の制限なし |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード® |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 |
年間最高500万円まで ※免責金額:1事故につき10,000円 |
ETCカード年会費(税込) |
無料 ※発行手数料:935円 |
その他の追加カード電子マネー |
・Apple Pay ・QUICPay™ |
出典元:American Express
アメックスゴールドの特典の魅力とは?年会費と審査基準についても徹底解説!
旅行傷害保険の違い
アメックスゴールドの旅行傷害保険は、海外:最高1億円、国内:最高5,000万円です。
ビジネスカードと個人カードとで、旅行傷害保険の補償金額に違いはありません。
違いがあるのは、「乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用」「受託手荷物遅延費用」「受託手荷物紛失費用」の3つの保険種別が、海外旅行傷害保険に付帯しているのか、国内旅行傷害保険に付帯しているのかです。
保険種別 | 基本カード会員 | 追加カード / 家族カード会員 | 家族(※) |
---|---|---|---|
・乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用 | 最高2万円 / 回 | ー | ー |
・受託手荷物遅延費用 | 最高2万円 / 回 | ー | ー |
・受託手荷物紛失費用 | 最高4万円 / 回 | ー | ー |
出典元:American Express
上記表にある保険種別は、ビジネス向けアメックスゴールドは国内旅行傷害保険に、個人向けアメックスゴールドは海外旅行傷害保険に付帯しています。
アメックスゴールドの旅行傷害保険 補償内容
【海外旅行傷害保険(利用付帯)】
担保内容 | 基本カード会員 | 追加カード会員 | 家族(※) |
---|---|---|---|
・傷害死亡・傷害後遺障害保険金 | 1億円 | 5,000万円 | 1,000万円 |
・傷害治療費用保険金 | 300万円 | 300万円 | 200万円 |
・疾病治療費用保険金 | 300万円 | 300万円 | 200万円 |
・賠償責任保険金 | 4,000万円 | 4,000万円 | 4,000万円 |
・救援者費用保険金(保険期間最高) | 400万円 | 400万円 | 300万円 |
・携行品損害(保険期間最高) | 50万円 | 50万円 | 50万円 |
出典元:American Express
【国内旅行傷害保険(利用付帯)】
保険種別 | 基本カード会員 | 追加カード会員 | 家族(※) |
---|---|---|---|
・傷害死亡・傷害後遺障害 | 5,000万円 | 5,000万円 | 1,000万円 |
・入院保険日額 | ー | ー | ー |
・手術保険金 | ー | ー | ー |
・通院保険金日額 | ー | ー | ー |
出典元:American Express
アメックスゴールドはプロテクションが充実
アメックスゴールドには、旅行傷害保険以外にもプロテクション(保険)が付帯しています。
スマートフォン・プロテクション ※アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードのみ |
偶発的な事故、または盗難によって、購入後36ヵ月以内のスマートフォンに損害が生じた際に、支払限度額年間5万円まで補償してくれます。 |
---|---|
ショッピング・プロテクション® | 商品購入日から90日間、カードで購入した商品に生じた破損 / 盗難などの損害を年間最高500万円まで補償してくれます。 |
オンライン・プロテクション | オンラインショッピングで不正利用された際、不正利用された利用金額を補償します。 |
リターン・プロテクション | 商品の購入店が返品を認めてくれないとき、アメリカンエキスプレスに該当商品を返却することで、1商品につき最高3万円(年間15万円)まで補償してくれます。 |
キャンセル・プロテクション | 予約していた旅行やコンサートをキャンセルした際に発生した費用を年間最高10万円まで補償してくれます。 |
アメックスゴールドのビジネスカードと個人カードの違い
法人や個人事業主が個人向けアメックスゴールドではなく、ビジネス向けアメックスゴールドを所持するメリットとしてあげられるのは、次の5点です。
メリット
- 利用可能枠が高く設定されやすい
- 経費処理の作業をシンプルにできる
- 福利厚生を充実させられる
- 年会費を経費として計上できる
- ポイントを貯めやすい
ビジネス向けアメックスゴールドのメリットを紹介します。
参考法人カードとは?ビジネス・カードとコーポレート・カードの違い
利用可能枠が高く設定されやすい
アメックスゴールドに限らず、ビジネスカードは個人向けカードに比べて利用可能枠が高く設定される傾向があります。
さらに詳しく
アメックスゴールドは、利用枠に一律の制限が無いカードであり、支払い状況や利用状況に応じて、個別に設定される他、デポジットや事前承認によって利用可能枠を超えたカードの利用ができます。
また、VIP Loan Card for American Express(カードローン)を利用できるのも、個人向けアメックスゴールドとの違いです。
ビジネス向けアメックスゴールドは、ビジネスのキャッシュフローをサポートしてくれます。
経費処理の作業をシンプルにできる
個人向けアメックスゴールドとの違いとして、会計 / 申告ソフト「弥生会計ラインアップ」や「クラウド会計ソフト freee会計」とAPI連携できるのもビジネス向けアメックスゴールドを所持するメリットです。
会計 / 申告ソフトとAPI連携することで、カードの利用情報を自動的にソフトに取り込むことができ、経理業務の効率化や会計処理の簡素化が図れます。
追加カードを発行し、社員に所持させることでお金の流れを確認することも簡単になります。
福利厚生を充実させられる
ビジネス向けアメックスゴールドは、福利厚生プログラム「クラブオフ」に登録できます。
さらに詳しく
クラブオフは、国内外20万ヵ所以上の施設を優待料金で利用できるプログラムで、アメリカンエキスプレスが発行するクレジットカードのうち、ビジネスカード会員の限定特典として提供されています。
ビジネス向けアメックスゴールドは、クラブオフのVIP会員に無料で登録可能です。
福利厚生を充実させたい法人や、通常では福利厚生を受けられない個人事業主にとって、クラブオフは魅力的な特典となっています。
参考アメックスビジネスゴールドは個人事業主OK:特典充実・ステータス法人クレカ!年会費、審査、限度額を解説
年会費を経費として計上できる
ビジネス向けアメックスゴールドは、基本カードの年会費36,300円(税込)と追加カードの年会費13,200円(税込) / 枚を、全額経費として計上できます。
アメックスゴールドは、ゴールドカードとしては年会費が高額です。
しかし、年会費を経費計上できるビジネス向けアメックスゴールドなら、大きな節税効果を期待できます。
アメックスビジネスプラチナの豪華な特典を徹底解説!アメックスビジネスプラチナの基本情報と口コミも紹介
ポイントを貯めやすい
アメックスゴールドのポイント還元率は0.5%と標準的です。
設備投資やWeb広告など、ビジネスにおけるカード利用金額は、プライベートでのカード利用金額と比べて高額になる傾向があり、十分にポイントを貯められます。
ココがポイント
より多くのポイントを貯めたい方は、年間参加費3,300円(税込)の「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録した上で、無料のプログラム「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」にも登録するのがおすすめです。
ポイント還元率が1.5%にアップするだけでなく、ポイント移行 / 交換レートもアップします。
また、ボーナスポイント・パートナーズ(ポイント優遇店)も把握しておくことがおすすめで、ポイント還元率が最大10.0%までアップします。
ボーナスポイント・パートナーズは、自動的に適用されます。
アメックスゴールドのポイントとマイルの還元率を徹底解説!おすすめの貯め方を紹介
まとめ
アメックスゴールドのビジネスカードと個人カードの違いを解説しました。
ビジネス向けアメックスゴールドにはビジネスとプライベートの両方で活かせる特典が付帯するほか、利用可能枠が増える傾向があり、余裕を持ってカード利用できるでしょう。ビジネス向けアメックスゴールドへの申し込みをおすすめします。
アメックスゴールドの審査に通る年収や属性は?審査基準を解説
アメックスゴールドとセゾンゴールドアメックスの違いを解説【徹底比較】
クレジットカード研究歴10年。クレジットカードを使いこなすクレカマイスターASOです。クレジットカード発行歴20枚以上、現在5枚保有。ポイント高還元率・その他特典やキャンペーンのお得さを求めて、様々なクレジットカードについて日々研究中。もっと早く知りたかったクレジットカードのお得なおすすめ情報を発信していきます。