本記事では、リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ないことに困っている方に向けて、解決方法と注意点を紹介します。
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- リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ないのはなぜ?解決方法を解説
リクルートダイレクトスカウトは、スカウトサービスを主体とした転職サイトであり、スカウトが来ないと思ったような転職活動ができません。
そのため、ヘッドハンターや企業の採用担当者にアピールすることが大切です。
リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ないときにチェックしたいポイント
レジュメを作り込んでいるか
レジュメは、リクルートダイレクトスカウトにおいて重要な役割を果たします。
ヘッドハンターにとって、レジュメは転職希望者の市場価値を判断する資料であるため、スカウトが来ないときは、魅力的なレジュメに作り込む必要があります。
魅力的なレジュメとは?
・スキルや資格が明確
・職歴ごとに詳細な業務経験が記されている
・数字を用いて分かりやすく実績が説明されている
・十分な文字数で作られている
リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ないときは、登録したレジュメが自分の市場価値をしっかりとアピールできているかをチェックしてみるとよいでしょう。
希望条件を登録しすぎてないか
希望条件が多いと、マッチング率の高い求人が見つかりにくくなります。
レジュメを作り込んでいるにもかかわらず、スカウトが来ない状況が続くのであれば、希望条件を見直すことをおすすめします。
希望条件が複数ある時は、優先順位を付けて、上位の希望条件のみをリクルートダイレクトスカウトに登録しておくとよいでしょう。
ココに注意
同じように、市場価値に対して希望条件が高いのもスカウトが来ない原因となります。
参考スカウト等に関する情報の利用について|リクルートダイレクトスカウト – ヘルプ
レジュメの非公開にしていないか
レジュメを非公開設定にしていると、当然スカウトは来ません。
ココがポイント
レジュメの公開設定が「公開」になっているか、企業やヘッドハンターをブロックしすぎていないかを確認し、必要に応じて公開設定を最適化することで、スカウト受信数の増加が期待できます。
市場価値がハイクラス求人に届いているか
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス転職サイトです。
求人の年収レンジは200万円〜5,000万円以上と幅広いものの、リクルートダイレクトスカウトは、保有求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人となっています。
市場価値と保有求人にミスマッチがあると、スカウトが来ない状況になり、スムーズな転職活動は望めません。
ココがポイント
現状で市場価値が足りていないと感じる方は、資格を取得する、現職でマネジメント経験を積むなどし、アピールポイントを増やすことをおすすめします。
魅力的なレジュメを作るためのコツ
専門用語は極力省いて分かりやすくする
リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターは、レジュメから転職希望者の「実績」「経験」「スキル」を参考に市場価値を判断し、マッチング率の高い求人を探します。
覚えておきたいのは、ヘッドハンターは、担当する業界の転職市場の動向を把握していても、業務上の専門知識を持っているとは限らないということです。
専門用語を多用したレジュメは、ヘッドハンターにとって魅力的ではありません。
あなたが希望する業界に精通したヘッドハンターでなくても、内容が伝わるように意識することが、魅力的なレジュメを作る基本です。
魅力的なレジュメを登録することで、スカウトが来ない状況になるリスクも軽減できます。
参考リクルートダイレクトスカウトの評判は悪いのか|特徴とリアルな口コミをもとに徹底解説
実績は数字を用いて具体的に記す
レジュメは、数字を用いて具体的に実績を記すとよいでしょう。
例えば、「売上目標を達成」と記すよりも、「売上〇〇万円、前年同月比〇〇%アップ」と記した方が実績を伝えやすく、アピール力が高まります。
数字を用いた実績表記の例
・新規顧客獲得に取り組み、部署内にて〇年連続で営業成績1位を獲得
・顧客からの問い合わせ対応のマニュアル化に貢献し、顧客満足度アンケートの評価で前年度比〇〇ポイントアップに繋げる
どのようなことに取り組み、その結果どのような成果を得られたのかを、数字を用いて具体的に記すことでレジュメの魅力が増し、ヘッドハンターにアピールする力が上がります。
希望年収は現実的な金額を設定する
転職における年収の上がり幅は、5%〜10%が相場とされています。
ココに注意
人手不足の業界における豊富な実績とスキルがある、実力主義(インセンティブが高い)の外資系企業への転職などの場合を除き、1度の転職で年収が数百万円アップすることは稀です。
年収交渉は、内定後に企業とすることもできます。
リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ない時は、希望年収を高く設定している可能性があるため、少しずつ下げてスカウト受信数の変化を見てみるとよいでしょう。
参考リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ない?解決策と注意点
転職エージェントでレジュメを添削してもらう
「リクルートダイレクトスカウトでスカウトが来ない状況が続いている」「魅力的なレジュメを作れているか分からない」という方は、転職エージェントへの登録をおすすめします。
転職エージェントは、無料で利用できる転職支援サービスです。
キャリアアドバイザーと呼ばれる専門スタッフが、求人の紹介から内定後の条件交渉まで、転職活動を総合的にサポートしてくれます。
転職エージェントの基本内容
・キャリアカウンセリング
・求人紹介 / 応募代行
・書類添削 / 面接対策
・企業との連絡代行
・面接後のフィードバック
・条件交渉の代行
・セミナーやイベントの実施
転職エージェントでは、応募書類の添削も実施しています。
キャリアアドバイザーがプロ目線で魅力的なレジュメが作れるよう添削してくれるため、レジュメの作成が不安な方でも安心です。
完成したレジュメを参考にリクルートダイレクトスカウトへ登録することで、スカウトが来ない状況の解消に期待が持てます。
参考スカウトが届かない|リクルートダイレクトスカウト – ヘルプ
リクルートダイレクトスカウトと併用したいおすすめの転職エージェント
JACリクルートメント|ハイクラス・エグゼクティブ・専門職に特化したハイクラス転職エージェント
出典元:JACリクルートメント
JACリクルートメントは、オリコン顧客満足度®調査「ハイクラス・ミドルクラス転職」で6年連続1位を獲得している転職エージェントです。
30歳以上のビジネスパーソンのハイクラス転職に特化しています。
JACリクルートメントがおすすめなのは、管理職経験者やグローバルに活躍したい方です。
世界11ヵ国、34拠点にあるグローバル転職サポートを提供しているJACリクルートメントは、外資系企業や海外支社のある日系企業の求人を多く保有しており、海外転職支援・海外就職支援の実績も豊富です。
主な紹介先(海外)
シンガポール・マレーシア・インドネシア・タイ・韓国・ベトナム・インド・英国・ドイツ・オランダ
出典元:JACリクルートメント
職種は専門職を中心に幅広く対応しているため、管理部門や経験部門へのキャリアアップを目指す方にもおすすめです。
希望する業界・職種に精通したコンサルタントが転職活動をサポートしてくれます。
JACリクルートメントの評判は良い?悪い?口コミからわかるメリット・デメリットを徹底解説
パソナキャリア|ハイクラス転職・管理職の転職に特化した転職エージェント
出典元:パソナキャリア
日系企業での年収アップを目標に転職活動をする方は、パソナキャリアがおすすめです。
パソナキャリアは、600万円〜1,200万円の求人を中心に保有しています。
内定者の年収アップ率は61.7%、二次面接からの内定率は約55%をマークしており、パソナキャリアの高いマッチング力とサポート力が伺えます。
また、日系企業との太いパイプを持っているのも強みで、日本の上場企業2183社の約70%の求人を保有しています。
たくさんの日系企業の求人の中から、内定率が高い求人を紹介してもらえるでしょう。
パソナキャリアの評判や口コミから分かったメリットと注意点を解説
リクルートダイレクトスカウトについてよくある質問
Q:スカウトが来ないとリクルートダイレクトスカウトで転職活動はできない?
スカウトが来ない場合でも、転職活動は進められます。
ただし、2023年12月4日のリニューアル以降、リクルートダイレクトスカウトの掲載求人への応募機能は廃止されたこともあり、スカウトが来ない状況では、転職活動をスムーズに進めることが難しくなりました。
応募機能の代わりに利用できるのが、「気になる」機能です。
積極的にリクルートダイレクトスカウトを利用したい方は、レジュメを充実させた上で「気になる」を利用するとよいでしょう。
「気になる」とは?
リクルートダイレクトスカウトの掲載求人に「気になる」をした転職希望者の情報が、該当の求人を保有しているヘッドハンターやエージェント、企業に通知されるサービスです。
スカウトが来ないときは、「気になる」を積極的に利用してみることをおすすめします。
Q:転職エージェントと併用するメリット・デメリットは何ですか?
リクルートダイレクトスカウトと転職エージェントを併用するメリット・デメリットを以下にまとめました。
メリット |
・サポートを受けられる ・スキマ時間を有効活用できる ・複数のキャリアアドバイザーやヘッドハンターと接点を持てる ・転職活動のノウハウが身につく ・自分の市場価値をプロの目線で判断してくれる |
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デメリット |
・情報過多になってしまう恐れがある ・マイペースな転職活動には不向き ・転職活動に時間を取られやすい |
まとめ
リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ない時は、レジュメが魅力的でアピール力の高いものになっているか、希望年収と市場価値にミスマッチが無いかなどをチェックし、求人の幅を広げるとよいでしょう。
転職エージェントにも登録し、併用するのもおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ない状況であっても、転職エージェントであれば集中して転職活動を進められます。
転職エージェントで書類を添削してもらい、リクルートダイレクトスカウトに反映させることで、スカウトが来ない状況を解消できるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトの評判を検証!口コミで分かるメリット・デメリットを解説
人材ベンチャー企業に入社し、転職エージェントとして多くの人の転職を支援。その後、複数の転職エージェント事業の立ち上げに参画。現在は、転職サービスの運営をしながら、知見を活かしてキャリアアドバイザーとして転職希望者のキャリア相談に応じる。