松原市立天美北小学校

松原市立天美北小学校

カメラマンが見た「能登半島・地震に奪われた日常」
松原市立天美北小学校

はじまる

みる

実際に放送したSDGsに関する取材映像を事前に「みる」ことで、内容がわかりやすくなります。
今回のSDGs出前授業は、松原市立天美北小学校で5年生46人が参加してくれました。
授業の題材は『newsランナー』で1月1日に発災した能登半島大地震を継続して取材した特集です。目標番号は11番「住み続けられるまちづくりを」です。
児童の皆さんは事前にこの特集をみて、感想や質問を講師に送り授業を受けます。
題材
「いつまでここにいられるのか…」能登半島地震から8カ月 大学生が初めて…
「いつまでここにいられるのか…」能登半島地震から8カ月 大学生が初めて…
講師
登島努

しる

出前授業当日は、取材した記者やカメラパーソン本人が講師となり、説明することで、取材の背景などを「しる」ことにつながります。
講師は2005年の入社以来19年、さまざまな報道現場で取材を続ける報道映像部・登島努(とじまつとむ)カメラマンです。
登島カメラマンは、1月1日の能登半島大地震発災直後から何度も現地で取材を続けています。最初に登島カメラマンは、1月の取材で見た被災地の現状を、ニュースなどで放送されなかった部分も含めて詳しく説明しました。

わかる

児童・生徒の皆さんとの質疑応答を通じて対話を行い、内容を深掘りすることでSDGsが身近なものだと「わかる」ことにつなげます。
次に、2月と8月にも現地で取材をして、被災地のインフラ状況や人々の暮らしがどのように変わっていったか、また変わっていないかを、自ら撮影し見て感じたことを話し内容を深めていきます。

かんがえる

児童・生徒の皆さん自身が解決策を「かんがえる」ことで、社会課題を自分ごととして身近に感じてもらうことを目標にしています。
最後に、児童の皆さんから事前にいただいた「どんな気持ちで取材に行ったか」「私たちにできることは何か」などの質問に答えて、この特集を撮影したカメラマンとしての想いを児童の皆さんに伝えます。
報道番組の中でSDGsを扱った企画映像をまずは「みる」、取材した記者やカメラパーソンが講師となって説明し、背景を「しる」、さらに講師との対話によって課題の本質が「わかる」、こうした流れを通じ、受講した児童は自分ゴトとしてSDGsを「かんがえる」ようになります。

しめくくる

授業が終わっての、児童・生徒、先生、講師の感想です。