高槻市立清水小学校

高槻市立清水小学校

能登半島地震と被災地をつなぐ歌『しあわせ運べるように』
高槻市立清水小学校

はじまる

みる

実際に放送したSDGsに関する取材映像を事前に「みる」ことで、内容がわかりやすくなります。
2024年度最初のSDGs出前授業は、大阪府高槻市立清水小学校です。今回は6年生93人が参加してくれました。授業の題材となるのは「『しあわせ運べるように』を能登へ」。能登半島地震と29年前の阪神淡路大震災のときから歌い続けられている、被災地をつなぐ歌を取材した特集です。
目標番号は、3番「すべての人に健康と福祉を」と11番「住み続けられるまちづくりを」です。
児童の皆さんは事前にこの特集を見て、感想や質問を講師に送り授業を受けます。
題材
29年歌い継がれる『しあわせ運べるように』を能登へ
阪神大震災で生まれた歌が神戸から全国に
「苦しみを乗り越えられるような歌にしたい」
29年歌い継がれる『しあわせ運べるように』を能登へ 阪神大震災で生まれた歌が神戸から全国に 「苦しみを乗り越えられるような歌にしたい」
講師
鈴村菜央

しる

出前授業当日は、取材した記者本人が講師となり、説明することで、取材の背景などを「しる」ことにつながります。
講師は、SDGs出前授業2回目の鈴村菜央(すずむらなお)記者です。鈴村記者は、今年1月1日に起こった能登半島地震を、およそ1か月後と2か月後の2回にわたり現地に入り取材をしました。鈴村記者は自らが取材した被災地の状況や現場で思い感じたことを児童の皆さんに伝えていきます。

わかる

児童・生徒の皆さんとの質疑応答を通じて対話を行い、内容を深掘りすることでSDGsが身近なものだと「わかる」ことにつなげます。
鈴村記者は、被災地をつなぐ歌『しあわせ運べるように』がどのようにして生まれたか、そして能登半島地震で被災した方々がこの歌をどのように感じたかなど、取材と放送を通じて伝えたかったことを説明し、児童の皆さんにも考えてもらいます。

かんがえる

児童・生徒の皆さん自身が解決策を「かんがえる」ことで、社会課題を自分ごととして身近に感じてもらうことを目標にしています。
次に、「被災者を見てどんなことをしてあげたいと思いましたか?」「歌の贈り物で不快になった人がいたらどうしますか?」など、対話形式で児童の皆さんからのさまざまな質問に答えながら、一緒になって考え授業の内容を深めていきます。
報道番組の中でSDGsを扱った企画映像をまずは「みる」、
取材した記者が講師となって説明し、背景を「しる」、さらに
講師との対話によって課題の本質が「わかる」、こうした流れを通じ、
受講した児童は自分ゴトとしてSDGsを「かんがえる」ようになります。

しめくくる

授業が終わっての、児童・生徒、先生、講師の感想です。