出前授業

出前授業@大阪市立西中島小学校

2022年2月22日(火)

「自分の声を好きになろう」

【講師】アナウンス部 石田一洋

情報番組のニュースコーナーから、スポーツ実況、バラエティ番組のナレーションまで、様々な声を使い分けるマルチなアナウンサー石田一洋が、正しい情報を伝えるための話し方について授業を行いました。
自分の関わる仕事を説明しながら、その仕事で出している声を披露した石田アナ。ニュースを読む時の少し低い声のゆっくりとした話し方、スポーツ実況の時のテンポがあって少し高めの声、バラエティ番組のちょっと大げさなつくりものの声。同じ人から発せられる七色の声に児童たちから感嘆の声が上がっていました。
そして、これらを使って、同じ言葉をしゃべった時の印象を話し合いました。謝る時、人を誘う時、石田アナは、「自然に使い分けていることもあるかもしれないが、意識して声の高低差をつけたり、スピードを変えたりすることで、より伝えたいことが伝わりやすくなる」と説明しました。
では、実際に声を出してみましょう、ということで、スポーツニュースの原稿読みに挑戦してもらいました。一番に手の挙がった児童の読み方のあまりの流暢さに聞いてみると、将来はナレーターになりたいという、現役放送部員でした。その後もしっかりした声で、落ち着いた読みをする児童らに、石田アナは、ぜひ将来は関西テレビのアナウンサー試験を受けに来てほしいと大絶賛していました。

このあと、事前にお願いして、児童たちに持って来てもらった宝物について、それぞれが原稿を書きリポーター体験をしました。リポートの際の話の組み立て方や、実物の見せ方などの注意を受け、いざカメラの前で本番です。生まれて100日目の写真と足形を持って来て、「2度と作れないもの」と語る児童、病気で動物園に行けなかった時に友達が買って来てくれたウサギのぬいぐるみ、生まれて初めて書いた絵本など、すてきなエピソードが語られました。
最後の質疑応答で、児童から、どうしてアナウンサーになりたかったのですか、と聞かれた石田アナ。「小さい頃からサッカーが好きだったけれど、プロ選手になれるほどはうまくなかったので、他の方法でJリーグを盛り上げたいと、アナウンサーを目指した。みんなも好きなこと、興味のあることにどうやって関わっていくか夢を持ってほしい」と締めくくりました。

【講師の感想】

伝える時に誰もが使う道具が「声」。その声にはたくさんの個性があって、誰でも色々な音を出せる事を知り、もっと自分の声に興味を持って欲しい、と思いながら声の使い分けを体感してもらいました。大人になって人前で話すと上手くやらなきゃと思って緊張し過ぎる方も多いのですが、全員堂々と話す姿を見て頼もしく感じました。これからも人に伝える事は楽しいんだ!と思ってどんどん発信してくれると嬉しいなと思います。

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