出前授業

出前授業@堺市立家原寺小学校

2021年12月6日(月)

「テレビ報道の仕事」

【講師】報道映像部 登島 努

新型コロナウイルスの感染防止のため、講師と児童が触れ合う機会が持てない授業が続いていましたが、感染者数が落ち着いていたこともあって、1回の授業の児童数を押さえるなど、対策を取って、実際のニュース取材で使うカメラにも触ってもらう授業を、報道カメラマンの登島が行いました。
テレビのニュースが他のメディアと最も違う点は、映像で情報を伝えるということです。その仕事を担っているのが、カメラマン。関西テレビでは、現在、二十数人のカメラマンが交代で毎日のニュースの取材を行っていますが、登島が、そのほかにも記者や映像編集者、ニュースをわかりやすく伝えるためのCGや字幕作成のスタッフ、ニュース番組を放送するためのスタジオのスタッフなど、夕方2時間の報道番組を制作に関わる仕事を説明し、その人数が約200人だと言うと、児童たちはその多さに大変驚いたようでした。
また、報道カメラマンは、事件や事故の現場を撮影するだけではなく、関係者のインタビューを撮る時は気を遣うということや、ヘリコプターで空撮をする時には操縦士さんとの息を合わせることなど、画面からだけではわからないカメラマンの苦労ややりがいについて話しました。

後半は、『中継先で、貴重なものが見つかった』という1分の中継ニュースの制作体験です。スタジオと中継先でのそれぞれの仕事について説明を受けたあと、グループごとに、スタジオキャスター、現場リポーター、カメラマン、音声マン、放送する映像を決めるスイッチャー、時間を管理したり、内容の指示を出すフロアディレクターの役を決め、短い練習を行いました。いよいよ本番。フロアディレクターからスタートの指示を受けたキャスターが、あいさつのあと、リポーターに問いかけると、リポーターは、教室のロッカーや、壁に掛けられていた絵画を貴重なものとして紹介します。技術スタッフが慌ただしく動く中、ユニークな紹介で時間オーバーとなるグループもありましたが、最後はキャスターが時間を調整して感想を言ったり、長めのあいさつをしたりと、どのグループも時間をしっかり使って制作体験ができました。

【講師の感想】

今回伝えたかったのは、「番組作りには非常に多くの人間が関わっていて、チームワークを大切にして仕事している」ということでした。座学とグループワークで1時間半の長丁場でしたが、子供たちは終始積極的に参加してくれました。特に後半の、業務用カメラやマイクを実際に触り、モニターにクラスメイトが映し出されてリポートをするグループワークの際は、テンションMAXで目をキラキラ輝かせていたのが印象的でした。
生徒たちから後日感想文をいただき、テレビへの強い関心が伝わってきました。この興味を持ち続けてもらう為に何ができるだろうかと考えることも私の仕事だなと感じました。

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