出前授業@泉佐野市立中央小学校
2021年11月22日(月)
「ナレーションは全集中」
【講師】アナウンス部 藤本景子


出前授業の講師としてリクエストが多いのがアナウンサーです。そして、せっかくアナウンサーが授業をするなら子どもたちに声を出してほしいと思うものの、コロナ禍で三密を避けようと思うと、1回の人数を減らす必要があります。そんな訳で、藤本アナウンサー、前回のWヘッダーに続き、トリプルヘッダーの授業となりました。
主なアナウンサーの仕事である、ニュース番組のキャスターや、スポーツ中継の実況、バラエティ番組の進行、ナレーションについて、それぞれの特徴ややりがいなどを話したあと、アナウンスに欠かせない呼吸法や活舌の練習をしました。


聞いているとそんなに難しく感じませんが、いったんスタートすると、映像は待ってくれません。児童たちは、自分に与えられた文を丁寧に元気よく読み進め、読み終えると、他のグループ児童たちから大きな拍手をもらって、ちょっと照れていました。
マスクをしての発声ということもあり、3クラスの授業が終わる頃には、藤本アナもくたくた。それでも、児童たちの笑顔と、おいしい給食をごちそうになって、元気に帰社しました。
【講師の感想】
今回は、1日で3クラスを回りました。アナウンサーが担当する場合、自分も児童も声を出していく事が多いので、パワー切れにならない内容を用意しました。人気アニメに出てくる「○○の呼吸」という言い方をなぞって、腹式呼吸や活舌練習にも取り組んでもらいました。みんな全集中で臨んでくれました。
小学生も高学年になると、ほとんどの児童は一生懸命やってくれますが、中には、ちょっとおませなのか『かったるいなー』って空気出してくる子もいたりして、その姿もほんっと可愛くて愛しくて、心がギュッとなる時間でした。
この出前授業が、子供たちにとって、楽しく思い出に残るものにできれば、幸せです。