出前授業

出前授業@大阪市立大宮小学校

2021年11月2日(火)

「映像をつくる」

【講師】総務部 藥井香名枝

大宮小学校では、児童がグループに分かれて、学校での出来事をテーマにニュース映像の制作をしています。今回の出前授業では、完成したニュース映像を見せていただきながら、映像をつくるとはどういうことなのか、報道センターや編成部での業務経験がある藥井香名枝が授業を行いました。
児童が取り上げたのは、校内の水漏れ事故や給食の食品ロス問題、そうじの仕方などで、どれも関係者にインタビューしたり、テロップと言われる字幕に工夫が施されたものでした。藥井は、伝えたいことがよくわかるいい映像であり、現場の音とナレーションの声の大きさを調整するなど、細かいところに注意すると、もっと見やすい映像になるとアドバイスしました。
これを踏まえて、藥井は、映像を作る時に大切にしたい考え方について、
◦何を伝えたいかという軸を持とう
◦ひとつの事象であっても、いろんな角度から情報を集めよう
◦人の話はじっくり聞いて、感動したり驚いたりした自分の気持ちを大切にしよう
◦見る人の立場になって、わかりやすい言葉を使い、むやみに人を傷つけない表現かどうか考えて編集しよう
と、話しました。

そして、自らの経験から、「映像づくり」は楽しみながら、仲間と話し合いながら進めることで、よりよいものができるとまとめました。
質疑応答では、取材で楽しかったこと、辛かったことを質問され、「悲しい事件などの取材では、取材相手のお話に胸が締め付けられることがありましたが、取材を通して学んだこと、たくさんの人と出会えたことは自分にとって宝物です」と答えていました。

【講師の感想】

オンラインでの出前授業…正直上手くできるかドキドキしていましたが、画面から伝わる児童のパワーに、そんな心配も消し飛びました。児童が制作した映像は、どれもしっかりと取材されていて、伝えたいことの軸もあり、編集も構成も凝っていて上手!映像に触れる機会の多いイマドキの子どもたちはさすがです。色々研究してくれたのだと思います。最後の質疑応答では時間が足りない程にたくさんの質問をいただき、テレビの仕事はこんなにも興味を持ってもらえるものなのだと嬉しく思いました。
映像づくりに限らず、人の話を聞き、自分の中で考え、形にして伝えることは大切なことです。今回の出前授業が、少しでもそのことを考えるきっかけになってくれているとありがたいです。

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