出前授業

出前授業@宮津市立栗田中学校

2021年7月13日(火)

夢を考える

【講師】アナウンス部 竹上萌奈

企業と京都府が協働して府内の地域課題を解決するために創設された「地域交響パートナーシップ制度」。その第1号の取り組みとして、当社が宮津市立栗田(くんだ)中学校全生徒52人に対し、リモートによる出前授業を実施しました。
カメラに向かって話すのは、一見放送と同じようですが、対面ではないがカメラの向こうからの反応がわかるリモート授業初体験とあって、竹上アナウンサーも緊張した面持ちで授業に臨みました。

最初にお話ししたのは、番組の中でのアナウンサーの役割についてです。 『アナウンサーは、決して主役になってはいけない。芸人さんのおもしろさや俳優さんのすごさ、ニュースの意味をテレビを見ている人にわかりやすく伝えるのが仕事です。またテレビ局に所属するアナウンサーは、人の命を守るために「災害対応」のアナウンスをする使命があります。私たちは、災害時も放送というインフラを守るために行動することが義務付けられています。』
そんなアナウンサーには、たまたま高校の放送部の先輩のピンチヒッターで大会に出場、入賞したのが志望のきっかけだったと話しました。
『小さい頃の私の夢は、セーラームーンや忍者になることでした。でも、小学校高学年ごろから中学・高校では友人もほとんどおらず、どちらかと言うといじめの対象になっていました。そんな状況を変えようと受検をして地元から離れていったのですが、今思うと、若者らしい目標もなく、もったいなかったと思います。大人が無駄ということをいっぱいやれば良かった、どうして「がんばる」ことがは恥ずかしいことだと思っていたんだろう、自分に素直になって友人を作れば良かった、と思います。社会に出る時に、どれだけの人を知っているか、どれだけ多くの、勉強だけじゃなくゲームでもアニメでも構わないので情報を持っているか、やる気があるか、が大切です。
大きくても、小さくてもいい、夢を持って中学生活、高校生活をすごしてほしいと思います。ちなみに、今の私の夢は、アナウンサーを続けながら作家になることです。』
この後、生徒のみなさんにも自分の夢と、そのためには何が必要かを発表してもらいました。オール5を取りたい、ジャニーズに会いたい、うどんを腹いっぱい食べたい、バラエティに富んだ夢に、竹上アナも笑い転げていました。
最後に、生徒から「失敗した時はどうしますか」と聞かれ、
『番組の途中の失敗はすぐ忘れる。終わってからも、次は頑張ろう、と思うことにしています』と答えていました。
直線距離にして96キロ、電車で片道4時間あまりと現実の距離は遠いですが、栗田中学の生徒さんと竹上アナ、和やかな空気を共有できました。

【講師の感想】

中学生という柔らかい幹。どこに向かって伸びていくのか興味深く感じた。
大人が矯正しすぎれば折れてしまうし、放っておけば朽ちてしまう彼らに、透明な添え木のとなれたら嬉しい。
また、私もみんなの生命力に勇気づけられたし、心から笑えた。
私は弱い人間だけれど、栗田中学校のみんなに恥ずかしくない生き方をしたいと思った。
うどんを腹いっぱい食べたい、と夢を語ってくれた男の子。大人になったら一緒に丸亀製麺にいこう。

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