出前授業

出前授業@大阪府立伯太高校

2019年9月10日(火)

関西テレビと関西空港のほぼ中間に位置する府立伯太高校は総合学科の高校で、生徒たちは「ライフスタイル」「文理探求」「IT・サイエンス」「スポーツ」「ビジネス・観光」の5つの系列から一人ひとりの個性や進路に応じて授業科目を選択しています。今回は、「ライフスタイル系列」の「服飾手芸」と「書道」を学ぶ高校3年生58人が出前授業に参加してくれました。テーマは「プレゼンテーシヨン」でした。

【学校からの要望】

授業で製作した作品のプレゼンテーションや、大学受験や就職試験の面接の際の自己紹介において、どうすれば相手に伝えたいことが伝わるか教えてほしい。

【講師】営業局業務部 栗園 香

入社以来、事業部、制作部、人事部、営業部を経験。イベント運営や、番組制作、社員の採用・研修、CMのセールス等、幅広い業務に携わる。

【授業内容】

授業は最初、この日の数日前に栗園も出席した関西テレビの秋の番組発表会で実際に使用された資料や映像を使いながら、テレビ局の営業のプレゼンテーションについて説明しました。広告代理店を対象に行われたもので、番組を売り込みCMの時間を買ってもらうために、その番組が持つ話題性や年齢・性別などによる嗜好性、安定感といった番組ごとの特徴とともに、営業担当者として、どこに力を入れているのか、何がアピールポイントなのかを伝えるために工夫をしていると話しました。

続いて、これまで担当した部署でのプレゼンテーションについて説明しました。

事業部では、主催者として、チケットを買ってくれるお客様に対し、開催場所や日程、出演者など自分が決定した事柄をチラシやポスター、新聞で告知し、イベントを運営していくこと全体がプレゼンテーションで、大変やりがいのあることではあるけれど、利益が求められることであり、プレッシャーも大きかったと話しました。

番組制作では、何十人というスタッフの中で、自分に与えられた役割、例えばひとつのコーナーの演出といった形で関わっていたが、今でいう視聴者からのSNSでの反応に対するきちんとした対応も番組制作とともに必要であったと話しました。

営業部では、モノやヒトを売り込む時のブレゼンテーションは、相手や時期など、いわゆる5W1Hによって変えていく必要があることを強調しました。

その上で、人事部で社員の採用を担当していた経験を踏まえ、大学受験や就職試験の面接の際、試験官に自分を売り込むためには、
・志望先のことを知ることが大切。志望先が唯一無二であるとは、大学や企業も思っていないが、志望先と自分が共通の認識を持てる部分をできるだけ探しておくことで、面接の際、話に広がりが出るので、準備は必要である。
・志望先が欲しい情報を提供してあげることが大切。たとえば、志望動機は、合格して、大学や職場の仲間になった時の自分をイメージして、できることややりたいことを話すとよい。
・面接を楽しむことが大切。自分のことを話せる機会はありそうでないので、自分のことを言葉にするのは大変だが、面接が自分を表現する機会と捉えて、自分のいいところをアピールできることを楽しもう。
とエールを送りました。

最後に、間近に控えている手芸や書道作品のプレゼンテーションについては、
・誰に見てほしいのか、使ってほしいのか
・製作意図や製作中の工夫や努力
・対象へのアピールポイント
をまとめてはどうかと、提案しました。

テレビ局の業務そのものでなく、プレゼンテーションという括りでの出前授業は新しい試みで講師にとって貴重な経験となりました。

【講師のコメント】

課題として頂いた「プレゼンテーション」は、普段の業務には、直接、関係のないテーマで、最初は戸惑いもありました。が、授業の準備を進めるうちに、これまでの業務で行ってきたイベントのチケットセールス、人事部時代の就職希望者への会社説明会など、全てがプレゼンテーションに繋がっている事を改めて感じました。
授業を受けた皆さんの今後の社会生活の中で、ちらっとでも役立つ場面があると嬉しいなと思っています。

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