出前授業

出前授業@兵庫県立上野ケ原特別支援学校 ひかりの森分教室

2018年10月22日(月)

兵庫県立ひょうごこころの医療センターに設置されたひかりの森分教室は、様々な理由から地域の学校に行けない子どもたちが体調に合わせて学んでいます。授業の当日は、児童生徒3人と彼らを見守る病院や教室の先生たちが参加してくれました。講師は、カンテレ出前授業への最多参加になるのではないでしょうか、関純子アナウンサーが「テレビ局について知ろう」と題して授業を行いました。

【学校からの要望】

テレビ局の仕事について説明いただき、仕事の難しさややりがいをお話しいただければと思います。

【講師】編成局アナウンス部 専任部次長 関純子

カンテレの女性アナウンサーとしては最年長。ニュースのリポーターや、メディアリテラシー番組「カンテレ通信」の司会のほか、土曜朝の情報バラエティ番組「にじいろジーン」では、海外の暮らしぶりを紹介するコーナーに外国人の吹き替えで出演しています。

【授業内容】

「カンテレ通信」ファンもいて、参加者の皆さんは関に興味津々。熱い視線が注がれる中、まずは、関がカンテレに入社後、最も感心し、今でも驚かされることばかりだというスタジオセットや小道具などテレビ局で使われる、美術関係の業界用語のクイズを出しました。

Q1. 見切れる ⇒ A. 画面に映ってはいけないものや人が映っていること
Q2. わらう ⇒ A. スタジオにあるイスや小物を片づけること
Q3. 八百屋にする ⇒ A. 台の上のものを斜めにして見やすく配置すること

スタジオで使われる業界用語の語源で驚いていただいた後は、《美術の仕事》についてVTRを交えて説明しました。

VTRは、『ちゃちゃ入れマンデー』の大道具制作のこだわりや小道具の工夫を関がリポートしながら紹介したもので、画面では確認できないような小物でも本物そっくりのオリジナルが使われていたり、奥行きがでるように縮尺を微妙に調整していることが説明されていました。関は、入社後、何気なく見ていたスタジオセットに、様々な専門家が予想以上に大勢関わっていることに驚き、こういった細部に至るまで真剣に向き合うスタッフがいることで、番組のクオリティが維持されているように思うと話しました。

続いて、アナウンサーの仕事について話しました。生徒たちに「アナウンサーの仕事で知っているものは?」と質問したところ、「司会」「リポーター」「キャスター」などは出てきましたが、あまり画面に顔が映らない「スポーツ実況」や「ナレーション」は思いつかなかったようでした。それらの仕事は、資料を集め多くの準備が必要で、何度も練習を重ねていると説明すると、驚いた様子でした。

そのほか、最近では、目の不自由な人に映像を楽しんでもらう方法として、画面の状況を読み上げる「解説放送」もアナウンサーの仕事として紹介しました。

また、24時間、関西テレビの社屋内にアナウンサーがいない時間はないということも話しました。これは、緊急放送などに対応するためで、放送が終わって仮眠室で過ごす時でも化粧は落とさず、服装もほぼそのままで、すぐに放送できるようにスタンバイしていることに、病院スタッフや先生方から「大変ねぇ」と労いの言葉をいただきました。

この後、参加者全員で、朗読劇に挑戦しました。関から、ナレーターに必要なことは、正しく読むこと、わかりやすく読むこと、役の朗読は想像力を働かせることが大切と助言がありました。役を変えて3回、生徒たちの熱演に、先生や関からこの日一番の感嘆の拍手が送られました。

感想を聞くと、「普通の音読と違って緊張した」「自分にこんなことができるんだ、とうれしかった」と話してくれました。

およそ100分の出前授業は終始アットホームな雰囲気で、驚くほどアッという間に終了の時間を迎えました。

【講師のコメント】

はじめ、どのように子どもたちと接したらよいか悩んでいましたが、ある時「そうだ!そう思うことが特別視していることなんだ。いつも通りに接しよう!」と取り組みました。
私自身驚くようなテレビ局の裏側の話に子どもたちは素直に興味を持ってくれました。朗読劇は、やりがいがあったようで、アドバイスをどんどん吸収して変わっていったのでびっくりしました。参加して下さった先生方のお力も大きかったです!ひかりの森分教室に楽しくて穏やかな時間が流れました。

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