堺市立家原寺小学校

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はじまる

みる

実際に放送したSDGsに関する取材映像を事前に「みる」ことで、内容がわかりやすくなります。
2023年度、報道局が担当する最後のSDGs出前授業は、堺市立家原寺小学校で5年生46人が参加してくれました。今回の授業は、気象キャスターの仕事と防災についての話です。
講師は、『newsランナー』などの番組でお天気コーナーを担当する、気象予報士・防災士の片平敦気象キャスターです。片平キャスターは、気象キャスターの仕事と防災への想いをわかりやすくお話しし、子どもたちも一緒になって考えます。
目標番号は、11番「住み続けられるまちづくりを」13番「気候変動に具体的な対策を」17番「パートナーシップで目標を達成しよう」です。
題材
今回、「みる」の動画はありません。
講師
片平敦 気象キャスター

しる

出前授業当日は、取材した記者本人が講師となり、説明することで、取材の背景などを「しる」ことにつながります。
最初に片平キャスターは、自己紹介を兼ねて子どもの頃の話やどうして気象予報士になりたかったのかなどを、ダジャレも使っておもしろく紹介したあと、天気図や低気圧と高気圧などの話をジェスチャーを交えてわかりやすく解説しました。

わかる

児童・生徒の皆さんとの質疑応答を通じて対話を行い、内容を深掘りすることでSDGsが身近なものだと「わかる」ことにつなげます。
次に、片平キャスターの出勤から『newsランナー』本番終了までの一日のスケジュールと作業などを詳しく紹介し、気象解説や予報作業の準備で一番大切なことなどを説明しました。

かんがえる

児童・生徒の皆さん自身が解決策を「かんがえる」ことで、社会課題を自分ごととして身近に感じてもらうことを目標にしています。
片平キャスターは、多くの死者や行方不明者を出し甚大な被害をもたらした、2011年に発生した紀伊半島大水害と2018年の西日本豪雨のとき、番組ではどのように解説し、視聴者の皆さんに何をどう呼びかけたかなどを振り返り、天気予報・気象解説の一番の役割と、そのための気象キャスターの重要な役割についてみんなで考えました。
報道番組の中でSDGsを扱った企画映像をまずは「みる」、
取材した記者が講師となって説明し、背景を「しる」、さらに
講師との対話によって課題の本質が「わかる」、こうした流れを通じ、
受講した児童は自分ゴトとしてSDGsを「かんがえる」ようになります。

しめくくる

授業が終わっての、児童・生徒、先生、講師の感想です。