4月26日(金)

清の「言いたい放題」

いまだに競馬開催日の土曜、日曜にはわざわざ電車に乗ってWINSへ馬券を買いに行く知り合いがいる。年の頃にするともう80歳手前か。何故?
馬券を握ってないとなんか頼りなくて、もう習慣で週末になるとWINSへ足が向くとのこと。それはそれぞれの理由があってとやかく言うつもりはない。ただ、ちょっと気になることが。
その知り合い曰く、最近は若い世代を対象に特にサービス面で目が向けられていて、我々、シニアはついていけず、だんだん隅っこに追いやられ、細々と楽しんでいるんだ。とこぼしていた。そういえば“馬女”とか、言って若い人達を対象にしているのか、と思えることもある。
そういうシニアは放っておいても競馬から離れることはない。との思いがあるのか?
先々の競馬のことを思うと若い人を増やす、重要なこと、異論はない。ただ、競馬が今日のように認知されていない時代から目立たないようにこっそりと競馬を支えてきたのは言わずとしれたシニア世代。
「なんとか競馬が一般に認知され、他のスポーツのように新聞の一面でも扱われるような時代が…」と念じつつ、実況してきたのは事実だが。最近の様子を見ているとそんな気もしていた。
ところが、だ。「今年のGI(J・GIを除く)が実施される当日の競馬場を対象に65歳以上のファンが無料で利用出来る“シニアシート”の席数を拡大することになった」の記事を見た。
例えば京都競馬場が144席から192席に増えるのだ。そもそも叱られるだろうが、シニアシートなるものがあったんだ。と
恥かしながら知らなかった。
JRAはシニア世代にも気を使ってるよ、と教えてやろう。
ただ、こういう席があることを知ってもらわないと、せっかくの気遣いが“無”になってしまう。
最後に天皇賞(春)、夢の一頭はディープボンドです。