4月12日(金)

清の「言いたい放題」

いつもは花吹雪舞う桜花賞だが、今年は満開の桜花賞となった。
結果的には阪神ジュベナイルフィリーズの1・2着が逆転したが、4コーナーにポイント(見所)があった。
先行集団の直後にいたモレイラ騎手のステレンボッシュと北村宏司騎手のアスコリピチェーノ。2頭ともに馬混みに入るのを避けて外目へ。カーブでステレンボッシュとアスコリピチェーノがほぼ同時にスパート。
アスコリピチェーノが外からステレンボッシュを内へ閉じこめようとしたが、そこはモレイラ騎手、アスコリピチェーノをはじきとばしてカーブを回る。
アスコリピチェーノは一瞬、外へふくれるようになり半馬身ぐらいロス。その間にステレンボッシュは先頭へ。
「今年の桜花賞はここがポイントだ!桜の女王を目指して激しくぶつかり合う2頭凄い!」
的確にこんな実況が出来れば、と勝手なことを思わされた。結局、この差がゴール迄続いた。チューリップ賞を勝った武豊騎手のスウィープフィートが、また、内にはクイーンズウォーク等もいたが、力的にこの2頭には劣った。
ルメール騎手が他馬に乗る予定(ケガがなくても)だったため、モレイラ騎手を確保していた国枝厩舎も流石だった。
さて、オークスは、と光のことを思うと1着から3着まで即ちステレンボッシュとアスコリピチェーノ、ライトバックにオークス向きと言っていたクイーンズウォーク、枠順に恵まれなかったチェルヴィニアの5頭になるのではないか、気持ちは早や東京の2400m戦へとんでいる。
最後に今週の皐月賞「夢の一頭」は弥生賞ディープインパクト記念を勝った“コスモキュランダ”だ。