4月5日(金)

清の「言いたい放題」

今年も、もう桜花賞だ。
30日(土)に雑誌“優駿”の対談で阪神競馬場へ行った。
桜の具合を見たが、ツボミはまだ固目だった。
毎年そうなんだが、不思議と桜花賞当日は葉ザクラというのはなく、向正面で花ビラが舞っていることはあっても、花はある。
花のトンネルを若い牝馬が駈け抜けていく。なんとも華やか。
阪神競馬場は宝塚。京都競馬場は天皇賞(春)と競馬場と関連がある春のGIがある。
初めて桜花賞を実況したのが昭和44年(1969年)だったから55年も前のこと。
まだ、1コーナーのポケットからスタート、すぐに第2コーナーのカーブへ。24、5頭が出走していたから凄い迫力だった。
「桜花賞ポイントの800mの標識を47秒で通過、うしろからくる馬の展開になりました…」
無我夢中だった。結果はどうなるかわからないのに。思わず口をついて出たラップタイム。
ゴールはうしろにいたヒデコトブキが直線追い込んできてクビ差かわし、見事に勝利。
うしろから来た馬だった。今では当たり前のようにラップタイムを入れているがこの時、大逃をしていたダッシュウエーがそのまま逃げきっていたら…と思うとゾッとする。
恐いもの知らずだったのだ。
でも、してやったりだった。
今年はどんな展開になるのか、展開を読みきった時、的中馬券がついてくる。
それが競馬の醍醐味だ。
現段階で気になっている馬をあげておく。
スウィープフィート、アスコリピチェーノ、ステレンボッシュ、クイーンズウォーク、チェルヴィニア、コラソンビート以上の6頭。ファンの皆さんはどうかな。グッドラック!