12月22日(金)

清の「言いたい放題」

先週の第75回朝日杯フューチュリティステークスは、2戦2勝のジャンタルマンタルか、高馬ダノンマッキンリーか、それとも、直結する第28回東京スポーツ杯2歳ステークスを勝っているシュトラウスかと見ていたが、満足なレースをしたのは、勝ったジャンタルマンタルだけ。先行集団の直後で、いったんは馬混みで行き場を失いかけたが、川田将雅騎手が冷静に内のポケットにおさまり、直線に入るや馬場のまん中へ出し、坂の手前で先頭に立つや、危なげなくゴールを駆け抜けた。
やっぱり強いゾこの馬は…。逆にガッカリしたのはシュトラウス。気の悪さが不安視されていたが、その不安がモロに出てしまい、出遅れるわ、引っかかって一気に行ってしまうわでは、4コーナーで終わってしまっても仕方ない。ただ、もう少し何とかならなかったのか、と思ってしまう。ならなかったから惨敗ということになってしまった。
気性面の成長が待たれるが、はたして。ダノンマッキンリーは勝ち馬のやや前にいたのだが、肝心の直線、伸びず、どうしたのか。流石のC.ルメール騎手もお手上げだったようだ。
今年の2歳牡馬は一強なのか。それではあまりにも淋しい。
と、思うのは急ぎ過ぎで、年を越してトウショウボーイのような馬が出てくるかもしれない。ホープフルステークス(GI)もあり、まだまだこれからだ。