11月24日(金)

清の「言いたい放題」

とにかく、凄い脚だった。「康太だ!藤岡だ!」アナウンサーは絶叫しただろうか。逆光を切り裂いて、大外からとび出したのはナミュールだった。
R.ムーア騎手の落馬負傷で乗り替わった藤岡康太騎手。申し訳ないが、単勝のオッズが12倍くらいから17倍へと変化。ファンの中にも迷いが生じたのだ。
スタートが今イチで前半はシュネルマイスターとともにしんがりからだったが、冷静だった。
それより、先に動いたセリフォスが4コーナーで先頭に並びかけたが意外に伸びず、シュネルマイスターも来ない。
ジャスティンカフェが、馬混みをぬい、そして、J.モレイラの激しいアクションでソウルラッシュが伸びるところを、大外から、飛んできたのがナミュールだった。
前走、J.モレイラ騎手が乗って第26回富士ステークスを勝った時も、鮮やかさが印象に残っていたのだが…。
いずれにせよ、急遽、乗り替わりとなった藤岡康太騎手の冷静さ、天晴れ!だ。なんと、ジョーカプチーノでGI(第14回NHKマイルカップ)を勝ってから、14年振りのGI2勝目となった。
我が中心馬、エルトンバローズはもう少し前でレースをすると思っていたのだが、頑張ったもののあと一歩、4着と残念な結果に終わってしまった。
この日の予想は、勝った馬が全て相手にした方にいるというチグハグなことになってしまった。
仕方なし!だ。