2月9日(金)

清の「言いたい放題」

先週のこと、2年連続の年度代表馬に選ばれたイクイノックスを所有していた、シルクレーシングの米本代表と話す機会があった。アーモンドアイもシルクレーシングの所有馬で、どうして、それほどまでにいい馬が、との問いに「縁ですね~」としみじみと語っていた。
かつて、BSフジの競馬番組に出演した際、注目の新種牡馬はと質問され、とっさに引退したばかりのキタサンブラックかな、と答えたその馬が、レーティングでも世界No.1になった馬を輩出したことに、嬉しく思う。
同馬の長所は「自分のすべき事がよく理解している賢い馬」だと。C.ルメール騎手も木村調教師も異口同音に熱く語っていた。
1964年、日本で2頭目の三冠馬になったシンザンも同じように言われていて、「シンザンを超えろ!」を合言葉に日本の競馬が発展してきた。これからは「イクイノックスを超えろ!」ということになるのだろう。
イクイノックスとアーモンドアイの仔。競馬ファンの夢、まさに夢の一頭だ。
競馬には馬券とは別に、こんな凄い楽しみがあるのだ、と今更ながらに思う。