1月19日(金)

清の「言いたい放題」

先週は今年のGI戦線の参考となるレースが東西で行なわれた。
先ず、京都では第71回日経新春杯。テンポイントのあの大アクシデントから早や46年、毎年、全馬無事で、と特に祈るこのレース。
今年はゴール前、グイと力強くもうひと伸びしたブローザホーン(牡5歳)が見事に勝ち重賞初勝利。
又、一頭、新しい力が加わった。レース後、「馬はまだまだ良くなる」と今年定年の中野栄治調教師が自信のひと言。
その言葉通りなら大仕事も。競馬ファンは凄い!1番人気に支持していたエピファネイア産駒。
+12kgでも426kgと小柄。欲を言えばもう20kg~30㎏増えれば更にパワーも加わってくるのではないか、そんな期待も込めて春を待ちたい。
2着サヴォーナ、3着サトノグランツは無難な成績で次こそだ。
2番人気のハーツコンチェルトは、なんとか4着といった感じ。ダービー3着ばかりにすがっていられず、そろそろ見限るか。このあたりが馬券的には難しいところだ。
一方、春のクラシックを占う中山競馬場の第64回京成杯。馬券的に大失敗した。前走4着とはいえ、1度叩かれただけに手応えを感じていたダノンデサイルを、直前になって1番人気のジュンゴールドに変えてしまった痛恨の迷い。馬券上はよくあるパターンとはいえ…。
それはそれとして、直線、大外から一気に決めたダノンデサイル。これ又、エピファネイア産駒で東西共に…。後で気がついてもなんとかやらだ。3/4差で2着へ突っ込んできたアーバンシックも強い、逆転の可能性を秘めている。4着のハヤテノフクノスケ(珍名?)は、+14kgで次走に楽しみを残した。3番人気だったアパパネの仔、バードウォッチャーは、多頭数で1戦のキャリアは厳しかったのと、+10kgで仕方なし。
1番人気でいいところなしに終わったジュンゴールドともども、次走、真価を問いたい。
一戦一戦を確りと見て、本番でいい予想をしたいとの思いが強くなった。ご期待下さい。