10月27日(金)

清の「言いたい放題」

先週は、J.モレイラ、C.ルメールと外国人騎手に思いのままにやられました。
先ずは、21日(土)の東京の第26回富士ステークス。ナミュールって、こんなに強かったのか、と思わせたJ.モレイラ騎手。今まで、もたついていたのがウソのように、直線、鮮やかに抜けました。これで、11月19日(日)の第40回マイルチャンピオンシップ(GI)でも、有力馬の一頭にしないといけなくなりました。日本での免許が12月13日(水)まで、恐らく連続騎乗でしょう。
そして、第84回菊花賞のC.ルメール騎手。相変わらず、“ソツ”がありません。神騎乗との声が聞かれますが、思い出したのは1971年のニホンピロムーテー(福永洋一騎手)です。2コーナーで先頭に立ち、そのままゴールまで、天才、洋一の凄さを見せつけました。レース後、聞くと「ムーテーは1600mなら、絶対で、もし、ゴール寸前でつかまるようなら、騎手としての資格はない」とまで言い切りました。
C.ルメール騎手も、スローペースになるのを読み切っていて、2コーナーで先頭に立ち、自分のペースに持ち込むと最外枠から最内に誘導。3コーナー手前ではいったん2、3番手に下がり、力をため込んで坂を下り、直線に向くや、一気にスパート。後続を突き放したのです。まだ、優劣がはっきりついていない若馬。このレースをされると人気のタスティエーラもソールオリエンスも動くに動けずで、馬も強かったが人も又強し!でした。ドゥレッツァの次走が楽しみです。それにしても、我が本命、サトノグランツは全く動けませんでした。
次走で真価を問うことに。前哨戦(第71回神戸新聞杯)では力強く抜け出し、前を一気にとらえたのに10着とは。
さて、今週の天皇賞(秋)は一騎打ちですね~。武豊、C.ルメール、因縁の対決。
どんな乗り方をするのか、ワクワクしています。