12月15日(金)

清の「言いたい放題」

毎年、そうなんだが、この時期「香港国際競走」が行なわれ、なんとも慌しい日曜日の午後となる、中山10Rから香港のGI、2戦を挟んで、阪神の最終まで、11競走が10分間隔。テレビに釘づけとなる。
そんな中でもやっぱり日本のGI、第75回阪神ジュベナイルフィリーズ。実力接近の面々で大接戦が予想されたが、直線、激しく競り合ったのが、北村宏司騎手のアスコリピチェーノとC.ルメール騎手のステレンボッシュ。
キタサンブラックで第76回菊花賞を勝ったあとの北村宏司騎手はケガがあったりして、スッキリしないレースを続けていただけについ、彼を応援してしまった。
先に抜け出したアスコリピチェーノに激しく襲いかかったのがC.ルメール騎手のステレンボッシュ。“北村~”と思わず声が出そうになった。それだけ、彼の真面目な、そして必至の努力を知っていたからだ。ゴール前、一瞬ヒヤッとしたらしいが、危なげなく振り切った。
新馬勝ちのあとの2戦目、第43回新潟2歳ステークスを勝って2戦2勝としていただけに強かった。
470kgのダイワメジャーの産駒、来年の牝馬路線はこの馬中心に動いていくのだろう。
ノーザンファームの生産、サンデーレーシングとすっかりおなじみのコンビ。ノーザンファームはこれでGI200勝となった。凄い!としか言いようがない。予想は対抗にして中心をルシフェルにしたのだが、直線、それほど伸びずガッカリ。こういう時に外国人騎手だとなにかスッキリしないものだ。
今週の牡馬の方はどうだろう。