自己紹介
増倉直人です。 2016年入社の11年目になりました。部署は制作局制作部に初期配属からずっといます。
仕事内容は?
“演出”という立場で『ちゃちゃ入れマンデー』や、『R-1グランプリ』そして『さんまのまんま』などを担当しています。「撮った映像の編集」、「社内外に多数いるディレクター(D)さんが撮ってきた映像のプレビュー」「ロケ台本のチェック」など、多くの視聴者に見てもらえるために内容を精査し、クオリティを維持する責任者のような立場と捉えています。
1日のスケジュールTime Schedule
- 午前
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子ども2人を保育園に送る
出社
仮編 スタジオで収録した映像の編集作業 - 日中
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会議
レギュラーや特番の会議
映像のチェック
一日3~4つほど - 夜
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再び仮編
退社
収録がある日は技術の打ち合わせやリハーサル、本番で1日を使います。


入社後のキャリアについて
入社後1年目の『にじいろジーン』や『胸いっぱいサミット!』を皮切りに、5年おきに大きくメイン番組が変わっています。『胸いっぱいサミット』+『座王』 を4~5年、『土曜はナニする!?』を約5年担当し、今の番組(ちゃちゃ入れ・さんまのまんま・R-1)に至ります。振り返るとジャンルの偏りが少なかったなと感じます。情報バラエティ、時事番組、大喜利、賞レース、トーク番組など、ドラマ以外のテレビ演出のパターンに幅広く関わってきたことが強みとなっていると感じます。
特にレギュラー番組『土曜はナニする!?』 でお会いしたMCの山里亮太さんとは「3つの初めて」でお世話になりました。“初”演出を担当した「土曜はナニする!?」、私が“初めて通った”特番のMC、今年“初めて”賞レースの演出を務めた『R-1グランプリ』でもご一緒させていただきました。『土曜はナニする!?』 で山里さんと出会えたことが制作人生の分岐点になったことは間違いありません。
番組の影響力や、番組の制作コストなど、テレビを取り囲む状況はこの10年でも大きく変化していると感じます。自分たちがやっていることが、他の媒体にどうすれば勝てるのか?どうすればお金を稼ぎ影響力を取り戻せるのか?その勝機を見出すための開拓も今後はしてみたい。その上でチャンスを見つけた時に、最前線で番組が作れるように制作能力を磨いておきたいです。
いろいろ言いましたが、大前提を忘れていました。
「新番組 立ち上げの演出」。これは担当したことがないので、するまでは死にたくないですし、他のことを考えることはないかと思います。周囲にもそう言っています。(笑)
これまでに一番やりがいのあった仕事は?
今考えると、楽しかった仕事よりも、大変だった仕事の方が、記憶に残っています。
「胸いっぱいサミット!」という時事番組を担当していた若手時代に、ほぼ同じメンバーで「座王」という番組の立ち上げを行いました。今ではあり得ないけど、それは純粋に+αの仕事になるということで…収録の翌日にまた収録があったり、片方の編集をしている間にもう片方の収録があったりと、しんどかったけど今となってはやりがいでした。
制作では年にもよりますが、年4回ほど企画募集があって、一度に百近くの企画が集まります。その中から選ばれるのは2・3個。2年目、3年目で企画を通している人もいましたが、私の企画が通ったのは7年目、8年目のタイミングでした。制作の中では遅い方で、悔しい思いをしましたが、「大丈夫。お前はいつか通る。実力あるから」と先輩が声をかけてくれて、その先輩が最終的に企画を通した際のメンバーや作家さんを紹介してくれました。折れずに頑張ってきてよかったです。
オフの過ごし方は?
オフは子どもの習い事に連れて行って、帰りに梅田行ってシールを買ったり、ゲームセンターでカードゲーム集めとかに付き合っています。家族といる時間はすごく楽しい…ですが、ついつい楽しく過ごしちゃって、「仕事でやってやるぞ」という気持ちが消えちゃう気がしてしまうんです。企画を考えたり、他のコンテンツを研究したり、まだまだやらなきゃいけないことがたくさんある気がして、葛藤しながら過ごしています。
公私共に「ここへ遊びに行きたい」「こんな仕事がしたい」という純粋な好奇心はほとんどなくて…とにかく何かに「負けたくない」というのが自分の原動力だと思います。実は企画書も1~3年目で全く気が乗らなくて、なんで残業してまで必死に考えるんだろうとすら思っていましたが、早い段階で同期の企画が通ったときに「負けられないぞ」と思って火が付きはじめ、それ以降は考えるのが楽しくなりました。学生時代からずっと部活をしてきたので「負けず嫌い」になったのかもしれません。

カンテレの未来をどう切り拓く?
今の時代にふさわしくないかもしれませんが、とにかく「胆力」が大事かなと…。せっかくこんな状況なんだから、気力と体力と努力くらいは負けないでいたいなと思っています。どうしても年を重ね、家族ができライフステージが変わると、「胆力」が落ちてくるのを自覚しています。だからこそ、なるべく“心地よくない環境”に身を置き、「安パイに走らない!」「置きにいかない!」を意識して頑張って自分を律しています。 テレビの新たな可能性なんて…頭で考えてもわからないので、とにかくなんでもやってみようという“いい意味で鈍感な”方と一緒に働きたいなと思います。
みなさんが感じている、テレビ業界を取り巻く厳しい状況は、私達もわかっているところです。ただこの状況をくつがえせたらと思うとワクワクしていますし、これ以上やりがいのある仕事はない!とさえも思っています。もう一度他の媒体に勝つために出口を探して必死にやっていて、そこでもう一度復活することがあればめちゃくちゃ面白いと思いませんか。



