エポスカードでマイルはどれくらい貯まる？マイル還元率とおすすめの貯め方を解説

エポスカードは、全国10,000店舗以上で利用できる優待特典が魅力のクレジットカードです。

使い勝手の良いクレジットカードであることから、「エポスカードでマイルを貯めたい」と考える方もたくさんいることと思います。

ポイント還元率の仕組み

エポスカードで貯まるポイントは、エポスポイントで、カード利用額200円（税込）につき1ポイント貯まります。

エポスカードには、ランクの高いエポスプラチナカードやエポスゴールドカードもあります。

エポスプラチナカードとエポスゴールドカードは、年間のカード利用額に応じてボーナスポイント（※後述）が付与されるため、ポイ活を楽しみたい方やマイルを貯めたい方は、エポスプラチナカード、またはエポスゴールドカードを検討してみるとよいでしょう。

参考エポスカードでマイルはいくら貯まる？ゴールド・プラチナの還元率を具体的に解説

エポスポイントはANAとJALのマイルに移行できる

エポスポイントは、ANAマイルとJALマイルに移行可能で、エポスNetマイページから手続きをします。

エポスカードのマイル還元率は0.25％で、ポイント1,000ポイントにつき500マイルに移行できます。

エポスカード利用額400円（税込）につき1マイルに移行できる計算です。

エポスゴールドカード、エポスプラチナカードはマイルへの移行レートがアップ

エポスカードの場合、ポイントからマイルへの移行レートは、ANAかJALを問わず1,000ポイント＝500マイルとなっています。

一方、エポスゴールドカード・エポスプラチナカードの場合、JALマイルに関してはエポスカードと同じ移行レートではあるものの、ANAマイルであれば1,000ポイント＝600マイルでの移行が可能です。

ANAマイルを貯めるなら、エポスゴールドカードやエポスプラチナカードをおすすめします。

参考エポスカードで貯めたポイントのマイル交換ルート。ANAやJALも

ANAマイルを貯めるならエポスカードよりもエポスゴールドカードがおすすめ

エポスカードには、「エポスカード」と「エポスゴールドカード」、そして「エポスプラチナカード」の3つのランクがあります。

本記事でおすすめするのは、エポスゴールドカードでANAマイルを貯めることです。

エポスカードに比べてエポスポイントを貯めやすかったり、マイル還元率が高かったりといったメリットがあります。

エポスゴールドカードを所持するメリットを詳しく解説します。

参考エポスカードはマイルも貯まる？還元率や上手な貯め方を紹介

エポスゴールドカードの年会費が永年無料になる条件

エポスゴールドカードの年会費は、通常5,000円（税込）ですが、次の3つの条件のいずれかを満たすと、年会費は永年無料になります。

条件を満たせば、エポスゴールドカードを年会費無料で所持できるだけでなく、エポスカードよりも飛躍的にポイントを獲得しやすくなります。

インビテーションや紹介してくれる家族会員がいない方でも、年間50万円（税込）以上のカード利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。

参考『JALマイル移行サービス』再開のお知らせ

ボーナスポイントがもらえてANAマイル還元率も大幅にアップ

エポスゴールドカードの通常のポイント還元率は、エポスカードと同じ0.5％です。

しかし、エポスゴールドカードは年間のカード利用額が50万円〜100万円未満で2,500ポイント、100万円以上で10,000ポイントをボーナスポイントとして受け取れます。

ボーナスポイントは、エポスカードにはない特典です。

ANAマイルを貯める方は、エポスカードよりもエポスゴールドカードの方がおすすめです。

参考エポスカードでANAマイル・JALマイルを貯めるのは非効率：本家ANAカード・JALカードと比較しながら解説

有効期限を気にせずエポスポイントを貯められる

エポスポイントの有効期限は、通常はポイント加算日から2年間で、期限切れのエポスポイントは使用できません。

エポスゴールドカードであれば、エポスポイントの有効期限は無期限になるため、クレジットカードの利用頻度が低い方でも、マイペースにポイ活を楽しむことができ、マイルを貯めるために無理してカード決済をする必要もなくなります。

参考【驚異的なANAマイル還元率】年会費無料のカード「JQ CARD エポスゴールド」

公共料金の支払いでポイント還元率が最大1.5％にアップ

エポスゴールドカードとエポスプラチナカード限定の特典として付帯しているのが「選べるポイントアップショップ」です。

選べるポイントアップショップは、対象となる300以上の店舗の中から任意で選択した3店舗や公共料金でカードを利用した時、ポイント還元率が最大3倍になる特典です。

コンビニから公共料金・生命保険まで、対象店舗は11のジャンルで構成されています。

利用機会の多い公共料金を登録することで、エポスポイントを効率よく貯められます。

参考エポスカードでマイルを貯めるのは不向き！？少しでもお得に貯める方法を伝授！

マイルを貯めるならエポスゴールドカードとエポスプラチナはどっちがおすすめ？

エポスプラチナカードの年会費は通常30,000円（税込）

エポスプラチナカードの年会費は、通常30,000円（税込）です。

以下の条件を達成することで、翌年以降の年会費が20,000円（税込）になります。

エポスプラチナカードは、エポスゴールドカードのように年会費永年無料で所持することはできず、毎年20,000円〜30,000円（税込）の年会費が発生します。

参考(ANAマイル還元1.75%)JQエポスゴールドが年会費無料最強カードの理由！

エポスゴールドカードとエポスプラチナカードのポイント還元率は同じ

エポスゴールドカードとエポスプラチナカードは、ポイント還元率が同じです。

年間のカード利用額に応じて付与されるボーナスポイントには違いがあり、エポスゴールドカードが最大10,000ボーナスポイントなのに対し、エポスプラチナカードは最大100,000ボーナスポイントとなっています。

エポスプラチナカードのボーナスポイントは、年間カード利用額100万円（税込）以上が対象となっていることから、達成のハードルが高いです。

充実した付帯特典を求めるならエポスプラチナカードがおすすめ

エポスプラチナカードは、高額な年会費がかかる分、プライオリティ・パス™最上位プランへの無料入会特典や最高1億円の旅行傷害保険、高級レストランをエポス会員のみ無料で楽しめる「プラチナグルメクーポン」などの豪華な特典が付帯しています。

ポイントやマイルを気軽に貯めるならエポスゴールドカード、付帯特典の内容を重視するならエポスプラチナカードへの入会をおすすめします。

エポスポイントをマイルに移行する方法と移行する時の注意点

マイルへの移行にはエポスNetへの登録が必要

エポスポイントをマイルに交換するには、エポスNetへの登録が必須です。

エポスNetは、エポスポイントの交換 / 移行だけでなく、月々の請求額を確認したり、登録情報を変更したりといった機能があるエポスカード会員専用のページとなっており、パソコンやスマートフォンから閲覧・操作ができます。

エポスNetへの登録には、カード情報の入力が必要であるため、手元にエポスカードが届いたら、忘れずに会員登録を済ませるとよいでしょう。

エポスポイントをマイルに移行する手続きはシンプルです。

エポスポイントをANAマイルに移行する時は「ANAマイレージクラブ」のお客様番号、JALマイルに移行する時は「JALマイレージバンク」のお得意様番号を入力して申し込みます。

ANAマイレージクラブ、またはJALマイレージバンクへの登録が済んでいない方は、エポスポイントをマイルに移行することはできません。

参考エポスポイントをANAマイルに交換する方法3選！最高交換レートは70%

マイルの有効期限を覚えておこう

ANAマイル、JALマイルともに、有効期限は積算月の36ヵ月後の月末までです。

こまめにエポスポイントをマイルに移行するよりも、なるべくエポスポイントをまとめてマイルに移行することをおすすめします。

エポスカードで獲得したエポスポイントの有効期限は2年です。

エポスポイントの有効期限が無期限になれば、長期間のカード利用で貯めたエポスポイントをまとめてマイルに移行できます。

なお、エポスポイントからマイルの移行は、カードのランクを問わず1,000ポイント以上、500ポイント単位で移行可能です。

参考エポスカードの「おすすめ」をあらゆる角度で解説！使い方をマスターする方法

まとめ

エポスカードのマイル移行について解説しました。

マイルを貯める方に本記事でおすすめするのは、条件達成で年会費永年無料になることや、エポスポイントの貯めやすさなどから総合的に判断するとエポスゴールドカードになります。

年間カード利用額100万円（税込）以上が見込まれる方、付帯特典の充実度や内容を重視する方にはエポスプラチナカードもおすすめです。

エポスカードのマイル還元率は低く設定されていますが、ポイント還元率の優遇が受けられ、年間のカード利用額に応じてボーナスポイントも付与されるエポスゴールドカードやエポスプラチナカードであれば、マイル還元率も大幅にアップするため、満足度は高いでしょう。

※本記事の内容は、2024年3月現在の情報です。