本記事では、日常使いのメインカードとして最強との評価も高いアメックスグリーンについて詳しく解説します。
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- アメックスグリーンは最強のクレジットカード!日常で活用できる特典を解説
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード(以下、アメックスグリーン)は、一般カードでありながら、トラベル特典や優待サービスが充実しています。
付帯保険も手厚く、旅行や高額なショッピングも安心で、カードの利用で獲得したポイントは、使い道も豊富に用意されており、ポイントをマイルや他社のポイントプログラムに移行したり、景品と交換できたりと、使い勝手が優れているのが特徴です。
基本スペックで分かるアメックスグリーンが最強とされる理由
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード基本スペック
名称 | アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード |
---|---|
券面 | |
国際ブランド | American Express |
月会費(税込) |
・基本カード:1,100円 ※初月1ヵ月分の月会費無料 ・家族カード:550円 |
利用限度額 | 一律の制限なし |
ポイント還元率 | 0.5~10.0% |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 |
年間最高500万円まで ※免責金額:1事故につき1万円 |
ETCカード |
年会費無料 ※発行手数料:935円 |
追加カード電子マネー |
・Apple Pay ・QuickPay™ |
アメックスグリーンは、機能性が高く、他社のゴールドカードやプラチナカードに匹敵する機能性があることが基本スペックから分かります。
アメックスグリーンの特徴
- 国際ブランドはAmerican Express®
- 所持しやすい月会費制を採用
- 利用可能枠に一律の制限がない
- ポイント還元率が高い
- ポイントの交換先が多い
ここでは、、アメックスグリーンの特徴を詳しく解説します。
参考アメックスグリーンが最強だと言えるメリットや審査基準と口コミ・デメリットを解説
国際ブランドはAmerican Express®
アメックスグリーンの国際ブランドは、American Express®で、ステータスの高い国際ブランドとして認知されています。
アメックスグリーンは、American Express®が発行するプロパーカードです。
提携カードよりも審査が厳しいプロパーカードは、所持しているだけで社会的信用の高さを示すことができます。
参考【2023年5月最新版】アメックスグリーンはメイン利用に最強のカード!特典から審査情報まで徹底解説
所持しやすい月会費制を採用
アメックスグリーンは、珍しい月会費制を採用しており、維持コストは、基本カード:月々1,100円(税込)、家族カード:550円(税込)で、新社会人でも所持しやすい料金となっています。
アメックスグリーンの月会費は、初月1ヵ月分が無料で、入会特典として、最大35,000ボーナスポイントも獲得できます。
ココがポイント
手厚い保険や豪華な特典が付帯しているにもかかわらず、月会費1,100円(税込)で所持できるアメックスグリーンは、まさに最強のクレジットカードです。
参考アメックスグリーンは最強にかっこいい!人気の理由と評判を徹底解説
利用可能枠に一律の制限がない
アメックスグリーンが最強なのは、利用可能枠に一律の制限がないことも理由の1つです。
一般的なクレジットカードは、ランクによって利用可能枠の上限が変わり、設定上限以上の利用可能枠が必要な時は、基本的にはクレジットカードのランクアップ(切り替え)が必要です。
一方、アメリカンエキスプレス®は、発行するクレジットカードの利用可能枠に一律の制限を設けておらず、クレジットカードの利用状況によって個別に設定されるため、アメックスグリーンでも数千万円の利用可能枠が設定されることは多々あります。
維持費を抑えつつ、利用可能枠を最大化したい方にとって、アメックスグリーンは最強のクレジットカードです。
参考アメックスグリーンはメリットがない?恥ずかしいと言われる理由と評判・審査基準・年収条件も紹介
ポイント還元率が高い
アメックスグリーンのポイント還元率は、基本0.5%と標準的です。
しかし、ポイント還元率がアップする「ボーナスポイント・パートナーズ」やアメックスグリーン専用の優待サービス「グリーン・オファーズ™」で1,000円のカード利用毎に150ボーナスポイントがもらえるなどの特典があります。
アメックスグリーンでのポイ活を楽しめる特典が豊富な点も、最強とされる理由です。
ポイントの交換先が多い
アメックスグリーンの利用で獲得できるのは、メンバーシップ・リワード®のポイントです。
メンバーシップ・リワード®のポイントは、他社ポイントプログラムのポイントに移行したり、景品と交換できたりと、さまざまな使い道が提供されています。
ポイントの使い道
- 他社ポイントプログラムへの移行
- 景品との交換
- マイルへの移行
- カード利用代金への充当
- 買い物での支払い
アメックスグリーンは、ポイントを貯めやすいクレジットカードで、獲得したポイントでお得にショッピングをしたり、景品をもらえたりできます。
ポイントを他社のポイントプログラムやマイルに移行したい方は、「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録がおすすめです。
ポイントの移行 / 交換レートが大幅にアップします。
メンバーシップ・リワード・プラスに登録しよう
メンバーシップ・リワード・プラスは、年間参加費3,300円(税込)で登録できるオプションのポイントプログラムとなっており、「ポイントの有効期限が無期限になる」や「ポイントの移行 / 交換レートがアップする」などのメリットを受けられます。
下記は、ポイント移行 / 交換レートを通常時とメンバーシップ・リワード・プラス加入時で比較し、まとめたものです。
比較情報まとめ
ポイント交換先項目タイトル | 通常の交換レート | メンバーシップ・リワード・プラス加入時の交換レート |
---|---|---|
ANAマイル | 2,000ポイント=1,000マイル | 2,000ポイント=2,000マイル |
JALマイル | 3,000ポイント=1,000マイル | 2,500ポイント=1,000マイル |
提携航空会社のマイル | 2,000ポイント=1,000マイル | 1,250ポイント=1,000マイル |
ヒルトン | 2,000ポイント=1,250ヒルトン・オーナーズポイント | 1,000ポイント=1,250ヒルトン・オーナーズポイント |
Marriott Bonvoy® | 2,000ポイント=990Marriott Bonvoyポイント | 1,000ポイント=990Marriott Bonvoyポイント |
カード年会費 | 1ポイント=0.3円 | 1ポイント=1円 |
航空会社の料金 | 1ポイント=0.3円 | 1ポイント=0.8円 |
SafeKey対象加盟店 | 1ポイント=0.3円 | 1ポイント=0.5円~0.8円 |
対象の旅行会社 | 1ポイント=0.4円 | 1ポイント=0.8円~1円 |
ヨドバシカメラ / 高島屋 | 3,000ポイント=1,000円分商品券 | 2,000ポイント=1,000円分商品券 |
楽天ポイント | 3,000ポイント=900楽天ポイント | 3,000ポイント=1,400楽天ポイント |
メンバーシップ・リワード・プラスに加入することで、ANAマイルとポイントを1:1で交換できるようになるため、ANAマイルを貯めている方にも最適です。
また、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、登録者限定の無料プログラム「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」にも登録でき、加盟店でのカード利用時、ポイント還元率が3倍(100円=3ポイント)にアップします。
対象加盟店ボーナスポイントプログラム加盟店
- Amazon
- Uber Eats
- Yahoo!JAPAN
- iTunes Store/App Store
- ヨドバシカメラ
- 一休.com
- JAL公式サイト
- HIS公式サイト
- アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン
年間参加費がかかるものの、メンバーシップ・リワード・プラスに登録することに損はないといっても過言ではありません。
参考クレカ情報強者がアメックスグリーンを選ぶ3大理由「高ステータス」「永遠の憧れ」あと1つは?
アメックスグリーンを所持するメリットは充実した特典にある
月会費1,100円(税込)という料金からは想像もできない豪華な特典が付帯しているのも、アメックスグリーンが最強と評価される所以です。
アメックスグリーンの注目したい特典
- 空港ラウンジ特典とプライオリティ・パス™
- HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク
- 最高5,000万円の手厚い旅行傷害保険
- 日常生活のトラブルに対応した各種プロテクション
- アメックスグリーン会員限定のグリーン・オファーズ™
ここでは、アメックスグリーンのコスパ最強な付帯特典を紹介します。
空港ラウンジ特典とプライオリティ・パス™
アメックスグリーンには、旅行や出張時に嬉しい空港ラウンジ特典が付帯しています。
プライオリティ・パス™の入会特典も利用でき、世界中の空港ラウンジやエクスペリエンスで飛行機搭乗までの時間を快適に過ごせます。
空港ラウンジ特典の対象空港
アメックスグリーンは、国内の主要空港にある空港ラウンジ28ヵ所とハワイ(ホノルル)にある空港ラウンジ1ヵ所、合計29ヵ所の空港ラウンジを無料で利用可能です。
空港ラウンジを利用できる空港
エリア | 空港ラウンジを利用できる空港 |
---|---|
北海道・東北 | 新千歳空港、函館空港、青森空港、秋田空港、仙台国際空港 |
関東 | 羽田空港 第1ターミナル、羽田空港 第2ターミナル、羽田空港 第3ターミナル、成田国際空港 第1ターミナル、成田国際空港 第2ターミナル |
中部・北陸 | 新潟空港、富山空港、中部国際空港、小松空港 |
近畿 | 伊丹空港、関西国際空港、神戸空港 |
中国・四国 | 岡山空港、広島空港、米子空港、山口宇部空港、高松空港、松山空港、徳島空港 |
九州・沖縄 | 北九州空港、福岡空港、長崎空港、大分空港、熊本空港、鹿児島空港、那覇空港 |
ハワイ | ダニエル・K・イノウエ国際空港 |
対象の空港ラウンジは、基本カード会員のみ無料で利用できます。
家族カード会員も空港ラウンジ特典を利用可能です。
プライオリティ・パス™に無料で入会できる
プライオリティ・パス™とは
世界にある1,500ヵ所以上の空港ラウンジやエクスペリエンスを利用できる会員制のサービス
通常はプランによって99米ドル〜469米ドルの年会費がかかり、プランによって、空港ラウンジを無料で利用できる回数が多くなる仕組みです。
アメックスグリーン会員が無料登録できるプランは、スタンダードです。
プライオリティ・パス「スタンダード」詳細
年会費 |
通常:99米ドル(≒約15,000円) アメックスプラチナ基本カード会員:無料 ※家族カード会員は特典対象外 |
---|---|
ラウンジ使用料 | 1回につき35米ドル(≒約5,000円) |
同伴者利用料金 | 1名につき35米ドル(≒約5,000円) |
プライオリティ・パス™の特典は、アメックスグリーンの維持費以上の価値がある特典です。
ココがポイント
空港ラウンジ特典やプライオリティ・パス™の入会特典が付帯している一般カードは数が少ないことからも、アメックスグリーンが最強と評価されるのも頷けます。
HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク
HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクは、専任のスタッフが旅の提案から現地でのサポートまで対応してくれるコンシェルジュサービスです。
初めて行く国への旅行でも安心して計画を立てられます。
さらに詳しく
専任スタッフが個別に旅行をサポートしてくれる特典を提供しているカード会社は、アメリカンエキスプレス®とダイナースクラブのみです。
維持費の安さを考慮すると、アメックスグリーンのHIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクは、最強のトラベル特典だと言えるでしょう。
最高5,000万円の手厚い旅行傷害保険
年会費がリーズナブルな一般カードランクでありながら、最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯しているのもアメックスグリーンの強みです。
家族も旅行傷害保険の対象となっており、家族旅行でのトラブルにも備えられます。
海外旅行傷害保険(利用付帯) | |||
---|---|---|---|
保険種別 | 基本カード会員 | 家族カード会員 | 家族(※) |
死亡・後遺障害保険金 | 5,000万円 | 5,000万円 | 1,000万円 |
治療費用保険金 | 100万円 | 100万円 | 100万円 |
疾病治療費用保険金 | 100万円 | 100万円 | 100万円 |
賠償責任保険金 | 3,000万円 | 3,000万円 | 3,000万円 |
救援者費用保険金(保険期間最高) | 200万円 | 200万円 | 200万円 |
携行品損害保険金 | 30万円 | 30万円 | 30万円 |
国内旅行傷害保険(利用付帯) | |||
死亡・後遺障害保険金 | 5,000万円 | 5,000万円 | 1,000万円 |
出典元:American Express
維持費の安さと手厚い旅行傷害保険を求める方にとって、アメックスグリーンは最強のクレジットカードです。
日常生活のトラブルに対応した各種プロテクション
旅行傷害保険だけでなく、各種プロテクション(付帯保険)も充実しているのがアメックスグリーンの強みです。
アメックスビジネスゴールドのプロテクション
プロテクション | 補償内容 |
---|---|
ショッピング・プロテクション® |
カードで購入した商品に生じた損害を購入日から90日間、年間最高500万円まで補償します。 ※免責金額:1事故につき1万円 |
キャンセル・プロテクション |
予定していた宿泊やコンサートに病気やケガなどで行けなくなった際のキャンセル費用を年間最高10万円まで補償します。 ※自己負担金:「1,000円」または「キャンセル費用の10%に相当する額」のどちらか高い額 |
リターン・プロテクション | 購入した商品の返品を購入店が受け付けてくれない時、購入金額をカードに返金します。 |
オンライン・プロテクション | 第三者によってインターネット上で不正利用されたカード取引の利用金額を補償します。 |
スマートフォン・プロテクション |
アメックスグリーンで通信料を支払っているスマートフォンの盗難による買い替えや破損の修理などにかかる費用を3万円まで補償します。 ※自己負担金:1事故につき5千円 |
一般カードランクのクレジットカードは、保険が付帯していないものも少なくありません。
アメックスグリーンは旅行から日常生活まで、さまざまなトラブルに対応できる手厚い保険が付帯しており、最強の評価にふさわしい内容となっています。
アメックスグリーンの審査内容は?審査落ちしないための注意点と申し込み方法を解説!
アメックスグリーン会員限定のグリーン・オファーズ™
グリーン・オファーズ™は、アメックスグリーン会員限定の優待サービスの総称です。
2名以上のコース料理予約で1名分のコース料理代が無料になる「2 for 1 ダイニング by 招待日和 ‐グリーン・オファーズ™‐」をはじめ、お得にサービスを利用できる優待サービスが充実しており、ラグジュアリーな体験を後押ししてくれます。
充実した優待サービスの数々は、多くのアメックスグリーン会員からも評判です。
月会費以上にお得なサービスを利用できる最強の特典です。
アメックスグリーンの2つのデメリット
最強と評価されるアメックスグリーンではあるものの、デメリットが2つあります。
アメックスグリーンのデメリット
- 世界シェアがVisaやMastercard®よりも低い
- ポイント還元率が高くて年会費無料のクレジットカードはたくさんある
ここでは、アメックスグリーンのデメリットについて解説します。
世界シェアがVisaやMastercard®よりも低い
国際ブランドのAmerican Express®は、世界シェアはVisa・Mastercard®よりも低く、店舗によっては、アメックスグリーンを利用できない恐れがあります。
クレジットカードの国際ブランド別世界シェア率
国際ブランド | シェア率 |
---|---|
Visa | 44.8% |
銀聯 | 26.7% |
Mastercard® | 24.5% |
American Express® | 2.3% |
JCB | 1.1% |
Diners Club | 0.8% |
シェア率の低さは、最強のアメックスグリーンにおける最大のデメリットです。
海外に行く方は、アメックスグリーンとともに違う国際ブランドのクレジットカードを作っておくことをおすすめします。
ポイント還元率が高くて年会費無料のクレジットカードがたくさんある
年会費無料でポイント還元率が1.0%以上のクレジットカードもあるため、アメックスグリーンのポイント還元率だけを考えると、最強のクレジットカードとは言えないかもしれません。
特典を利用することで最大10.0%以上になるクレジットカードもあります。
アメックスグリーンが最強とされるのは、特典や機能性などの総合的な評価によるものです。
ポイント還元率のみを重視する方は、アメックスグリーンではなく、他社のクレジットカードが最強のクレジットカード候補となります。
最強のポイント還元率の目安は、基本のポイント還元率1.0%以上です。
ポイント還元率の高いクレジットカード11選!コスパ最強なのはどのカード?
参考アメックスグリーンのメリット・デメリット 2024!特典を専門家が分析
まとめ
アメックスグリーンは、高いステータスを実感できる最強のクレジットカードで、優待サービスが充実していることに加え、豪華な特典や手厚い保険が付帯しています。
また、月会費1,100円(税込)で所持できるのもポイントです。
現在、アメックスグリーンでは合計35,000ボーナスポイント獲得可能なお得な入会キャンペーンを実施しているため、入会を検討している方は、この機会の申し込みをおすすめします。
※本記事の内容は、2024年3月現在の情報です。
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クレジットカード研究歴10年。クレジットカードを使いこなすクレカマイスターASOです。クレジットカード発行歴20枚以上、現在5枚保有。ポイント高還元率・その他特典やキャンペーンのお得さを求めて、様々なクレジットカードについて日々研究中。もっと早く知りたかったクレジットカードのお得なおすすめ情報を発信していきます。