日本の轍

毎週火曜 午後9:54~10:00

番組紹介

この番組は、日本各地にある道の歴史を紹介します。
その道に隠された先人達の想い、守られ続けている伝統、受け継がれてきた技、そこには後世に伝えたい轍物語があります。

道先案内人:中村トオル

道先案内人

仲村トオル

1月16日(火)

第94回「熊野古道紀伊路 ~紀州徳川家の菩提寺~」

熊野古道紀伊路—くまのこどうきいじ

和歌山県海南市を通る熊野古道紀伊路。
海南市の山中には紀州徳川家の菩提寺である長保寺がある。境内には徳川吉宗が、祖父・頼宣の霊前に寄進したと言われる香炉が所蔵されています。
熊野古道紀伊路、そこには紀州藩の威光を今に伝える轍がありました。

紹介した内容

長保寺—ちょうほうじ

海南市下津町に建つ長保寺は、江戸時代に紀州徳川家の初代藩主・徳川頼宣が菩提寺として定めた寺院です。
本堂の裏手にある歴代藩主の墓石には名前が刻まれておらず、戦の際、敵に墓が暴かれないように用心した為だといいます。

いにしえの香炉

長保寺に所蔵されている鋳銅製の香炉は、8代将軍だった吉宗が祖父である頼宣の霊前に寄進したものです。
吉宗が将軍になり10年目の享保10年頃に、大赤字で引き継いだ江戸幕府の財政が享保の改革によって黒字に転換していきました。
危機に瀕した幕府の立て直しの目途がついた事を、尊敬する祖父への報告として贈ったものだといいます。

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