7月1日(火)
第478回 田辺道「~いにしえから伝わる景勝地~」
田辺道—たなべみち


和歌山県田辺市を通る田辺道。
街道沿いには、およそ2キロにわたって巨石が連なる渓谷があり、その渓谷に流れ込む滝には、不動明王にまつわる伝説が残されています。
田辺道、そこには【伝説が残る景色の轍】がありました。
街道沿いには、およそ2キロにわたって巨石が連なる渓谷があり、その渓谷に流れ込む滝には、不動明王にまつわる伝説が残されています。
田辺道、そこには【伝説が残る景色の轍】がありました。
紹介した内容
奇絶峡—きぜつきょう
街道沿いにある奇絶峡は「きわめてめずらしいこと」という意味の【奇絶】から名前が付けられた渓谷です。
渓谷には巨人が山に腰掛けた際、踏ん張ってできた足跡と伝わる「大人の足跡」など様々な巨石があります。
渓谷には巨人が山に腰掛けた際、踏ん張ってできた足跡と伝わる「大人の足跡」など様々な巨石があります。


道の記憶 不動の滝
奇絶峡のお不動さん—きぜつきょうのおふどうさん
高さおよそ23メートルの不動の滝には伝説が残っています。
近くに住む男が商いの帰り道、滝の前で休んでいたところ、滝行をしている修験者に出会いました。
目を離すと滝行をしていた修験者がいなくなり、お不動様の化身だと思った男は、滝の上流にある巨石の下に、不動明王を祀ったと伝わります。
近くに住む男が商いの帰り道、滝の前で休んでいたところ、滝行をしている修験者に出会いました。
目を離すと滝行をしていた修験者がいなくなり、お不動様の化身だと思った男は、滝の上流にある巨石の下に、不動明王を祀ったと伝わります。

