番組紹介

この番組は、日本各地にある道の歴史を紹介します。
その道に隠された先人達の想い、守られ続けている伝統、受け継がれてきた技、そこには後世に伝えたい轍物語があります。
  • 道先案内人

    仲村トオル

    道先案内人:中村トオル

12月2日(火)

第500回 葛城越道「~岸和田城を守る神社への道~」

葛城越道—かつらぎごえみち

葛城越道
葛城越道
大阪府岸和田市を通る葛城越道。
この道の近くにある岸城神社には、岸和田の安泰と繁栄を願った狛犬が残ります。
葛城越道、そこには【子孫繁栄を祈る轍】がありました。

紹介した内容

岸城神社—きしきじんじゃ
岸和田城の東側に鎮座する岸城神社は、地元の人々が五穀豊穣を祈り築いたのが始まりと言われています。
岸和田城が千亀利城と呼ばれていたことから、城の鎮守神であった岸城神社は「千亀利のお宮」と呼ばれ、縁を結ぶ神様として信仰されています。
岸城神社
岸城神社

道の記憶 城主奉納の狛犬

岡部家奉納の狛犬—おかべけほうのうのこまいぬ
江戸時代、長きにわたり岸和田を治めた岡部家は、後継ぎに恵まれない時に岸城神社に祈願をしました。
子が産まれると狛犬を奉納し、その一つが現在も本殿に残り、安産のご神徳がある狛犬として伝えられます。
岡部家奉納の狛犬
岡部家奉納の狛犬