4月9日(火)

第416回 忍坂街道「~信仰の火を灯す道~」

忍坂街道—おっさかかいどう

忍坂街道
忍坂街道
奈良県桜井市忍阪地区を通る忍坂街道。
街道沿いにある忍坂坐生根神社には、地域の氏神として信仰の深さを伝える風習が今も残されています。
忍坂街道、そこには【灯し続ける信仰の轍】がありました。

紹介した内容

忍坂坐生根神社—おっさかにいますいくねじんじゃ
山を御神体として祀る忍坂坐生根神社は、氏神として忍阪の住民から信仰されています。
創祀年代は不詳だが、1000年以上昔に書かれた書物にもその名が記されています。
忍坂坐生根神社
忍坂坐生根神社

道の記憶 信仰の灯火

石灯籠—いしどうろう
忍坂坐生根神社にある石灯籠は地域の安全と繁栄を願い、日の入りが近くなると毎日欠かすことなく、住民が持ち回りで火を灯す風習があります。
神社に残る最も古い石灯籠は今から350年前に作られたものです。
石灯籠
石灯籠