3月5日(火)

第411回 徳川道「~明石の名城へ続く道~」

徳川道—とくがわみち

徳川道
徳川道
兵庫県を通る徳川道。
江戸時代の終わり、神戸港の開港により神戸市に外国人が住み始めました。
当時は国内で、武士を中心に外国人の受け入れを拒む動きがあり衝突を避けるため、明石市まで続く徳川道が作られました。
明石市の象徴が、江戸時代に建てられた明石城で今も貴重な三重櫓が残されています。
徳川道、そこには【明石を見守り続ける名城の轍】がありました。

紹介した内容

神戸港—こうべこう
神戸港は日米修好通商条約に基づく、1868年の開港で、近代港湾として明治以降の日本の近代化を支えました。
それに伴い神戸市は国際港湾都市として外国人が住むようになりました。
神戸港
神戸港

道の記憶 明石城の三重櫓

明石城—あかしじょう
江戸時代に建てられた明石市の象徴である明石城。
本丸には、標的になりやすかったことなどから、天守閣は建てられなかったが、敵を監視する役目を担っていた
三重櫓が残されています。
この櫓は約400年前の築城当時から残る貴重な櫓で、全国に12基残るうちの2つが明石城にあります。
明石城
明石城