4月2日(火)

第415回 忍坂街道「~伝説の大石が残る道~」

忍坂街道—おっさかかいどう

忍坂街道
忍坂街道
奈良県桜井市を通る忍坂街道。
その昔、神武天皇が大和の国を平定するため、この街道を通って奈良盆地へ進出しました。
その際、敵の攻撃を防いだ石が桜井市の忍阪地区に残っています。
忍坂街道、そこには【神武天皇の伝説にまつわる轍】がありました。

紹介した内容

忍阪—おっさか
桜井市には忍阪と呼ばれる地域があり、神武天皇が大和の国を平定するための重要拠点として古事記・日本書紀に記されています。
忍阪
忍阪

道の記憶 伝説の神籠石

神籠石—じんごいし
忍阪集落にそびえる神籠石は神武天皇が、この地を平定する際、敵の攻撃を楯にして防いだ石と伝えられています。
集落に住む男子は神籠石に素手でのぼり、その上で大の字になると一人前の証とされてきました。
神籠石
神籠石