2月27日(火)

第410回 中山道(旧街道)「~芭蕉の俳句が残る道~」

中山道—なかせんどう

中山道
中山道
滋賀県彦根市を通る中山道。
この地には、街道でも二番目に大きな宿場町である高宮宿がありました。
松尾芭蕉も訪れ、詠んだとされる俳句が残されています。
中山道、そこには【芭蕉が俳句を残した景観の轍】がありました。

紹介した内容

高宮宿—たかみやしゅく
高宮宿は滋賀県彦根市に残る中山道六十九次の宿場町で、江戸期に栄えた商家や民家が連なりを見せています。
高宮宿のちょうど真ん中あたりに松尾芭蕉の句碑があり、「たのむぞよ 寝酒なき夜の 古紙子」と詠んだとされています。
高宮宿
高宮宿

道の記憶 芭蕉が愛した雪景色

高宮神社—たかみやじんじゃ
街道沿いにある高宮神社は高宮の中央に位置しています。
創立祀代は不詳ですが、社伝によると、鎌倉末期と伝わります。
敷地内にある笠砂園内には、芭蕉門弟で千川亭の兄弟の堂に泊まった時に詠んだ、「をりをりに 伊吹をみてや 冬籠」の句碑があります。
高宮神社
高宮神社